決算公告のWEB開示をやめたら登記はいつ抹消するか、継続開示義務との関係・見落としやすいトリガー・実務フロー公告 / 公告方法公告方法の登記本稿は、決算公告のWEB開示(「貸借対照表に係る情報の提供を受けるために必要な事項」=URL登記)を廃止したとき、抹消登記をいつ行うべきかを、提示ケースの範囲で整理します。ポイントは次の3つです。1.抹消登記のタイミング(5年...続きはこちら
変更日が分からない「定款変更」をどう処理するか?実務整理定款変更・その他の登記結論(本コラムの要点)・(例えば)単元株式の定めは定款事項であり、登記事項にも該当します。過去に定めが存在した痕跡(定款・株式取扱規程・旧議事録等)が残っているのに登記がない場合、変更登記か更正登記か、まず原因と日付の立証可能性で切り分けま...続きはこちら
端株原簿名義書換代理人の登記抹消手続きと必要書類定款変更・その他の登記端株制度と代理人制度の廃止会社法施行前は、1株未満の端数である「端株」が存在し、その管理のために「端株原簿」を備え、名義書換代理人を置くことができました(旧商法220条の2第5項、206条第2項)。しかし、会社法施行により端株制度そのものが...続きはこちら
ダブル公告は本当に必要か?減資手続における公告の取扱い公告 / 減資 / 登記申請手続(各種)債権者保護手続と公告の原則株式会社が資本金や準備金を減少する場合には、会社法449条に基づき債権者保護手続が必要となります。具体的には以下を行います。・官報による公告・知れたる債権者への個別催告ただし、定款に基づき「電子公告」や「日刊新聞紙...続きはこちら
取締役会における書面決議の実務整理定款変更・その他の登記書面決議の利用場面取締役会の書面決議(決議の省略)は、役員のスケジュール調整が難しい大企業や、緊急性がある案件で利用されます。ただし、3か月に1回以上の業務執行報告に関する取締役会は書面決議できないので注意が必要です(会372条2項、363...続きはこちら