新株予約権の行使と払込日の前後関係、登記手続きの留意点新株予約権(SO)新株予約権の発行・払込日・行使日の関係新株予約権の発行および行使に関する登記手続きにおいては、「払込日」と「行使請求日」の関係は、重要な要素となります。新株予約権の発行と同時に行使を行うケースは少なくありません。ある会社において、以下のスケ...続きはこちら
いわゆる100%減資とは?会社再建スキームとしての活用方法減資いわゆる100%減資「100%減資」という言葉は会社法上の用語ではなく、実務で用いられる総称です。債務超過に陥った会社が、既存株主に責任を求めつつ、新しい出資者を迎えて再出発するために行うスキームの一つです。100%減資の典型的な手続き一般...続きはこちら
外資系企業の増資における外貨払込 、円換算と登記実務のポイント増資外貨払込をめぐる背景当事務所では外資系クライアントの増資案件を多く扱います。その際、出資金は海外送金されるため、為替差や銀行手数料による調整が問題となります。かつては「銀行発行の株式取扱保管証明書」が必要でしたが、現在は会社の口座へ直接送金...続きはこちら
支店登記はいつ必要か?実務上の基準と判断支店設置・移転支店の定義と判例会社法上の「支店」とは、名称によらず実質で判断されます。判例(最判昭和39年3月10日)によれば、「本店に従属し、本店と異なる場所に設けられ、一定範囲の営業について独立性をもって活動できる人的・物的組織を備える営業所」が支店...続きはこちら
株式の取得日は売買契約日ではなく名義書換請求日、株券不発行時の公告不要と株主名簿の注意点定款変更株券不発行が原則となった背景会社法施行以降、株券不発行が原則となりました。そのため、もともと株券発行会社であっても、株券を廃止する会社が増えています。もっとも、定款変更や登記の手間・費用を理由に、形式上は株券発行会社のままにしている会社も存...続きはこちら