すべてのよくある質問
- 端株原簿や端株原簿名義書換代理人とは何ですか?
会社法施行前の旧商法では、1株未満の「端株」を発行することができ、その管理のために「端株原簿」を備え、名義書換事務を行う代理人を置くことができました。株主名簿管理人の端株版のような位置づけです。
- 組織変更の場合はいつ代表取締役を選べばよいですか?
組織変更は登記が効力要件ではないため、効力発生日以降に取締役会や互選で選定できます。組織変更計画や定款で事前に定めることも可能です。
- 特例有限会社を株式会社に移行する場合の代表取締役選定方法は?
既存会社なので、移行後の定款規定に従います。登記が効力要件となるため、取締役会を設置するなら定款で代表取締役を定めておく必要があります。
- 株式移転や新設分割の計画書に代表取締役を記載することは可能ですか?
可能です。会社法の条文構造上、組織変更計画と同様に、株式移転計画や分割計画に代表取締役を定めることができます。
- 新設型組織再編における設立時代表取締役は、誰が選定するのですか?
通常の発起設立を置き換えて考えます。
・取締役会設置会社 → 設立時取締役の互選
・非設置会社 → 株式移転完全子会社や分割会社(=発起人に相当)が選定
実務的には、定款に設立時代表取締役を直接定める方法が最も安定です。



