よくあるご質問

登記申請手続(各種)

「●月●日をもって辞任」と「●月●日付で辞任」との違いは何ですか?

「日付で」はその日を基準とする表現で、時間のニュアンスは明確ではありません。
一方で「をもって」は、その日の終了時点までを指すのが通例です。

「●月●日をもって辞任」とは具体的にいつ辞任することを意味しますか?

一般的には、その日の24時(=その日が終了する時点)を意味します。したがって、効力発生日は翌日0時からとなります。
『登記研究281号69頁・質疑応答4906』において、「本日をもって」とは「午後12時までである」と解するのが相当との回答が示されています。これにより、「をもって」は当日末までを意味するという解釈が裏付けられています。
しかし、実務上は、日付が一致していれば登記に支障はありません。文言が「をもって」「日付で」で異なっていても、補正対象となることは通常ありません。

新株予約権の全部行使が満了日前にあった場合はどうなりますか?

満了日を待つ必要はなく、実際の全部行使日を登記原因日として「新株予約権全部行使」による抹消登記を行います。

新株予約権の行使期間満了月も月末日を登記原因日にできますか?

できません。満了日を過ぎると新株予約権は消滅しているため、登記原因日を月末日とすることは不可です。満了日を登記原因日として、当月の行使分をまとめます。

新株予約権の行使は、通常どのように登記しますか?

通常は1か月間に行使された分をまとめ、月末日付を登記原因日として変更登記を行います。これは会社法915条3項に基づく取扱いです。

会社法人登記(商業登記)の

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