すべてのよくある質問
- 種類株式ごとに単元株数を変えることは可能ですか?
可能です。普通株式は100株=1単元、A種類株式は10株=1単元といった設定ができます。議決権に差を設けることも可能ですが、議決権差のみを目的とする場合は属人的株式の利用が適切です。
- 単元未満株主は議決権がないのですか?
はい、議決権はありません。ただし残余財産分配請求や株式の買取請求など、一部の重要な権利は制限できません(会社法189条2項)。
- 単元株とは何ですか?
株式会社が定款で定める「一定数の株式」を1単元とする制度です。単元株に満たない株式(単元未満株式)しか持たない株主は、株主総会で議決権を行使できません(会社法188条)。
- 「遺漏による更正」と「変更登記」の使い分けは?
一体記載の一部抜けは更正。独立の登記事項の丸ごと漏れは変更登記で追補、という整理です。
- 責任免除の登記は何が漏れやすい?
取締役会決議による役員の責任免除の登記漏れが散見されます。また、監査範囲限定のまま責任免除規定を置いてしまうと、登記できない規定になります。



