組織再編と商号変更、同一商号・同一本店を生ませない実務設計組織再編組織再編と商号変更新設分割で親会社と同じ商号(同一本店)の新会社を立ち上げ、その直後に親会社を吸収合併で消滅させる——現場では珍しくない設計です。目的は明快で、①対外的な連続性(看板を変えない)、②預金口座や請求書実務の混乱回避(口座番号を...続きはこちら
代表取締役の選定と印鑑証明書の要否を整理役員表取締役の選定に伴う印鑑証明書の要否本稿では、代表取締役の選定に伴う印鑑証明書(以下、印鑑証)の要否を、次の場面別に整理します。1.代表取締役が死亡したとき(取締役会非設置会社)2.取締役会を廃止しつつ代表取締役を選ぶ(同一総会/日を分ける...続きはこちら
「1月1日設立」や休日・祝日設立がついに可能になります。商業登記規則改正案の概要と実務への影響会社・法人設立元旦設立可能にこれまで「元旦設立」の会社は存在しませんでした。登記所が年末年始(12月29日〜1月3日)を行政機関の休日として執務を行わないため、「1月1日設立」の登記申請は不可能だったのです。しかし、法務省が公表した「商業登記規則等の一部...続きはこちら
事業年度変更と会計監査人の自動再任、どこまで自動再任となるのか役員事業年度変更と会計監査人本日は、事業年度の変更(とくに延長)を行ったときの会計監査人の任期と“自動再任”の可否を整理します。焦点は、次の2ケースで退任時期がどう決まるかと、その後の再任手続が要るかです。① 事業年度を変更した“後”に会計監査...続きはこちら
取締役会廃止とついで登記は本当に一括申請が必須なのか、取締役会廃止と新株予約権の関係が絡むケース登記申請手続(各種)取締役会廃止と他の登記申請本日は、「取締役会を廃止するときに、他の登記を一緒に申請しなければならないのか?」というテーマについて解説します。会社法上、登記を同時に行わなければならない(いわゆる必要的一括申請)のは、監査役の退任や取締役会の設...続きはこちら