会社分割に伴う剰余金の配当決議、実務上の課題と論点整理吸収分割 / 新設分割人的分割と剰余金の配当人的分割では、対価を直接株主に交付するのではなく、分割会社がいったん対価を受け取り、剰余金の配当を通じて株主に交付する仕組みが採られています。そのため、分割契約書には「剰余金の配当を行う」との記載を置き、実際の配当決議...続きはこちら
逆さ合併の実務パターンと留意点吸収合併想定ケース完全親子関係にある会社A(親会社)と、その兄弟会社B・C(いずれもAの100%子会社)が存在するとします。この場合、兄弟会社同士と親会社を絡めた合併は複数のパターンが考えられます。AがCを合併し、続いてBがAを合併する場合・Aは一...続きはこちら
贈与された不動産を登記しないリスクと実務対応、手続の流れ・必要書類・費用まで贈与本コラムの要点・不動産を贈与されたら速やかに所有権移転登記を行うのが原則です。登記を先延ばしにすると、撤回・二重処分・相続混入・税務追徴などの重大リスクが高まります。・生前贈与の登記は、原則贈与者・受贈者の共同申請で進めます。必要書類は贈与...続きはこちら
本店移転登記の実務ポイントと注意点会社の本店(住所)移転本店移転の意思決定の流れ本店移転について、実際の企業での意思決定はおおよそ次のように進みます。1.移転の検討開始(相場調査や候補地の比較)2.移転方針の決定(担当者から報告、物件探し継続)3.物件決定・引越時期の確定4.細部準備と並行して登...続きはこちら
上場会社におけるBS要旨の公告と合併公告の実務吸収合併会計監査人設置会社における計算書類の確定会計監査人設置会社(上場会社を含む)では、会計監査人から無限定適正意見が得られた場合、いわゆる決算取締役会で計算書類を承認した時点で計算書類が確定します。例えば12月決算の場合、合併公告を行うタイミン...続きはこちら