条件付きで減資額が変動する場合の記載例と実務上の留意点減資条件付減資公告減資は、資本構成の見直しや欠損補填のために行われる会社法上の重要な手続です。通常は減資金額を確定させて公告・決議を行いますが、増資や新株予約権の行使を条件として減資額が変動する場合もあり得ます。本稿では、減資公告時点において減...続きはこちら
ダブル公告は本当に必要か?減資手続における公告の取扱い公告 / 減資 / 登記申請手続(各種)債権者保護手続と公告の原則株式会社が資本金や準備金を減少する場合には、会社法449条に基づき債権者保護手続が必要となります。具体的には以下を行います。・官報による公告・知れたる債権者への個別催告ただし、定款に基づき「電子公告」や「日刊新聞紙...続きはこちら
債権者保護手続と効力発生日・準備金の残し方編減資債権者保護手続きの要否資本準備金の減少手続は、目的によって債権者保護手続きが必要かどうかが変わります。欠損填補のために行う場合 → 債権者保護手続きは不要。その他の目的(剰余金の配当原資を増やすなど) → 債権者保護手続きが必要。この違いは...続きはこちら
欠損填補と損失処理の違い・期中変動の扱い減資欠損填補と損失処理はどう違うのか?資本準備金を減少させるとき、よく混同されるのが「欠損填補」と「損失処理」です。欠損填補・資本準備金を取り崩して「その他資本剰余金」に振り替えること。・この段階では「利益剰余金の赤字(マイナス)」は解消されま...続きはこちら
資本金と資本準備金の減少の基本とその目的減資減資と減準備金の違い会社の財務体制を整理する方法として「資本金の減少(減資)」と「資本準備金の減少(減準備金)」があります。・減資→資本金の額を減らすこと。登記が必要であり、債権者保護手続も必須。・減準備金→資本準備金や利益準備金を減らすこ...続きはこちら