外国人役員就任登記の添付書類としてサイン証明書を提出したら補正に…住所が記載されていませんでした。
登場人物
中小企業Z社の代表・加藤さん/イギリス在住の外国人取締役候補・ウィリアム氏
相談内容
Z社では、イギリス在住のウィリアム氏を社外取締役として登用。サイン証明書をロンドンの公証人から取得して提出したが、登記申請後に法務局から「住所が記載されていないため、本人確認証明書として不十分」と補正通知が届いた。急ぎだったため、会社内で混乱。
司法書士のアドバイス
イギリスのサイン証明書は、住所記載がない形式が一般的です。この場合、在留証明書や免許証など住所がわかる補完資料の添付が必要です。
本人確認に必要な項目(氏名・住所・生年月日)が書類に含まれているかを、提出前に必ずチェックしましょう。
詳細はこちらのコラムでも解説をしています。
(リンク:外国人役員の本人確認証明書に必要な書類とは?署名証明書・宣誓供述書の違いと注意点)