債権者保護手続と効力発生日・準備金の残し方編減資債権者保護手続きの要否資本準備金の減少手続は、目的によって債権者保護手続きが必要かどうかが変わります。欠損填補のために行う場合 → 債権者保護手続きは不要。その他の目的(剰余金の配当原資を増やすなど) → 債権者保護手続きが必要。この違いは...続きはこちら
欠損填補と損失処理の違い・期中変動の扱い減資欠損填補と損失処理はどう違うのか?資本準備金を減少させるとき、よく混同されるのが「欠損填補」と「損失処理」です。欠損填補・資本準備金を取り崩して「その他資本剰余金」に振り替えること。・この段階では「利益剰余金の赤字(マイナス)」は解消されま...続きはこちら
資本金と資本準備金の減少の基本とその目的減資減資と減準備金の違い会社の財務体制を整理する方法として「資本金の減少(減資)」と「資本準備金の減少(減準備金)」があります。・減資→資本金の額を減らすこと。登記が必要であり、債権者保護手続も必須。・減準備金→資本準備金や利益準備金を減らすこ...続きはこちら
効力発生日の変更の要点整理、合併や資本金の額の減少手続きの効力発生日の変更吸収合併 / 減資効力発生日を定める位置づけ吸収型の合併・会社分割では、契約書に効力発生日を記載することになりました(商法時代の「合併期日」に相当)。一方、新設型の組織再編では、効力は登記(登記申請日)で発生するため、計画書に効力発生日を記載する必要はありま...続きはこちら
いわゆる100%減資とは?会社再建スキームとしての活用方法減資いわゆる100%減資「100%減資」という言葉は会社法上の用語ではなく、実務で用いられる総称です。債務超過に陥った会社が、既存株主に責任を求めつつ、新しい出資者を迎えて再出発するために行うスキームの一つです。100%減資の典型的な手続き一般...続きはこちら