非公開会社の募集株式発行(増資)で起こりやすい手続ミス一覧資本金の額の増加非公開会社の募集株式発行(増資)で起こりやすい手続ミスエクイティによる資金調達は、契約書を交わして、投資家からお金が振り込まれれば終わり……ではありません。会社法にしたがって募集株式の発行手続きが完了してはじめて、株式発行の効力が生じるので...続きはこちら
公開会社の有利発行で「株主総会議事録」は添付が要るのか?旧商法先例と会社法の決議機関の関係を整理資本金の額の増加公開会社の有利発行の添付書類本稿においては、公開会社の有利発行における添付書類と以下の4つの点を中心に解説いたします。1.募集株式(・募集新株予約権)の基本フロー2.会社法における公開会社の有利発行時の決議機関3.旧商法先例(S30.6.2...続きはこちら
債権を現物配当する場合の手続と留意点資本金・準備金現物配当現物配当とは、剰余金の配当を「金銭以外の財産」で行う方法です。配当財産に債権を用いる場合、形式的には株主総会での剰余金配当決議により実現します。しかし、実務では通常の債権譲渡と同様に、債務者への通知や承諾といった対抗要件の具備が必要...続きはこちら
金銭債権を現物出資する際の弁済期取扱いと擬似DESとは?増資金銭債権を現物出資する場合の登記取扱い金銭債権を現物出資とする場合で、会計帳簿を添付するケースについて、登記実務では、添付書類から弁済期が到来していないことが明らかな場合を除き、登記を受理される扱いがなされています。したがって、弁済期が到来...続きはこちら
外資系企業の増資における外貨払込 、円換算と登記実務のポイント増資外貨払込をめぐる背景当事務所では外資系クライアントの増資案件を多く扱います。その際、出資金は海外送金されるため、為替差や銀行手数料による調整が問題となります。かつては「銀行発行の株式取扱保管証明書」が必要でしたが、現在は会社の口座へ直接送金...続きはこちら