書面による条件付決議の実務的課題と留意点種類株式書面決議(決議の省略)全部取得条項付種類株式を利用したスクイーズ・アウトは、上場会社だけでなく非上場会社でも利用される場面があります。ところが、この手続は 複数の定款変更・株主総会・種類株主総会を要するため、決議の重複や条件付決議の扱いが複...続きはこちら
発信主義と到達主義、自己株式取得通知の期限をどう考えるか株式分割・株式併合 / 登記申請手続(各種)発信主義と到達主義の違い会社法上の通知には、発信主義と到達主義があります。・発信主義→期限までに発送すれば効力あり・到達主義→期限までに相手方に到達していることが必要株主への通知については、株主名簿上の住所に宛てて行えば足り、しかも「通常到...続きはこちら
書面決議の同意書は提案者も必要?実務で誤解しやすいポイント法定書類 / 登記申請手続(各種)取締役会書面決議取締役会の「書面決議(決議の省略)」は、実務で広く利用されています。特に外資系企業や多忙な取締役が多い会社では、「会議を開かずに同意書を集める」形でスピーディに意思決定を行うことが一般的です。しかし、その際に誤解されやすいの...続きはこちら
存続会社の事後開示書面、消滅会社の事前開示の承継と「重複開示」の扱い吸収合併 / 組織再編事後開示書類の作成3月は組織再編(合併/会社分割(吸収)/株式交換)が重なり、事後開示書類の作成が続きます。事後開示は、基本的に手続の経過報告であり、事前開示に比べれば作成の考えどころは少なめです(事前開示は追加開示事項・債務履行見込みなど...続きはこちら
家族信託とは?制度の仕組みや利用時に注意したいメリット・デメリットを解説民事信託本コラムの要点・家族信託は、財産の管理運用(受託者)と利益の享受(受益者)を分け、委託者の意思に沿って家族が柔軟に財産管理・承継できる仕組みです。・認知症対策や二次相続以降の承継指定など、成年後見制度では難しい柔軟な対応が可能な一方、身上監...続きはこちら