解散・清算と新株予約権の関係、抹消登記は必要か?新株予約権(SO) / 解散・清算新株予約権と解散・清算の関係解散や清算結了の登記を進める際、会社が新株予約権を発行していた場合に、そのまま清算結了登記ができるのかという論点は、実務上しばしば迷うところです。特に「すでに行使期間が満了している新株予約権」については、抹消登記...続きはこちら
単元株とは?仕組みと実務上の留意点定款変更・その他の登記単元株の基本概念株式会社は、定款で「一定数の株式を一単元とする」ことができます(会社法188条)。例えば10株を1単元とすれば、3株や9株しか持たない株主は「単元未満株主」となり、株主総会で議決権を行使できません。議決権がないため、株主総会...続きはこちら
登記申請の「添付書類」実務メモ。「定款は全文」「援用は原則×」「登記情報の落とし穴」まで総整理法定書類登記申請の添付書類本稿は、登記申請の「添付書類」における要点を、実務の順序で再構成したものです。日々の申請で補正を招きやすい“落とし穴”を、根拠とともに一度で確認できるようにまとめました。添付書類の4分類実務は次の分類で考えると迷いません(...続きはこちら
特定の株主から自己株式を有償取得する場合の手続きとは登記申請手続(各種)自己株式の取得と株主平等原則株式会社は、株主への利益還元や資本政策の柔軟な運用を目的として、株主から自己株式を取得することがあります。もっとも、会社法上は「株主の平等取扱い」が大原則です。特定の株主のみが株式を会社に売却し、現金化できる機会...続きはこちら
登記の「遺漏」とは何か、更正登記との境界と、漏れやすい論点の整理更正登記・抹消登記登記の遺漏と更正新規クライアントの履歴事項を点検していると、登記事項なのに登記されていない/一部だけ記載が抜けているといった事案に出会います。本コラムは実例をもとに、遺漏更正ではなく通常の変更登記で処理する場面、添付の考え方、漏れやすい定型...続きはこちら