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新株予約権付社債とは?メリットや投資の手法を解説



転換社債型新株予約権付社債のメリットや投資の手法


転換社債型新株予約権付社債とは

転換社債型新株予約権付社債は、社債を発行した企業の株式に、一定の条件のもとで転換できる権利が付いた社債のことです。
社債としての側面と転換すれば株式としての側面もある点で、投資に有利に活用できるのがメリットです。
社債として年に1回から2回、利息を受け取ることができます。
もし、途中で株式に転換することなく、社債のまま償還日まで保有し続ければ、額面金額の払い戻しも受けられます。
一方、株式に転換した場合は、株価の上昇により、値上がり益も得られるのです。
転換するまでの間は、社債の利払いも受けられるのも魅力です。

転換社債型新株予約権付社債のメリット

転換社債型新株予約権付社債のメリットは、社債としての魅力と株式としての魅力の2面性を持つ点です。
株価が上昇すると見込めば、株式に転換して、値上がり益を狙えます。

一方、株価が低迷している場合や値下がりしているなら、転換権は行使せず、そのまま保有し続けることが可能です。
その間は、利息を得ることができ、償還日まで保有し続ければ、償還金の払い戻しも得られるので、基本的に損はありません。
ただし、株式に転換できる有利な権利が付いているため、普通社債に比べると、利率は低いです。

また、社債は保有して利息を得て償還を受けるだけでなく、償還前に債券市場で売却も可能です。
転換社債型新株予約権付社債の市場価格は、付与されている株式への転換権の影響を受け、株価が下落するほど、下落する傾向にあります。
ですが、株式がどんなに低下したとしても、転換社債型新株予約権付社債の市場価格は下げ止まるのが一般的です。
なぜなら、償還日まで保有すれば、額面金額で償還される債券として、株式とは異なり、元本保証があるからです。

転換社債型新株予約権付社債の3つの投資スタイル

転換社債型新株予約権付社債は、購入後の株価変動を見ながら、大きく分けて3つの投資スタイルがあります。

株式転換

1つ目は、株式に転換する方法です。
あらかじめ定められている転換価格以上に株価が値上がりした時に売買することで、値上がり益が得られます。

社債売却

2つ目は、転換社債型新株予約権付社債としての価格が、購入した時よりも上昇した時に、社債を売却する方法です。

償還日まで保有

3つ目は、償還日まで、そのまま保有し続ける方法です。
利払い日には利息の支払いが得られるうえ、償還日にいくら受け取れるのか、あらかじめわかっているので、安心感もあります。

まとめ

本日は転換社債型新株予約権付社債のメリットや投資の手法の基本についてご紹介しました。
新株予約権の設計評価登記に関するご相談は永田町司法書士事務所までお問い合わせください。



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