拒否権付株式の限界、役員選解任権付種類株式の決議に拒否権は付けられるか種類株式拒否権付株式(黄金株)の基本拒否権付株式は、会社法108条1項7号に規定される「拒否権付種類株式」であり、一般に「黄金株」と呼ばれます。株主総会や取締役会の決議に対し、特定の株主の同意を必要とする仕組みで、非常に強力な権利設計です。典型的な...続きはこちら
自己株式は種類変更できるのか?実務上の論点整理種類株式自己株式を種類変更する必要はあるか?疑問が生じる実務上の背景通常、株式の種類変更は総株主の同意を前提に行われ、従業員株主の持株などを無議決権株式に切り替える場面などで活用されます。ここで問題となるのが、自己株式についても種類を変更できるのか...続きはこちら
種類株式における参加・非参加、累積・非累積の仕組みと実務上の取扱い種類株式参加株式と非参加株式、累積型と非累積型の整理会社法施行前の旧商法時代、種類株式の内容といえば「剰余金の配当」および「残余財産の分配」に関するものに限られていました。当時は「議決権の制限」は種類株式の内容とはされておらず、定款を確認しないと議...続きはこちら
種類株式を発行する会社が株式分割を行う際の注意点と登記手続き種類株式種類株式と株式分割の登記実務ベンチャー企業やスタートアップにおいて、資本政策の一環として株式分割を行う場面が増えています。とくに、種類株式を発行している会社では、通常の株式分割と比べて注意すべき点が多く存在します。本記事では、種類株式を発行...続きはこちら
取得条項付株式を活用した株式の自動転換スキーム種類株式取得条項付株式とは?取得条項付株式とは、定款であらかじめ定めた一定の事由が生じた場合に、会社がその株式を強制的に取得することができる種類株式です。通常は金銭によって買い取るケースが多いですが、工夫次第で「他の種類株式」や「社債」を対価とする...続きはこちら