法人登記ってそもそも何?申請や変更登記について
法人登記とは何?法人設立時のポイントや申請手順について
法人登記とはどのようなもの?
会社登記には法人登記と商業登記が主になりますが、その中でも法人登記とはどのようなものかよくわからない方もいるでしょう。
こちらでは法人登記についてや申請の手順、変更方法について詳しく解説していきます。
そもそも登記とは、法人として会社を運営する際に、公にどのような会社として運営するのかを公開し、公的に認めてもらう制度です。
当然法人登記は任意ではなく法律で義務付けられています。
法人として会社を運営するにもかかわらず、登記を行わないで放置していると罰則もあります。
法人登記を行うときの申請手順
まずは会社をどのように設立するか決めるのですが、方法として1人で始められる発起設立と株主などを募集して設立する募集設立があります。
会社の事業目的や商号などを決める定款を作り、株式会社の場合は公証役場でも見てもらい、認証を行わなければなりません。
今度は出資金を払い込み、誰がいくら払ったのかをわかるようにしておきます。
その後、証明をするための書面を作成し、法務局へ提出しましょう。
最後に法人登記の申請を行うのですが、登記申請日が会社の設立日となります。
登記事項の変更方法
会社を設立したときのままずっと変わらない場合は変更することはありませんが、月日が経てばさまざまなことが変わってくるため変更が生じることもあるでしょう。
実は変更したときにも素早い登記変更が必要となります。
たとえば、会社の本店が移動になり住所を変更する、役員が新しく入ってきたなど細かいことも申請が必要です。
この変更が生じたときには、2週間以内に申請をしなければ100万円以下の過料を受けてしまいます。
登記完了までには数日必要ともなりますので、早めの手続きを心がけましょう。
さいごに
法人設立ではさまざまな手続きがあり、さらに、その後にも提出しなければならない書類もあります。
初めて法人登記を作成し会社を持つ方にとっては、わからないことも多々出てきて困ってしまうでしょう。
法人を設立する目的や行わなければいけない手続きなども、細かい部分も見ていくと会社ごとに変わってくる点もあるため専門家へ相談しましょう。
申請手順でわからないことがあったときにもすぐ相談ができますし、手続きの際の漏れもなく心強いでしょう。
登記に関するご相談は永田町司法書士事務所までお問い合わせください。