よくあるご質問

役員

「●月●日をもって辞任」と「●月●日付で辞任」との違いは何ですか?

「日付で」はその日を基準とする表現で、時間のニュアンスは明確ではありません。
一方で「をもって」は、その日の終了時点までを指すのが通例です。

「●月●日をもって辞任」とは具体的にいつ辞任することを意味しますか?

一般的には、その日の24時(=その日が終了する時点)を意味します。したがって、効力発生日は翌日0時からとなります。
『登記研究281号69頁・質疑応答4906』において、「本日をもって」とは「午後12時までである」と解するのが相当との回答が示されています。これにより、「をもって」は当日末までを意味するという解釈が裏付けられています。
しかし、実務上は、日付が一致していれば登記に支障はありません。文言が「をもって」「日付で」で異なっていても、補正対象となることは通常ありません。

事業年度を変更すると会計監査人の任期はどうなりますか?

先例によれば、
・事業年度変更後に選任された場合 → その事業年度末までを任せるため、定時株主総会の終結時に退任。
・選任後に事業年度を変更した場合 → 変更効力発生日に任期満了となる。

会計監査人は任期満了後に自動再任されるのですか?

定時株主総会での満了時は自動再任されますが、臨時総会による定款変更で任期満了となった場合は自動再任されません。

会計監査人に補欠規定はありますか?

ありません。欠員が生じた場合、監査役または監査役会が一時会計監査人を選任する制度で対応します。

会社法人登記(商業登記)の

ご相談・ご依頼はこちら
お問い合わせ LINE

ご相談・お問い合わせはこちらから