法人設立
- 事業年度は3月末がいいの?
日本の法人は3月末とする法人が多いのですが、特段これに理由はありませんので3月末にする必要はありません。3月末に設定するとむしろデメリットの方が大きいと考えています。設立日から1番遠い事業年度に設定する法人が多いです。特段こだわりがなければ繁忙期(3月決算の法人が多いため5月、6月は税理士事務所は繁忙期)を避けた方がいいと考えます。詳しくは下記をご参照ください。
(関連リンク:法人の事業年度はいつがいい?)- 発行可能株式総数は何株にすればいいですか
発行する株式の3倍、10倍あたりに設定される方が多いです。また、倍数ではなく単に1万株とする方も多いです。ご指定がなければ、当事務所にお任せいただくことも可能です。
- 株式は、何株発行するのがベストですか
設立時発行株式の数や1株あたりの金額は自由に決めていただくことが可能です。資本金をいくらにするかなどバランスもあると思うので、一概には言えませんが、大体みなさま、1株1万円又は1株5万円程に設定する方が多いです。
- 株券は発行した方がいいですか
株式会社は原則株券は発行しません。管理コストや発行コストが発生するため、ほとんどの会社は株券不発行会社としています。
- 普通株式と種類株式ってなんですか
種類株式を発行する場合、権利内容になんら制限のない標準株式のことを「普通株式」といいます。種類株式は、株式の一部につき異なる内容を定めた株式のことです。
種類株式の例としては、優先配当権がある代わりに、議決権行使に制限がある議決権制限株式等がございます。