よくあるご質問

登記申請手続(各種)

定款に「事業年度終了後3か月以内」と定めがあるのに遅れた場合、役員の任期はどうなりますか?

定款の定める開催時期の最終日をもって役員の任期が満了します。その後に開催された株主総会で再任・新任が決議された時点で、役員が就任します。

定時株主総会は必ず事業年度末から3か月以内に開催しなければなりませんか?

会社法上は「毎事業年度終了後一定の時期に招集」としか規定されておらず、3か月以内というルールは明文化されていません。実務上は、基準日制度や税務申告の期限から逆算して、ほとんどの会社が3か月以内に開催しています。

「●月●日をもって辞任」と「●月●日付で辞任」との違いは何ですか?

「日付で」はその日を基準とする表現で、時間のニュアンスは明確ではありません。
一方で「をもって」は、その日の終了時点までを指すのが通例です。

「●月●日をもって辞任」とは具体的にいつ辞任することを意味しますか?

一般的には、その日の24時(=その日が終了する時点)を意味します。したがって、効力発生日は翌日0時からとなります。
『登記研究281号69頁・質疑応答4906』において、「本日をもって」とは「午後12時までである」と解するのが相当との回答が示されています。これにより、「をもって」は当日末までを意味するという解釈が裏付けられています。
しかし、実務上は、日付が一致していれば登記に支障はありません。文言が「をもって」「日付で」で異なっていても、補正対象となることは通常ありません。

新株予約権の全部行使が満了日前にあった場合はどうなりますか?

満了日を待つ必要はなく、実際の全部行使日を登記原因日として「新株予約権全部行使」による抹消登記を行います。

会社法人登記(商業登記)の

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