増資と減資を同日に行う方法と登記実務減資増資と減資を同時に行う「募集株式の発行(増資)」と「資本金の額の減少(減資)」を同一の効力発生日に行うことが可能です。事業年度付近に増資を行う予定があり増資を行うと資本金1億円を超えるが、事業年度末日時点の資本金は1億円以下にしておきたいと...続きはこちら
減資公告に掲載する貸借対照表はどれか、決算未承認の場合の実務判断と会社法上の整理減資減資と債権者保護手続資本金の額の減少(いわゆる「減資」)を行う場合、会社は債権者保護のため、官報等による公告を行う必要があります。この減資公告では、一定の場合に貸借対照表の要旨をあわせて掲載することが求められます。もっとも、実務では次のよう...続きはこちら
2026年3月31日までに減資したい場合の「逆算スケジュール」減資事業年度末までの減資「3月31日までに資本金を下げたいのですが、まだ間に合いますか?」この質問は、毎年2月頃から急増します。減資はスケジュールを詰めれば何とかなる手続きではありません。むしろ重要なのは、着手時期より前に整理しておくべき前提条...続きはこちら
特定の株主から自己株式を取得する場合の実務フローと注意点(非公開会社を前提)株式自己株式取得の位置づけ自己株式とは、株式会社が自社の株式を取得し、保有している状態をいいます。自己株式の取得は、株主構成や会社財産に影響を与えるため、会社の判断だけで自由に行えるものではなく、会社法上、一定の手続きが定められています。株主と...続きはこちら
株式交換契約における対価の交付・割当の記載方法株式交換株式交換契約書に記載する対価株式交換の契約書を作成していると、次のような場面に直面することがあります。・完全子会社の株主が、実質的に1名しかいない・対価は完全親会社の株式・親会社自身には対価が割り当てられないこのようなケースでは、「株式交換...続きはこちら