株主総会議事録における「株式数・議決権数」の扱い法定書類必要的記載事項ではないが、問い合わせや補正の原因になりやすいポイント株主総会議事録を作成する際、発行済株式総数・議決権数・株主数・出席株主数などを記載することがあります。これらは会社法上の必要的記載事項ではないため、書かなくても違法ではあり...続きはこちら
改正会社法、役員等賠償責任保険(D&O保険)の新ルールと実務対応定款変更・その他の登記改正の要点2019年改正会社法(2021年3月施行)により、役員等に対する「補償契約」と「役員等賠償責任保険契約(D&O保険)」について、手続と情報開示のルールが明確化されました。主なポイントは以下のとおりです。・契約の内容決定は原則として...続きはこちら
就任承諾書「住所記載」と本人確認証明書のいま、商業登記規則61条の読み替え・矛盾点・安全運用役員商業登記規則61条「新任取締役等の就任承諾書と本人確認証明書」に関する取扱いについて、特に就任承諾書に住所を記載させる要求と、規則61条2~4項の適用除外との関係は、実務担当者の混乱点です。本稿は、以下を整理します。・どのケースで住所記載が...続きはこちら
監査等委員会設置会社への移行登記をどう組むか、役員枠・原因の書き方・定款変更の整理定款変更監査等委員会設置会社への移行登記会社法改正により選択肢として導入された「監査等委員会設置会社」ですが、上場会社を中心に移行事例が増えています。従来の監査役会設置会社から移行する場合には、定款変更に伴い役員構成が大きく変わるため、登記事項の整...続きはこちら
決算公告のWEB開示をやめたら登記はいつ抹消するか、継続開示義務との関係・見落としやすいトリガー・実務フロー公告 / 公告方法公告方法の登記本稿は、決算公告のWEB開示(「貸借対照表に係る情報の提供を受けるために必要な事項」=URL登記)を廃止したとき、抹消登記をいつ行うべきかを、提示ケースの範囲で整理します。ポイントは次の3つです。1.抹消登記のタイミング(5年...続きはこちら