【相談事例】遺言書に書いてない財産が新たに見つかりました。この場合どうなるのでしょうか

遺言書にない財産の取扱いを確認する

まずは、遺言書を確認し、「遺言書に記載のない財産についての取扱い」がないか確認しましょう。
財産が多い方は、主な財産について、どのように相続させるのか記載し、その他の細かい財産については「その他財産は～」「記載のない財産は～」などとしてひとくくりにして取扱いを決めてしまうケースも少なくありません。

記載がある場合

記載があれば記載通りに手続きを進めます。

記載がない場合

もし上記のような記載や似たような記載がない場合には、記載のない財産については、相続人全員で遺産分割協議を行う必要があります。遺産分割協議の結果、決定した事項は、遺産分割協議書として書面にしその作成した遺産分割協議書に従い、金融機関などでその後の手続きを進めることとなります。