【2024年最新】スタディング予備試験講座の評判・実際に使った感想|他社と徹底比較

当サイトでは、スタディングの予備試験講座で提供している教材を実際に使用し、クオリティの調査を実施しました。

スタディングは、デジタル教材がメインの通信講座を展開しています。

手軽に資格の勉強ができるため、社会人や学生などから注目されています。

難関といわれ、合格率45,3%の司法試験や、合格率3,5%の予備試験にも対応しているため、受験を検討している方におすすめ。

しかし、スタディング予備試験講座を受講したくても、「質のいい講座なのか分からない」「デジタル教材だけで本当に試験対策ができるのか不安」と悩んでいる方も多いです。

本記事では、筆者が実際に教材を使用した感想や口コミを元に、スタディング予備試験講座のメリットなどを紹介します。

◯スタディング予備試験講座の良い口コミ評判
・講義時間が短く手軽に学習を進められる
・何度も演習に取り組んで苦手の克服を目指せる
・本試験で重視される判例をしっかり学べる
・正答率の高い問題で得点する力が付く

✗スタディング予備試験講座の悪い口コミ評判
・講座で扱う知識だけでは予備試験の合格に不十分
・学習しているうちに紙のテキストが欲しくなる

合計約52件の口コミをまとめ、実際のユーザーによる体験談も確認して、自分が求めているサービスか見極めましょう。

目次

スタディング司法試験・予備試験講座の評判を調査した結果とサービスの特徴

【実際の体験レビュー】

筆者が実際に、スタディングの予備試験講座を受けてみたところ、講義動画の短さとフルカラーテキストの分かりやすさが魅力だと感じました。

講義動画は10分程度のものが多く、仕事の合間や待ち時間などに、SNSを見るような軽い気持ちで視聴ができます。

講義が終わると、スマート問題集の問題演習に移るため、ゲーム感覚で楽しく実力試しができました。

法律初学者の筆者は、講義を一度視聴しただけでは、内容を理解するのが正直難しかったです。

しかし、学習レポートを見ると、演習で間違えた問題を一目で把握できるため、「明日再チャレンジしよう」という気持ちになれました。

翌日に、動画を再度視聴すると理解度が深まり、間違えた問題にも正解でき効率よく学習できるのが魅力。

また、勉強仲間機能を使い、他受講生が学習状況や勉強時間を投稿しているのを見れるので、学習意欲が上がりました。

予備試験はあまりにも難しいため、受験は検討していませんが、少しずつ法律の学習が楽しくなったことは事実です。

これを機に、法律初学者でも目指しやすい、行政書士試験の勉強に取り組もうと考え始めています。

スキマ時間に使いやすい、デジタル教材と刺激的な勉強仲間機能は、スタディングの大きな強みです。

スタディング司法試験・予備試験講座の基本情報

料金(税込)¥89,100~¥398,000
教材・テキスト【合格コース基礎/基本講座】
・ビデオ/音声講座198時間
・Webテキスト
・スマート問題集1,803問
・セレクト過去問集1,236問

【予備試験合格コース/総合】
・ビデオ/音声講座198時間
・Webテキスト
・スマート問題集1,803問
・セレクト過去問集1,236問
・法律実務基礎科目/ビデオ講義12時間
webテキスト付
・論文対策講座/基本フォーム編75時間、35問
・論文対策講座/予備実践編84時間、55問

【予備試験合格コース/個別指導付】
・ビデオ/音声講座198時間
・Webテキスト
・スマート問題集1,803問
・セレクト過去問集1,236問
・法律実務基礎科目/ビデオ講義12時間
webテキスト付
・論文対策講座/基本フォーム編75時間、35問
・論文対策講座/予備実践編84時間、55問
・個別指導
サポート体制学習Q&Aサービス
合格率非公表
特典合格お祝い金 最大2万円
運営会社KIYOラーニング株式会社

予備試験合格コースは、論文対策コース以外の試験対策ができる、基礎知識に特化したプラン。

法律7科目の基礎を動画視聴でき、スマート問題集や過去問でアウトプットができます。

基礎を身につけたい方に、おすすめのプランです。

予備試験合格コース総合は、基礎のプランに加えて、実務も基礎や論文対策ができるカリキュラム。

質問ができる、学習Q&Aチケットも30枚ついているので、オプションで購入する必要がありません。

予備試験対策を、基礎から論文まで進めたい方におすすめのプランです。

個別指導がついたプランでは、総合コースのカリキュラムに加えて、担当講師から直接指導が受けられます。

個別指導はZoomで行われるため、自宅にいながら予備試験対策が可能。

ひとりでは予備試験対策に不安がある方は、個別指導付きのプランを検討してみてください。

項目別の評価①スタディング予備試験講座の評判と使うべき人の特徴

スタディング予備試験は、講義や教材がすべてデジタル教材なので、時間をかけずに予備試験の全体像を把握できます。

概要を大まかに把握したら、速やかに問題演習へ移り、早期にアウトプットによる実践力を高められるのが特徴。

出勤前の数時間や通勤時間などに、無理なく知識をインプットし、すぐに演習に取り組めます。

スキマ時間しか勉強できない社会人や、予備試験の勉強だけでなく、他の学業がある学生におすすめです。

早めに対策をすることで、予備試験合格を目指せるので、受験する年度の日程を確認しスタディングの受講を検討してください。

令和6年度予備試験は、短答式試験が2024年7月14日(日)、論文式試験が同年9月7日(土)・8日(日)、口述試験が2025年1月25日(土)・26日(日)に実施されます。
参考:令和6年司法試験予備試験の実施日程等について|法務省

スケジュールを確認し、スタディングで可能な限りの知識を早期に覚えていきましょう。

項目別の評価②スタディング予備試験講座の受講料は他社と比べて低価格

スタディング予備試験講座の受講料は、他社と比較すると低価格です。

初学者向けの予備試験講座は、アガルートが998,800円(税込)、資格スクエアが759,000円(税込)で提供しています。

一方スタディングの初学者向け講座は、受講料が最高でも398,000円(税込)。

アガルートと比べると、約50万円も節約できるため、カリキュラムが不十分だと感じる方もいますが、スタディング予備試験を受講し合格した方がいます。

合格者の声では、在学中に予備試験に合格できた方や、社会人で仕事や育児の合間に学習した方の実績があるので、スタディングでも予備試験合格を目指せるでしょう。

詳しい料金情報とスタディングの活用方法については、「スタディング司法試験・予備試験講座と他社を費用面で徹底比較」で解説します。

項目別の評価③スタディング予備試験講座のカリキュラムは効率よく知識を身につけられる

スタディングは、仕事や家事、大学の授業などで忙しく、まとまった勉強時間を確保できない人に向けて作られた通信講座。

スタディングの予備試験講座は、短期合格者の勉強法を土台にし、情報番組のように手軽に知識が身に付く講義動画が提供されています。

完全オンラインで憲法や民法、刑法などの法律実務基礎科目をインプットし、論文作成によるアウトプットの練習が可能です。

また紙の教材を持ち運ぶ手間を省ける、スマホ・タブレット・パソコンで学習可能なデジタル教材もあります。

学習後はスマホゲームで遊ぶ感覚で、スマート問題集の演習に取り組み、実践力を高められます。

項目別の評価④スタディング予備試験講座の教材は図が豊富で分かりやすい

出典:スタディング体験講座

スタディングの教材は、すべてデジタルツールで提供されているため、完全オンラインで合格を目指せます。

10分程度の、コンパクトな講義動画は要点がまとまっており、同時にWebテキストを参照しながら学習できる仕様。

Webテキストの文章は、ポイントが赤字で書かれており、何が重要なのか頭の中で整理できます。

色分けされた文章や図が分かりやすく、知識を無理なく習得できる教材

また学習を終えた単元は、すぐにスマート問題集で演習ができ、知識の定着と実力試しをスムーズに行えます。

問題集には自動採点機能が付いており、自分で採点する手間が省け、効率的な学習が可能です。

AIで、実力を判定してくれる機能は、試験対策を効率よく行えるので、時間がない方におすすめの機能。

初学者であれば、自分の実力を確認しながら学習を進められるので、復習や学習スケジュールを見直す判断材料になるでしょう。

以下の動画では、AI機能が実際使用できるのか、客観的な意見を視聴できます。

項目別の評価⑤スタディング予備試験講座はチケットで質問サポートが利用できる

スタディングでは、学習するうえで疑問点が出た場合、マイページからいつでも質問ができます

講師は質問内容を確認した後、原則1週間以内にはマイページ上で回答を送付するため、疑問をためずに学習が可能。

Q&Aサービス」ページからは自分の回答に加え、他の受講生が投げ掛けた質問とそれに対する回答も確認できます。

ページを閲覧するだけで、よくある疑問と丁寧な回答で知識を習得できるのが魅力。

ただし、Q&Aサービスはチケット制で、1回2,000円(税込)のチケットを消化する必要があります。

質問をする際は、「Q&Aサービス」ページから、すでに自分の疑問が他の受講生による質問で解決されているか確認し、チケットを消化するか判断しましょう。

項目別の評価⑥スタディング予備試験は毎年合格者を輩出する実績がある

スタディングは、合格率を公表していませんが公式サイトの「合格者の声」を確認すると、これまでに合格者を輩出してきたことがわかります。

中には、非法学部出身で法律の知識が浅かったにもかかわらず、わずか1,000時間で予備試験に合格した受講生もいました。

スタディングの講義動画をダウンロードし、スキマ時間にスマホを使って勉強した結果、試験に合格。

ただし、スタディングの教材はコンパクトにまとまっているため、最低限の知識しか押さえられません。

多くの合格者は、市販のテキストや他社の単発講座などで、不足分の知識を補っていました。

スタディングは、あくまでも基礎固めのツールとしては使えますが、予備試験に合格するためには不足している部分もあります。

Twitterでは、令和元年度試験の短答試験に落ちたものの、スタディングで基礎固めをして、翌年の短答式で合格できた人の声が確認できました。

基礎を固めて、短答式試験を突破するうえでスタディングは使えますが、論文式試験も突破して司法試験にまで進むには、他のツールも活用する必要があります

スタディングで合格するためのコツは、「結局スタディングだけで予備試験に合格できる?」で詳しく解説しています。

スタディング司法試験・予備試験講座の評判を参考にメリットを紹介

スタディング予備試験講座を受講した方の口コミを元に、講座のメリットを4つ紹介します。

予備試験講座は、他社で受講すると50万以上の費用が必要な場合があります。

しかしスタディング予備試験講座は、他社よりもリーズナブルで試験対策ができるのが魅力。

他にも、スタディングの強みがあるので、紹介するメリットを参考に、受講を検討してみましょう。

スタディング予備試験講座について、当サイトで調査した良い口コミは「Google約20件」「Twitter約10件」の合わせて約30件でした。

メリット①スタディングは完全オンライン講座のため短時間で学習できる

完全オンライン講座のため、予備試験の概要把握から学習、演習、総仕上げまで、すべてスマホで完結します。

予備校に足を運んだり、重い紙教材を持ち歩く必要はありません。

単元にもよりますが、1回の講義時間は5~10分前後です。スマホが1台あれば、フルタイム勤務をしている方も、オフィスの休憩室で視聴が可能。

効率を重視したカリキュラムだからこそ、ITツールを大いに活用して、限られた時間でも学習時間を確保できます。

参照元:https://twitter.com/shikaku_bu/status/1296550677028642816

メリット②スタディング予備試験講座は学習の進捗具合が確認でき達成感を持てる

学習レポートを確認すれば、1週間~1年単位で、勉強時間や問題の演習量を把握できます。

レポートを見るだけで、勉強時間の不足や進捗を分析可能です。

「先週は30時間勉強できたけど、問題演習の量は不足していた」とわかったら、その日からは演習に力を入れるなど、取り組む内容を調整できます。

軌道修正を繰り返しながら、学習を積み重ねた結果、1年後には相当な学習量を確保できたことに達成感を抱き、自信につながるでしょう。

参照元:https://twitter.com/ashurst_study/status/1494972568205664263

メリット③スタディング予備試験講座はPDFとメモを活用して独自の教材を作成可能

スタディングの教材は、すべてデジタルツールで提供されていますが、より自分用にカスタマイズされた教材を作成できます。

司法書士試験に、総合1位で合格後、司法試験・予備試験に上位合格した人のやり方が、Twitterで確認できました。

スタディングのPDF教材をスクリーンショットで保存し、メモ機能に貼りつけます。

完成させたメモを、オリジナル教材として使えば、自分が覚えたい項目だけを集めた暗記ツールとして活用が可能です。

参照元:https://twitter.com/Rd3WuoJrLrYJWFb/status/1593753965342388224

メリット④スタディング予備試験講座は他社の通信講座より安くコスパ良好

他社の通信講座では、受講料が70万円以上かかるケースもありますが、スタディングは10万円台から学べて低価格です。

司法試験の対策にも費用がかかるため、予備試験の対策費用は、少しでも抑えたい方は多いでしょう。

スタディングは、「経済的な負担を減らしたい」と悩みを抱える方に寄り添った、良心的な価格での講座提供を徹底しています。

安く予備試験の対策に取り組みたい方にとっては、ここまで安く勉強できる講座が1社あるだけでも、予算を組みやすいでしょう。

ただし、スタディング予備試験だけでの合格は難しいという注意点があります。詳しくは下記の「スタディング司法試験・予備試験講座と他社を費用面で徹底比較」をご覧ください。

参照元:https://twitter.com/mugenzaka33/status/1534877274150825984

スタディング司法試験・予備試験講座の評判を参考にデメリットと対策方法を紹介

スタディング予備試験講座は、リーズナブルでスキマ時間に学習できることから、人気の講座。

しかし、デジタル教材中心の講座なうえ、予備試験の知識は最低限に絞られています。

司法試験の合格を目指す方であれば、スタディングの講座だけでは物足りない可能性もあるでしょう。

実際に、スタディング予備試験講座を受講した方の口コミを調査し、デメリットについて確認しました。

受講を考えている方は、デメリットも把握し、対策を参考にしながら予備試験の学習に役立ててください。

スタディング予備試験講座について、当サイトで調査した悪い口コミは「Google約10件」「Twitter約12件」の合わせて22件程度でした。

デメリット①スタディング予備試験講座は論文の添削がなく答案が正しいか分からない

スタディングは、「論文対策講座」を用意していますが、添削がないというデメリットがあります。

講座を受講し、実際に問題演習で答案を作成しても、内容が正しいか分かりません。

模範解答を確認して、基本のフォーマットを覚えることはできますが、自分の答案が合格ラインを超えているか判断できないのが難点。

合格ラインは年によって変動がありますが、500点満点中250点前後が目安です。

令和5年度は、前年度より10点低い245点が合格点でした。
参考:令和5年司法試験予備試験論文式試験の結果|法務省

正確な論文を作成して合格ラインを超えるには、第三者による添削が不可欠であり、スタディングだけでは対策が不十分です。

【解決策】
スタディングの教材は非常にわかりやすく、基礎固めには十分役立ちますが、論文式試験の対策だけは他社の講座を受けましょう。

アガルートの論文基礎力養成カリキュラムは、受講料398,000円(税込)の、論文式試験対策に特化した講座です。

初学者が、必要最小限の講座で論文式試験に対応できるよう組まれています。

論文答案の「書き方」講座と、重要問題習得講座はいずれもオンライン添削が付いており、システム上で答案を提出。

1度に提出できる分量は、Wordは2,500字以内、答案用紙は4枚以内です。

およそ10日以内に添削された答案がアップロードされたら、フィードバックを参考に復習し、完璧な答案が書けるまで訓練しましょう。

デメリット②スタディングは紙教材がないためデジタル教材しか使えない

スタディングの教材は、すべてデジタル教材のため、製本された紙教材が使えません。

紙教材に情報を書き込みたい方や、紙教材にを使用した学習スタイル方は不便を感じる可能性もあります。

スタディングは行政書士をはじめ、他の資格講座では、製本テキストが用意されています。

しかし予備試験はボリュームが多いためか、紙教材が必要な人は、デジタル教材のPDFをダウンロードして印刷しなければなりません。

印刷やファイリングの手間がかかり、非効率的な点はデメリットです。

【解決策】
紙教材を使いたい場合、手間がかかりますが、PDF版をダウンロードするしかないのが現状です。

すべてを印刷するのは時間がかかるため、必要な箇所だけに絞って印刷するのも良いでしょう。

スキマ時間に講義を受けつつ、Webテキストを確認して、重要そうな箇所の目星を付けてから印刷するのがおすすめです。

また実際に受講した方は、スタディングのテキストについて、「ダウンロードの手間を上回るメリットがある」とコメントしています。

PDFをダウンロードすれば、端末を使って自由に書き込みができ、使い勝手が良いため。
参考:https://twitter.com/studywithoutme/status/1594837633879838720

講義を視聴しながらPDFにマーカーを引いたり、調べたい箇所がすぐに見つかる検索機能を使ったりと活用できます。

紙教材派の方も、一度無料体験でPDF教材の便利な機能を確認してから、利用するか判断するのが良いでしょう。

スタディング司法試験・予備試験講座と他社を費用面で徹底比較

スタディングの予備試験講座は、他社と比べてリーズナブルです。

他の人気講座と比較し、どのくらい費用を抑えられるか比較しました。

予備試験対策の費用を抑えたい方は、他社の受講料と比べて、スタディングを利用するか検討しましょう。

他社と比べてスタディングは安い?

予備試験通信講座の中でも、評判の良い4サービスと、スタディングを比較してみました。

サービス名初心者向けコース料金(税込)
アガルート998,800円
資格スクエア759,000円
LEC東京リーガルマインド733,800円
伊藤塾1,399,600円
スタディング138,000円

表は、競合4社の初学者向けコースと比較した結果です。

スタディングは、初学者向けの「予備試験合格コース(総合)」を398,000円(税込)で提供しています。

質問が10回できる、学習チケット付きのプラン。

アガルートや資格スクエアが70~80万円以上、LEC東京リーガルマインドと伊藤塾が100万円以上かかる中、目を疑うほどの安い受講料です。

各通信講座は、キャンペーンや割引制度が適用される場合もありますが、どの講座もスタディングの安さには届きません。

オプションを付けても、他社が追随できないほどの安さを誇っていることは、表を確認すれば一目でわかります。

最も安い通信講座はスタディング予備試験講座

ここで注意すべきなのは、他社は添削サポートや無料の質問制度などを設けているため、高額になるのはやむを得ないという事実です。

一方スタディングは、人件費や運営コストを極限まで削減して価格を下げたため、カウンセラーによる学習相談や添削サポートはありません。

第三者による、学習サポートがないスタディングだけでは、予備試験合格を目指すのは難しい可能性があります。

スタディングをメインで使いつつ、少なくとも論文式試験の添削は、アガルートや資格スクエアなどの単発講座や添削サポートを利用するのがおすすめ。

各社の詳しいサポート内容は、「司法試験・予備試験のおすすめ人気講座」で確認できます。

【体験談】スタディング司法試験・予備試験講座の教材・カリキュラムを徹底解剖

筆者が実際に体験して感じた、スタディング予備試験講座の強みを紹介します。

教材やカリキュラムの、具体的な特徴を踏まえて解説するので、他社と迷っている人は参考にしてみてください。

スタディング予備試験講座のスマート問題集は問題演習と苦手克服ができる

出典:スタディング体験講座

スマート問題集は、気軽に問題演習に取り組める機能。

1問1答形式で、スキマ時間に演習を進められます。

問題を解き終わった後は結果が表示され、得点や正答率を確認できます。

自分の総得点と全国平均点を比較して、現在の立ち位置を把握可能。

加えて、解答にかかった時間や理解度、各問題の解説なども表示されます。

問題演習に複数回取り組んだ場合は、履歴から過去の回答結果の推移を見ることも可能なので、復習に役立てられるでしょう。

間違えやすい問題を明確にしつつ、重点的な苦手克服をする上で役立つ便利な機能です。

スタディングのAI機能について、こちらの動画で詳しく解説しています。

スタディング予備試験講座は進捗と理解度をすぐにチェックできる

出典:スタディング体験講座

講義動画を視聴し、スマート問題集を解いた後は、学習レポート」から進捗状況を確認できます。

全体正答率と理解度が、円グラフによって表示され、学習時間も一目でわかる機能。

カリキュラムの進み具合も数値で表されているため、全体のうちどれくらい学習を進めたか把握できます。

自分の理解度と併せてチェックし、次に何を学習すべきかを明確にして、正しい学習計画を立てるために役立ちます。

独学では、学習の進捗をすべて自分で記録しなければなりません。

しかしスタディングでは、学習レポート機能によって効率的な進捗管理ができ、無駄な時間を省くことが可能です。

スタディングのAI検索機能は精度が高くアウトプットの練習にも活用できる

出典:スタディング体験講座

マイページで使えるAI検索機能は、膨大な情報から求めているものをピンポイントで見つけられます

テキストだけでなく、音声やQ&A、自分で書いたメモ、ノートなども検索対象。

AIの精度が高いため、求めている情報だけが検索結果に表示されます。

検索性に優れているという利点を活かして、アウトプットの練習に使うことも可能です。

例えば以下のように、頭の中にある法律の知識を検索窓に入力してみてください。

「国家や公権力は正しい情報を保有すべき義務があり、個人は正しい情報を保有される権利があるはず 結論原則として開示請求権は認められない」
引用:基本講座-憲法11 人権各論(2)新しい人権(その2)|スタディングWebテキスト

検索後に表示された結果から、自分の入力情報に誤字や間違いがなかったか確認できます。

検索機能を活用して、アウトプットとインプットの訓練を繰り返し、不足している知識を補いましょう。

スタディング予備試験講座の速度調整機能で学習時間を効率化できる

出典:スタディング体験講座

一般的に、通信講座の講義動画には速度調整機能が搭載されており、スタディングの動画も9段階に速度調整が可能です。

通常よりも速度を速めて視聴することで、学習時間の短縮につながります

筆者が他社の講義動画を視聴した際は、調整機能を試してみましたが、8段階にしか調整できませんでした。

一方、スタディングは速度の選択肢がもう1段階あり、自分に合った速度を見つけやすいと感じました。

ただ個人的には、複雑な法律の知識を定着させるには、2倍速以降はあまりに速すぎて、理解が追いつかないと感じています。

最大1.75倍速で視聴すると、頭に定着しやすいでしょう。

【2024年最新】スタディング司法試験・予備試験講座の料金情報

【料金表(税込)
※一部コースはプラス1万円で「学習Q&Aチケット10枚」を付けることが可能

スクロールできます
コース名価格主な内容おすすめできる人
予備試験合格コース(基礎)[2025年試験対応]¥89,100        基礎知識のインプットと短答対策インプットを中心に学習して、基礎を固めたい初学者
予備試験合格コース(総合)[2025年試験対応]¥204,880基礎知識、短答対策に実務基礎と論文対策を追加基礎を固めて論文対策にも取り組みたい方
予備試験合格コース(個別指導付)[2025年試験対応]¥398,000基礎知識、短答対策、実務基礎、論文対策に個別指導を追加担当講師からの指導を受けたい方
司法試験合格コース(総合)[2024年試験対応]¥129,900基礎知識と論文対策予備試験から司法試験合格を目指したい法科大学院生
書ける!判例論証講座[2025年試験対応]¥77,000
(基本講座学習者は¥59,400)
基礎の復習と論文対策の補強判例の立場で答案を書けるようになりたい方
2024年予備試験論文対策コース¥76,780実務基礎科目の基礎知識のインプット、論文・答案作成独学では習得しにくい論文作成スキルを、「問題読解→思考→答案作成」の順に取り組んで鍛えたい方

法律の初学者は、「予備試験合格コース(総合)[2025年試験対応]」で、インプットとアウトプットを並行させて学習しましょう。

覚えるべき情報のインプットから始めて、アウトプットの練習に移行することで、知識を定着させます。

また論文に力を入れたい方は、予備試験論合格コースの「総合」や「個別指導付」のプランであれば、「答案の書き方」をしっかり習得できます

出題傾向を踏まえて、問題文の読み解き方や答案構成、論述方法などを学び、答案作成力を鍛えることが可能。

書き方の、基本を習得するための問題から参考答案まで、用紙やPDFが用意されています。

繰り返し演習に取り組み、書き方のフォームを身に付けてみてください。

スタディング司法試験・予備試験講座の口コミで多かった意見まとめ

当サイトで口コミを調査し、特に多かった受講者の意見をまとめました。

口コミは、受講するうえで通信講座の判断材料になります。

以下を確認し、スタディング予備試験講座が自分に合ったものか、チェックしてください。

合計、約52件(Google口コミ約30件、Twitter口コミ約22件)の口コミを、実際に目視で調査しています。

多かった良い口コミ①スタディング予備試験講座は講義時間が短く手軽に学習を進められる

短時間で区切られた講義動画は、手軽に利用しやすく高評価でした。

動画の音声をダウンロードできるため、一度スマホにデータを保存すれば、オフラインの場所でも内容を確認できます

自分で学習計画を綿密に立てなくても、学習フローに従って取り組めば、実力を磨ける仕組みが整っています。

講義を見た後は、表示された問題を解くだけで、インプットやアウトプット、復習に取り組める点も便利。

どの分野を、重点的に学習すべきか明確にできる講義なので、スキマ時間に効率よく知識が定着します。

多かった良い口コミ②何度も演習に取り組んで苦手の克服を目指せる

AI復習機能が、苦手な問題を自動で収集するため、復習すべきタイミングに知識を覚え直し、苦手克服を図れます。

間違えた問題は、自分でも学習レポートで確認できるため、演習で解き直すべき問題が一目瞭然です。

通勤中や入浴中、就寝前の5分間など、スキマ時間に何度でも苦手克服に取り組めます。

講義を視聴し終えたらすぐに演習できるため、初学者も早期に実践力を高められるのは大きなメリットです。

なるべく早いタイミングで演習に取り組み、苦手分野を反復学習したい人はニーズを満たせます。

社会人が予備試験に合格するためには、スキマ時間の利用が重要。

難関資格でも、スキマ時間を有効活用することで、短時間で集中し知識を定着できます。

スタディングは、スキマ時間の利用に最適な講座なので、短い時間も活用し合格を目指してください。

多かった良い口コミ③スタディング予備試験講座は本試験で重視される判例を学べる

総仕上げの際に、「判例論証講座」を繰り返し学習し、試験で必須の判例知識を身に付けて合格した受講生がいました。

講座では、判例の事案を詳しく確認して判例の射程を把握した後、正しく答案を書くためのコツをつかんでいきます。

判例の基礎的な説明を理解した後で、判例を論証から把握していくという、スムーズな流れでの学習が可能

さらに、上位合格者が実践していた具体的な記述方法を、講師が丁寧にレクチャーするため、解答力を鍛えられます。

多かった良い口コミ④スタディング予備試験講座は試験に向けた解答力が身に付く

スタディング予備試験講座を受講した方の中に、基本講座を高速で繰り返し、短答式試験で得点する力を身に付けて合格した受講生がいました。

スタディングでは、基本的な知識を固めることで、正答率が高い問題を確実に得点する力を身に付けていきます。

また論文式試験に向けた対策講座は、合格後の司法試験で役立てることが可能

確実に基本を固めつつ、合格後にも求められる得点力を磨きたい方におすすめです。

多かった悪い口コミ①講座で扱う知識だけでは予備試験の合格に不十分

スタディングの講座だけでは、予備試験の合格に必要な知識をカバーできない点は、多くの受講生が言及していました。

効率化を重視したコンパクトな講座であり、料金も安い分、教材のボリュームは少ないのが難点。

例えば、論文式試験で必要な労働法や倒産法などの選択科目は扱っておらず、教材にない知識をいきなり演習で問われることもあります。

スタディングで不足している知識は、市販のテキストや他校の単発講座で補わなければなりません。

マイページの、「勉強仲間機能」で他の受講生とつながることが可能なため、不足知識の補い方について情報交換するのがおすすめです。

多かった悪い口コミ②スタディング予備試験講座は紙のテキストがない

デメリットの項目で触れた通り、紙教材を使えない点を不満に思う声が目立ちました。

講義中は、紙の方がメモしやすく、付箋を使えば該当箇所をすぐに開きやすいという人は少なくありません。

また、長時間スマホでデジタル教材を眺めていると、ブルーライトで目が疲れてしまいます。

特に現代の社会人は、学校で紙教材を使うことに慣れてきた世代。

学習を進めていくうちに、「紙教材の方が使いやすい」と感じる可能性があります。

自分の性格や勉強場所などを考慮し、デジタル教材と紙教材のどちらが快適に使えるか見極めたうえで、利用を検討しましょう。

スタディング司法試験・予備試験通信講座と独学のどちらがおすすめ?勉強時間の違いも比較

独学では、合格率3.6%の難関である予備試験に合格するのは、至難の業です。

勉強時間は3,000~1万時間程度必要とされており、出題傾向の分析や学習計画の立案も自分で行わなければなりません。

1,200時間程度で、独学により合格した人の事例もありますが、東京大学法学部ですでに法律の知識を習得していたハイスペックな人材でした。

最年少で司法試験に合格した方もいますが、勉強時間を確保する工夫や自分に合った学習法を確立させ、短時間で集中して行っています。

完全な初学者で、しかも仕事を抱えている社会人の場合、一から法律の知識を身に付けるには数年単位の勉強に取り組まなければなりません。

通信講座を利用すれば、あらかじめ頻出分野が絞られた教材を使えるため、出題傾向の分析を行う手間が省けます。

またスタディングであれば、マイページから学習進捗を一目で把握でき、今やるべきことに迷わず、スムーズに学習に取り組めます。

スキマ時間を有効活用できるカリキュラムを受講し、わずか1,000時間ほどで合格した方いました。
参考:スタディング|合格者の声

スタディングは、ツールによって学習を効率化し、少しでも学習期間を短縮化したい方におすすめです。

スタディングだけで予備試験に合格できるのか解説

スタディングだけで、予備試験に合格することは難しいため、足りない部分は別のサービスで補います。

必要な知識だけをインプットするうえでは、スタディングは優れたツールのため、まずはひと通り学習しましょう。

問題演習中に、「知識が足りていない」と感じた分野は、『司法試験予備試験 論文本試験 科目別・A答案再現&ぶんせき本』といった市販のテキストで補うのがおすすめ。

知識を補ったあとは、アガルートをはじめ他社の添削サポートを受けて、論文式試験で求められる記述力を高めます。

うまく他社の単発講座と組み合わせて、スタディングを使いこなした方は、見事に合格しています

合格者の方法を参考に学習を進めれば、合格は決して不可能ではありません。

【今すぐ使える】スタディング司法試験・予備試験講座をお得に始める3ステップ

スタディング予備試験講座を申し込む、3ステップを紹介します。

受講を悩んでいる方は、無料体験もあるので、動画やテキストのクオリティなどを確認してみましょう。

無料体験の内容も詳しく解説するので、参考にし申し込んでください。

【始める前に】スタディング司法試験・予備試験講座の無料体験の内容を紹介

スタディングの無料体験では、学習レポートやAI実力スコア、AI問題復習、マイノートなどの各種機能を無料で操作でき、使い勝手の良さを確認できます。

実際に、法律の知識を身に付けながら、講義動画のわかりやすさや、スマート問題集も確認できるお得なサービス。

また、無料体験に申し込むと、受講料が10%オフになるクーポンをもらえます。

スタディングで提供している講座、全てに使用できるので、お得に受講したい方は無料体験の申し込みを検討してみてください。

ステップ①スタディングの公式サイトからメールアドレスとパスワードを登録

無料体験には、公式サイトから簡単に登録できます。

以下のボタンをクリックして、メールアドレスとパスワードを入力します。

パスワードは、英数字8文字以上のものを考えておきましょう。

「短期合格者の勝ちパターン」をプレゼント中

入力後は、「ご利用規約と個人情報の取扱い」に同意した後、送信ボタンを押します。

ステップ②スタディングの返信メール内からURLをクリックして本登録

登録したメールアドレスに、「【スタディング】 無料講座ご利用のご案内」という件名のメールが届きます。

メール内に記載されたURLをクリックすると、登録用ページに飛ぶため、指示に従って登録すれば完了です。

ステップ③マイページにログインして利用開始

本登録が完了後、メールアドレスとパスワードでマイページにログインします。

ログイン後は、各種サービスを無料で体験できるので、気になる機能などを試してみましょう。

スタディング司法試験・予備試験講座の評判&効果的な使い方まとめ

◯スタディング予備試験講座の良い口コミ評判
・講義時間が短く手軽に学習を進められる
・何度も演習に取り組んで苦手の克服を目指せる
・本試験で重視される判例をしっかり学べる
・正答率の高い問題で得点する力が付く

✗スタディング予備試験講座の悪い口コミ評判
・講座で扱う知識だけでは予備試験の合格に不十分
・学習しているうちに紙のテキストが欲しくなる

スタディングは、予備試験に出題される情報の全体像をざっと把握し、基礎を固めるうえで役立つ通信講座です。

添削がないというデメリットは、他サービスの添削を受ければ解消できるため、うまく併用するのが合格のポイント。

低価格でありながら、初学者が学習のスタート地点に立つうえでは役立つ講座のため、ぜひ他校と併せて検討してみてください。

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