司法書士通信講座おすすめ比較ランキング2024年版!安さや合格率が良いのは?

定款作成・変更などの相談から債権譲渡登記など、幅広い業務を請け負う司法書士は、市場的にも需要度が高く、2024年現在でも人気です。

合格率は、毎年4%前後なので、難易度が高いともいわれている資格。

司法書士試験に合格するため、通信講座を利用する方も多く、出題範囲が広い試験に対応しています。

しかし、司法書士試験の通信講座を受講したくても、「どの講座がいいのか分からない」「自分に合った講座の選び方を知りたい」と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、「アガルート」「スタディング」「クレアール」など、知名度の高い通信講座を含めた、5つのサービスを紹介します。

以下のポイントを基準に検証したので、通信講座選びの参考にしてください。

【検証した比較ポイント】
①評判・口コミ
②講座費用
③カリキュラム
④教材・テキスト
⑤学習サポート
⑥合格率・実績

一つのサービスにつき、1分ほどで内容を理解できるよう調査レポートをまとめているので、気になる方はぜひ「司法書士試験通信講座おすすめランキングBEST5」から先にどうぞ!

目次

【2024年版】司法書士試験通信講座おすすめ比較ランキングBEST5!費用の安さなどを調査!

当ページでは、以下6つのポイントについて検証して、評価結果をランキング化しました。

  1. 評判・口コミ
  2. 講座費用
  3. カリキュラム
  4. 教材・テキスト
  5. 学習サポート
  6. 合格率・実績

当サイトでは、5つに絞ってレポートを作成しています!

アガルート司法書士講座は講師の手厚いサポートが必要な方におすすめ

出典:アガルート

評判・口コミ
➡質問制度やオプションの定期カウンセリングで、講師の勉強方法を参考にして試行ミスの防止に成功。必要最小限の教材も活用した結果、7ヶ月で合格を果たした人がいる。
講座費用
➡初学者向けの講座は受講料70〜90万円ほどと高額。10%OFFキャンペーンや各種割引制度の利用で費用を抑えることが可能。
カリキュラム
➡初学者も本試験過去問10年分の内容で本試験の問題を解けるようトレーニングし、論点ごとの解法を習得できる。実況中継風の講義で、講師の手の動きや思考法を真似できる。
教材・テキスト
➡視覚的に見やすいフルカラーテキストで、学習上役立つアイコンやマークにより膨大な情報が整理されている。出題傾向が分析されており、合格に必要な情報だけをチェック可能。
学習サポート
➡250回まで無料の質問制度が好評。月1回配信される「ホームルーム」動画では、最新の法改正情報を確認でき、悩み相談にも応じてもらえる。
合格率・実績
➡令和5年度司法書士試験の本試験合格率は15.4%で、全国平均の2.96倍を達成している。受講者数は過去3年間で8.99倍にまで増加中。

受講期間目安1年4ヶ月
初心者向けコース料金(税込)¥294,800
(2025年合格目標 入門総合カリキュラム/フル)

\ 7ヶ月の短期合格者を輩出/

アガルート司法書士講座は、手厚いサポート体制が高く評価されている通信講座です。

司法試験合格者に直接相談できる、質問制度や定期カウンセリングオプションを利用して、講師からノウハウを吸収した合格者がいます。

カウンセリングを受けた受講生は、講師の勉強方法や手作りのレジュメを参考にして、7ヶ月の短期合格に成功しました。

また、難易度が高い記述式問題の書き方を、4ステップで分かりやすく学べます

最大20%オフの、「各種割引制度」を設けているので、お得に受講することが可能。

受講を検討している方は、割引制度を確認してみてください。

料金情報(税込)

コース名(受講期間)料金
2026年合格目標
入門総合講義(約2年)
¥162,800
2026年合格目標
入門総合カリキュラム/ライト(約2年)
¥239,800
2026年合格目標
入門総合カリキュラム/フル(約2年)
¥294,800
2025年合格目標
入門総合講義(約1年半)
¥140,800
2025年合格目標
入門総合カリキュラム/ライト(約1年半)
¥239,800
2025年合格目標
入門総合カリキュラム/フル(約1年半)
¥294,800
2024年合格目標
入門総合講義(約1年4ヶ月)
¥128,000
2024年合格目標
入門総合カリキュラム/ライト(約1年4ヶ月)
¥198,000
2024年合格目標
入門総合カリキュラム/フル(約1年4ヶ月)
¥248,000
2024年合格目標
入門総合講義/入門総合カリキュラム
定期カウンセリング
¥110,000
2024年合格目標
演習総合講義(目安半年)
¥118,000
2024年合格目標
演習総合カリキュラム/ライト(目安半年)
¥168,000
2024年合格目標
演習総合カリキュラム/フル(目安半年)
¥198,000
2024年合格目標 記述・答練パック¥148,000

アガルート司法書士講座の口コミや評判から判明した事とは?

孤独で寂しい勉強の中、色々試行ミスしてもおかしくありません。方向を間違ってしまうと余計の時間を使って、合格の道が遠くなってしまいます。私は「こう勉強していい?」などを先生に確認したり、先生の勉強方法を聞いたりして、試行ミスを防ぐことができました。

引用元:合格者の声|アガルートアカデミー

総合講義と合わせて記述式の学習などをしていくと、いつの間にか出来るようになっていました。全体的に難しいですが、どれも同じように復習をしていけば最終的には出来るようになるよう設計してくれているのだなと感じました。

引用元:合格者の声|アガルートアカデミー

【メリット】
・講師によるフォロー体制が整っていて安心感があり継続度UP
・比較的安い講座料金で、手厚いフルサポートを受けられる
・講師の思考や勉強方法をそのまま参考にできる

【デメリット】
・人によっては独自教材が読みにくい場合がある
・定期カウンセリングが税込11万円なので高く感じる可能性あり

基本情報

費用目安(税込)¥100,00〜¥294,800
コース・カリキュラム【2025年合格目標】
・入門総合講義
・入門総合カリキュラム ライト/フル
【2024年合格目標】
・入門総合講義
・入門総合カリキュラム ライト/フル
・演習総合講義
・演習総合カリキュラム ライト/フル
・記述・答練パック

【2024年合格目標入門総合講義のカリキュラム】
・入門総合講義
・記述問題「はじめの一歩」
・記述解法「マスター講座」
・記述過去問解説講座
・記述・択一パーフェクト12
・実力確認答練
・模擬試験
教材・テキスト例・音声ダウンロード可能な講義動画
・オリジナルフルカラーテキスト
・問題集
サポート内容・250回までの質問制度
・毎月1回のホームルーム
・定期カウンセリングオプション
合格特典「全額返金」「お祝い金3万円贈呈」
・講義動画の復習用「しおり機能」
・各種割引制度
合格率令和4年度:合格率17.8%
令和5年度:合格率15.4%(全国平均の2.96倍)
運営企業株式会社アガルート

アガルート司法書士講座が向いている人の特徴

①基本項目の全体像を把握した上で苦手分野を絞りたい方
➡全科目の基本テキストが用意されているため、一度見てみると不得意分野を確認でき、対策すべき範囲が明確になりやすい。
②直前期に重要論点の解き直しで弱点を可視化したい方
➡試験前の模擬試験で、得意分野での凡ミスに気づけた受講生がいる。間違えた問題の類似問題を解き直して本番に備えることが可能。
③記述式問題を解くための方法論を習得して得点につなげたい方
➡記述式問題の「解き方」講座で、時間短縮のためにどこを削るべきか把握し、スピーディかつ正確に答える訓練が可能。

\ 最大20%OFFのチャンス/

スタディング司法書士講座はオンライン教材で効率よく学習したい方におすすめ

出典:スタディング

評判・口コミ
➡必要な学習はすべてスマホやタブレット1台で完結する点が高評価。重い書籍を持ち歩かずスキマ時間の学習ができた結果、1年で合格した卒業生がいる。
講座費用
➡通常の受講料が4~9万円台と、司法書士通信講座の中では非常に安い点が魅力。質問受付のオプションを付けても約11万円で、他社と比べて学習費用を抑えられる。
カリキュラム
➡わかりやすい動画講座をはじめ、問題練習・過去問演習・記述式対策など豊富なカリキュラムを用意。学習システムによって、無理なく正しい順番で学べる。
教材・テキスト
➡短期合格のために必要な知識を凝縮したオンライン版テキストを使用可能。良問が厳選されたテーマ別過去問集では、スマホひとつで気軽に演習できる。
学習サポート
➡AIを駆使した学習者向けお助け機能が充実。受講生1人ひとりの履歴から理解度を割り出し、苦手な知識を忘れた頃に最適なタイミングで復習できる。
合格率・実績
➡合格率は非公表だが「合格者の声」ページに続々と合格者が体験記を寄稿。令和4年度試験では、一発合格者を輩出した実績がある。

受講期間目安12ヶ月
初心者向けコース料金(税込)¥89,100
(司法書士合格コース スタンダード[2024+2025年度試験対応])

\ 一発合格者を輩出した講座!/

スタディングは、AI機能が搭載されたオンライン教材で、すべての学習を終えられる通信講座です。

一問一答集の、「スマート問題集」や「記述式 雛形暗記ツール」などを活用し、端末だけで司法書士試験の対策ができます。

紙のテキストではなくオンラインツールを使い、通勤時間や就寝前のスキマ時間などに、必要な学習をしたい方におすすめ。

他校であれば、20万~40万円程度の受講料が必要な場合も多いですが、スタディングは受講料が49,500円(税込)~99,000円(税込)と安いのも魅力です。

IT技術を活用し、運営費や人件費などを削減した結果、安い受講料を実現させたサービスです。

現在は、無料登録で10%OFFクーポンを受け取れるチャンスも。

割引制度を利用して、スタディングの司法書士講座を受講してみてください。

料金情報(税込)

コース名(受講期間)料金
司法書士合格コース ミニマム
[2024+2025年度試験対応](目安12ヶ月)
¥49,500
司法書士合格コース ベーシック
[2024+2025年度試験対応](目安12ヶ月)
¥69,300
司法書士合格コース スタンダード
[2024+2025年度試験対応](目安12ヶ月)
¥89,100
司法書士合格コース コンプリート
[2024+2025年度試験対応]
¥99,000
冊子版オプション
[2024年度版 司法書士 基本講座テキスト]
¥27,500
司法書士 オプション 問題集+暗記ツールセット
[2024年度試験対応]
¥44,000
Q&Aチケット<1枚>¥2,000
Q&Aチケット<5枚>¥7,500
Q&Aチケット<10枚>¥13,000

\ 10%OFFクーポン&教材プレゼント/

スタディングの口コミ・評判から判明した事とは?

スマホで講義等を見れる為、移動時間に講義を見たり少し問題を解いてみたりできるので忙しいときでも全く手を付けないという事がなく良かったです。

引用元:合格者の声|スタディング

横断的に問題を組み合わせることもできるので、今日は午前の部の科目を何問といった具合に範囲を設定することで、非常に効率よく学習することができます。直前期には、この問題横断復習の機能を使って、徹底的に問題演習を繰り返すことで、全範囲を効率よく回すことができたと思います。

引用元:合格者の声|スタディング

【メリット】
・電子教材を活用して時間や場所を問わず学べる
・安い料金で学べて経済的負担が少ない
・復習すべき問題を適したタイミングで把握可能

【デメリット】
・映像講義で扱わなかった演習問題が出題され解きにくいと感じることも
・質問するには有料チケットの購入が必要なので不便

基本情報

費用目安(税込)¥49,500〜¥99,000
コース・カリキュラム2024+2025年度 合格目標
・合格コース ミニマム
・合格コース ベーシック
・合格コース スタンダード
・合格コース コンプリート
【2024年度 合格目標】
・冊子版オプション

【合格コース コンプリートの場合】
・基本講座
・Webテキスト
・スマート問題集
・要点暗記ツール
・記述式雛形暗記ツール
・セレクト過去問集
・記述式対策講座
・記述式問題/解答例・解説(PDF)
・記述式添削指導サービス
教材・テキスト例・基本講義テキスト
・スマート問題集
・セレクト過去問集
・Webテスト
・デジタル暗記ツール
・添削課題
サポート内容・学習ツールにAIを駆使した各種機能を搭載
合格お祝い金最大1万円
・各種割引制度
・学習Q&Aチケット(有料)
合格率非公表
運営企業KIYOラーニング株式会社

スタディングの司法書士講座が向いている人の特徴

①ゲーム感覚で気軽に取り組みつつ中身の濃い学習をしたい方
➡1分程度で問題演習ができるため、「あと少しだけ」と頑張るうちに、いつの間にか勉強時間を確保できる仕組みが整っている。
②やみくもに学習してきたので「やるべきこと」を明確化したい方
➡解くべき問題の、内容と過去問の範囲が絞られているため、教材に掲載された問題の演習をくり返すだけで合格に近づける。
③重点的なアウトプットにより本番で通用する実践力を鍛えたい方
➡過去問演習をメインにした講座であり、他予備校の答練に参加しなくても、スタディングで演習を重ねて合格した人がいる。

\ 10%OFFクーポン&教材プレゼント/

クレアールの司法書士講座は2年保証が付いた初学者におすすめの講座

出典:クレアール

評判・口コミ
➡育児と勉強の両立に悩んでいた受講生が、クレアールの事務局スタッフから保育所利用に必要な書類作成のサポートを受けて合格している。手厚いフォロー体制が魅力。
講座費用
➡コースによって5万円や50万円など受講料の幅が広いため、必要な内容を見極めることが大切。高額な講座は随時割引が適用され、基本的には10~20万円程度の平均相場で通いやすい。
カリキュラム
➡「民法と不動産登記」「商法と商業登記」など、実体法と手続法を合わせて学習可能。「民法」と「商法」の中でもどの分野が重要かが把握でき、目的を知った上で学べる。
教材・テキスト
➡講義テキストや自習用の過去問題集などのテキストは、追加料金なしで紙とPDFの教材を両方利用できる。状況に合わせて両方を使い分けられるため便利。
学習サポート
➡資格や学習に関して不明点や質問があれば、メール・FAXのどちらかで、何度でも無料で確認できる。答案添削サポートとともに活用し、合格力向上を目指せる環境。
合格率・実績
➡合格率は非公表だが、最新の合格体験記が随時更新されている。フルタイム勤務をしながら無駄を省いたカリキュラムと質問サービスを活用し、見事合格した人がいる。

受講期間目安12ヶ月
初心者向けコース料金(税込)¥358,000
(2025年合格目標 合格ルート
1年スタンダード春コース Web通信)

\ 返金付きの2年保証あり/

クレアールの司法書士講座は、初学者のために「2年保証」を設けています。

保証費用の5万円を支払えば、万が一最初の受験で不合格でも、翌年も1年間の再受講が可能。

一発合格できた場合は、保証費用を全額返金してもらえるため、一発合格へのモチベーションが上がります。

また、事務局のサポートが手厚く、学習などの相談ができるのは大きな魅力です。

初学者は、司法書士試験合格を目指して、150字程度の「ヤル気宣言」をメールで送ると、1万円が割り引かれる制度を利用可能。

やり方は「shoshi@crear-ac.co.jp」宛に、件名に「ヤル気応援コメント」と入れ、コメントを書いて送信するだけです。

コメントはHPで公開されないため、安心して、熱い思いを存分につづってみてください。

料金情報(税込) ※コース展開が多いため、一部抜粋

コース名(受講期間)料金
2025年合格目標合格ルート
1年スタンダード春コース Web通信
¥358,000
2026年合格目標合格ルート
1年スタンダード春コース
Web通信 オプション安心保証
¥50,00
2026年合格目標合格ルート2年
セーフティ春コースWeb通信
¥490,000
2024年合格目標
中上級パーフェクトAコース
¥320,000
2024年合格目標
中上級パーフェクトBコース
¥300,000
2024年合格目標
択一基準点攻略マスター講義
¥60,000
2024年合格目標
書式講義
¥38,500
2024年合格目標
書式攻略完成講義
¥15,000
2024年合格目標
択一式解法マスター答練
¥35,000

クレアールの口コミ・評判から判明した事とは?

択一六法と合格書式マニュアルは重宝していました。初学者にとって、条文の原文にあたるのは酷なところがあるので、かみ砕いた表現の超訳はとても良かったです。合格書式マニュアルは答練や模試で間違えたところ、自分の苦手なひな形がすぐにわかるようにチェックできるので、直前期には特に役立ちました。

引用元:合格体験記|クレアール

単元別の講義が活用しやすかったです。1回の講義が60分前後で終わるため、隙間時間で視聴しやすかったです。私は1.5倍速で視聴していたので、実際はもっと短く視聴することができました。

引用元:合格体験記|クレアール

【メリット】
・2年目まで長期的にサポートしてもらえる
・単元別の講義動画は無理なく学べる視聴時間を設定
・事務局によるサポートが手厚く何度でも相談できる

【デメリット】
・完全な初学者は内容を難しく感じるかもしれない
・プランが多すぎてどれが自分に最適かわかりにくい

基本情報

費用目安(税込)30~40万円
コース・カリキュラム・初級者向け各コース
・中上級者向け各コース
・行政書士受験経験者向けコース
・司法試験受験経験者向けコース
・行政書士Wライセンスコース
・宅建士Wライセンスコース
・行政書士・宅建士トリプルライセンスコース

【<初級者向け>2025年合格目標 合格ルート 1.5年スタンダード秋コース】
・法律入門講義
・択一式対策
・記述式(書式)対策
・本試験分析会
・過去問模擬試験
・基本事項総チェック講義
・実力診断模擬試験
・実力完成総合答練
・全国公開模擬試験
教材・テキスト例製本・PDFいずれにも対応
・テキスト
・講義資料
・過去問題集
・択一六法
・合格書式マニュアル
・合格書式マニュアル対応問題集
・記述式ハイパートレーニング
サポート内容・安心保証プラン
・回数無制限のメールやFAXでの質問受付
・ブログやSNS、学習ナビでの最新情報の発信
合格率非公表
※以下、教育訓練給付金制度の利用者のみを対象に「教育訓練給付金制度講座」検索システムにて調査した結果であり、全受講生の結果ではない
令和2年度司法書士 合格ルート超短期コース:4名
運営企業株式会社 クレアール

クレアールの司法書士講座が向いている人の特徴

①問題の重要度と難易度を把握して学習内容に優先順位を付けたい方
➡講師に問題の重要度を教えてもらえ、過去問を見れば問題の難易度がランクごとにわかる。優先順位が低い問題の学習時間を短縮可能。
②広すぎず狭すぎない適切な学習範囲の知識を習得したい方
➡コンパクトで持ち運びやすい「択一六法」は、適切な分量の内容を扱っていて、1冊やり抜くと合格に必要な知識をカバー可能。
③勉強可能な時間が少ないため「絶対に落とせない知識」を明確にしたい方
➡フルタイム勤務をする社会人が、限られた時間内で必須の知識や論点を明確化し、余計な情報に振り回されずに済むカリキュラム。

\ 無料で何度でも相談できる/

LEC東京リーガルマインド司法書士講座は上位合格者が多いため高得点を狙える

出典:LEC東京リーガルマインド

評判・口コミ
➡法律の趣旨を一からわかりやすく説明してもらえて、効率的に知識の定着を図れる。講義内容がテキストとリンクしており、スムーズな復習が可能。
講座費用
➡入学金が税込1万円で、受講料は税込50万円前後と、他社よりも高額。キャンペーンや割引制度の情報をこまめにチェックし、なるべく安い時期に申し込むのがおすすめ。
カリキュラム
➡学習初期から知識の定着度を確認しつつ、仕上げへと前進できる。LECが長年の司法書士受験指導で培ったノウハウを、余さず提供してもらえるカリキュラム。
教材・テキスト
➡オリジナルテキスト「ブレークスルーテキスト」を提供。基礎理論から択一・書式対策まで、最終合格までに必要な情報と講師のノウハウが網羅されている。
学習サポート
➡講義内容や教材の解説を理解できなかった場合は「教えてチューター」で、専門のフォロースタッフに質問できる。疑問をすぐ解消して先に進める仕組みが強み。
合格率・実績
➡2011〜2023年で一発合格者188名、上位合格者34名を輩出。令和4年度試験においては22名の一発合格者を輩出しており、高得点を狙える講座。

受講期間目安15ヶ月
初心者向けコース料金(税込)¥488,000
(初学者向け新15ヵ月合格コース<秋生>
スタンダード 通信Web)

\ 一発合格者22名を輩出した講座/

LEC東京リーガルマインドの司法書士講座は、令和5年度司法書士試験において、一発合格者を27名輩出しました。

過去10年間では、上位合格者を34名輩出しており、教育水準の高さがうかがえます。

オリジナル教材『ブレークスルーテキスト』には、重要条文の全文や制度趣旨が詰め込まれており、余白にメモを取ることも可能。

積極的に情報を書き込めば、合格に直結する情報が網羅された、自分だけのテキストを作成できます

学費がやや高額なため、早割キャンペーンや割引制度は要チェックです。

現在、お得な「早期申込割引」を実施しており、最大9万円安く受講できます。

2025年合格目標の、「新15ヵ月合格コース<春生>」と「新全日制本科コース」が対象のため、ぜひ検討してみてください。

料金情報(税込) ※コース展開が多いため、一部抜粋

コース名(受講期間)料金
2025年合格目標 新15ヵ月合格コース<春生>
スタンダード(目安1年3ヶ月)
通信Web:¥488,000
通学Web:¥568,000
2025年合格目標
新全日制本科コース(目安2年)
通信web:¥649,000
2025年合格目標 新15ヵ月合格コース<秋生>
スタンダード(目安1年3ヶ月)
通信Web:¥520,000
通学Web:¥606,000
2025年合格目標 9ヵ月合格速修コース通信Web:¥499,450
通学Web:¥531,800

LEC東京リーガルマインドの口コミや評判から判明した事とは?

佐々木クラスでは、教えてチューターの返信を佐々木講師自身がしてくれるため、学習の進捗状況や学習環境の変化に伴う悩みなどの相談に定期的に使っていました。私は勉強仲間がいなかったので、ちょっとしたことでも司法書士試験に関することを気軽に相談・共有することで、気が楽になっていました。

引用元:合格体験記|LEC東京リーガルマインド

教材はブレークスルーテキストを使用しておりました。司法書士試験択一の勉強としてはこれ以上ないテキストだと感じております。司法書士試験に必要な知識についての細かいところを深く書かれており、何度復習しても新しい発見がありました。復習することを前提にLEC講師陣により、深い内容まで練り上げられた素晴らしいテキストだと思います。これを完全にマスターすることができれば必ず合格できるという安心感、信頼感をもって勉強できました。

引用元:合格体験記|LEC東京リーガルマインド

【メリット】
・講師に定期的な悩み相談や不明点の確認が可能
・オリジナル教材で深い内容までしっかり理解できる
・上位合格者を多く輩出した良質なカリキュラム

【デメリット】
・配送物が届くまで時間がかかることがある
・高額な受講料と入会金によってコスパが悪い

基本情報

費用目安(税込)40万円台〜60万円台
コース・カリキュラム・初級者向け各コース
・中上級者向け各コース

【初学者向け新15ヵ月合格コースのカリキュラム】
・司法書士合格講座(全体構造編/本論編)
・全科目択一式到達度チェックテスト
・記述解法ベースアップ講座
・精撰答練
・全国公開模擬試験
・全国スーパー公開模擬試験
・口述模擬試験
教材・テキスト例・講義動画
・ブレークスルーテキスト(オリジナルテキスト)
サポート内容・教えてチューター制度
・各種割引制度
・受講生専用自習室の提供(利用条件あり)
合格率・過去11年間一発合格者163名
・過去10年間上位合格者34名
運営企業株式会社東京リーガルマインド

LEC東京リーガルマインドの司法書士講座が向いている人の特徴

①応用分野に移行後もこれまでの学習範囲を復習して知識を盤石にしたい方
➡「記述解法ベースアップ講座」では記述式に加え、今までに取り組んだ択一知識の復習で知識の定着を図れる。
②理解できていない苦手分野の内容を頭の中で整理したい方
➡質問受付フォームに疑問点を打ち込む機会があり、都度苦手分野を文章で書き出すため、情報の整理と記憶の定着がはかどる。
③答練に取り組みつつ模試を受験して自分の順位を客観的に把握したい方
➡答練と並行して模試を受ける機会が複数ある。両方に取り組むことで受験形式に慣れ、自分の順位を確認し、今後の対策を考えられる。

\ お得な早割キャンペーン実施中/

伊藤塾の司法書士講座は全合格者の5割以上が受講している実績がある講座

出典:伊藤塾

評判・口コミ
➡入門講座の学習スケジュールが定まっているため、初学者はカリキュラムに従うだけで合格のための基礎を盤石にできる点が高評価。
講座費用
➡講座費用は50万円程度で高額だが、コースが豊富なため、自分に必要なカリキュラムを見極めて選択する必要がある。利用できる割引制度があるか要チェック。
カリキュラム
➡受験指導や教材制作の経験が最低10年以上の実績豊富な講師が丁寧に指導。全員合格者で構成された講師陣には、簡裁訴訟代理等能力認定考査に合格した人材も。
教材・テキスト
➡教材制作の経験が最低10年以上ある専門スタッフが、本試験の出題内容を徹底解析。毎年テキストを改訂し、法改正にも対応している。PDFでも簡単に利用が可能。
学習サポート
➡マイページから学習質問ができ、1週間から10日以内に回答をもらえる。効率的に疑問を解消し、合格に向けて前進可能。
合格率・実績
➡令和5年度の司法書士試験合格者は419名で、最終合格者695名のうち約60%が伊藤塾出身という結果に。合格者のうち5人に3人が利用している点で信頼度が高い。

受講期間目安18ヶ月
初心者向けコース料金(税込)¥499,000
(2025年合格目標 司法書士入門講座 本科生 スタンダードコース)

\ 最終合格者の約60%が卒業生/

伊藤塾の司法書士講座は、Web通信生に対しても、通学生と同じ水準の手厚いフォローを提供している講座です。

2023年には司法書士試験最終合格者695名中、半数以上の約60%にあたる419名が伊藤塾生という結果になりました。

経験豊富な、講師陣の指導や質問への3日以内の返信、最新情報を網羅した教材などのサポートにより、確かな実績をあげています。

ライブ講義は翌日から動画視聴できるため、通学生と同じ内容を学べるうえ、該当年度の試験まで何度でも視聴可能。

「2024年合格目標 司法書士直前対策講座」では、2024年4月30日(水)まで最大10%のキャンペーンを実施しています。

少しでも、お得に通うチャンスを逃さないようにしましょう。

料金情報(税込) ※コース数が多いため、一部抜粋

         コース名(受講期間)            料金
2025年合格目標 司法書士入門講座 本科生
スタンダードコース(目安1年6ヶ月)
¥499,000
2025年合格目標 司法書士入門講座
本科生 一括配信コース(目安1年6ヶ月)
¥476,000
2025年合格目標 司法書士入門講座本科生
スリーステップコース(目安1年6ヶ月)
¥499,000
2025年合格目標 司法書士入門講座 本科生/本科生プラス 一括配信コース(目安1年6ヶ月)¥499,000

伊藤塾の口コミや評判から判明した事とは?

マイナー科目と言われる憲法、刑法、民事訴訟系の科目は、司法試験の勉強のおかげで直前に過去問を何回か繰り返した程度で合格点を取ることができました。

引用元:合格者メッセージ|伊藤塾

先に進めることは完全に講義の進行に任せてしまい、余った時間はとにかく復習や、指示のあった過去問の演習、あるいは記述式の雛形の学習に充てる、そんな具合で勉強することで自然と内容が定着し、盤石たる基礎ができたと実感しています。先に進めることすら一苦労の独学ではできない勉強方法だと思います。

引用元:合格者メッセージ|伊藤塾

【メリット】
・全国合格者の半数以上が受講しており質が高い
・初学者が迷わず基礎を固めて合格圏内を狙える
・指導経験10年以上のベテラン講師から学べる

【デメリット】
・問題集の字が小さくて読みにくい可能性がある
・割引があっても料金が高額で負担が大きい

基本情報

費用目安(税込)40万円台〜50万円台
コース・カリキュラム・初級者向け各コース
・中上級者向け各コース

【スタンダードコースのカリキュラム】
・体系編
・本論編択一式
・基礎力確認テスト
・記述式演習
・実践編全国公開
・模擬試験
教材・テキスト例・ライブ講義動画
・講義テキスト
・基礎力完成ドリル
・基礎力確認テスト/演習
サポート内容・マイページ学習質問サービス
・パーソナルカウンセリング制度(電話またはZoom)
合格率令和4年度:合格者395名
運営企業株式会社法学館

伊藤塾の司法書士講座が向いている人の特徴

①忙しくて講義を視聴する時間が取れずスケジュール管理に不安がある方
➡担当講師や先輩合格者がZoomや電話で15~20分、受講生の悩みを親身に聞いてアドバイスしてくれる。
②一貫している講義と教材で内容をスムーズに覚えたい方
➡本試験を徹底的に研究して作成されたオリジナルテキストが、復習用教材とリンクしているため内容がすんなり頭に入る。
③司法書士として活躍するための思考法・ノウハウまで身に付けたい方
➡合格後に必要となる法的思考力を身に付け、実務家として必要なスキルを養うための指導を受けられる。

\ 期間限定クーポンをGET/

初心者向けなど目的別におすすめできる司法書士試験通信講座

初学者や再受講など、目的別におすすめできる通信講座を紹介します。

ランキング以外で、自分に合った司法書士講座を探したい方は、参考にしてください。

初学者におすすめの司法書士試験通信講座

司法書士試験の学習が初めての方には、クレアール資格の学校TAC Wセミナーがおすすめです。

クレアール

「2年保証」があるので、初学者で試験合格に不安がある方も、2年目までサポートを受けられます。

講座申込時に、受講料プラス50,000円の「オプション安心保証」を選択すると、追加料金なしで再チャレンジをサポートしてもらえます。

資格の学校TAC Wセミナー

資格の学校TAC Wセミナーは、初学者に特化したコースを多数用意しており、法律の知識がなくても安心して受講が可能。

特に、「<山本オートマチック>20ヵ月総合本科生」は、法律用語を覚えるのが苦手な方に配慮されているためおすすめです。

講師自身が、6ヶ月の短期合格を成功させた理論、「オートマチックシステム」で基礎からじっくり学べます。

【迷った際の選び方】
不合格の可能性を考慮し2年目も継続受講したい場合クレアール
初学者の苦手意識に配慮した講座で学習したい場合資格の学校TAC Wセミナー

とにかく安い!コスパ重視におすすめの司法書士試験通信講座

安い通信講座を探しているなら、スタディングフォーサイトがおすすめです。

スタディング

10万円以上の受講料が必要な講座が多い中、最安49,500円(税込)で司法書士試験合格を目指せます。

89,100円(税込)の「合格コーススタンダード」は、記述式対策へのサポートも含めて10万円以下で受講可能なので、予算が決まっている方も学習しやすいでしょう。

フォーサイト

フォーサイトの司法書士講座は、安い受講料にもかかわらず、インプットやアウトプット用の各教材、eラーニング機能が充実しています。

司法書士 スピード合格講座 2024年試験対策」のバリューセットは、107,800円(税込)から受講可能。

効率よく学習を進めながら、司法書士試験の合格を目指せます。

【迷った際の選び方】
とにかく節約したい場合スタディング
フルサポートを10万円程度で利用したい場合フォーサイト

再受験する方におすすめの司法書士試験通信講座

再受験する方がお得に学べるのは、アガルート資格の学校TAC Wセミナーです。

アガルート

他校で、試験学習や受験した経験がある方は、「他校乗換割引制度」で対象講座を20%OFFで受講できます。

「入門総合カリキュラム」と、「演習総合カリキュラム」が適用対象で、最新情報はこちらから確認が可能なので確認してみてください。

資格の学校TAC Wセミナー

資格の学校TAC Wセミナーは、本科生・パックの受講歴がある方が対象の、「再受講割引制度」で同一講座を安く受講できます。

対象講座と適用条件、申し込み方法はこちらをご覧ください。

【迷った際の選び方】
他校から転校して安く学習したい場合アガルート
以前と同じスクールで安く学習したい場合資格の学校TAC Wセミナー

お得なキャンペーンや教育訓練給付制度対象でおすすめの司法書士試験通信講座

お得なキャンペーンを、実施している点でおすすめなのがアガルート教育訓練給付制度の割引率が高いのが資格の学校TAC Wセミナーです。

アガルートのキャンペーン

アガルートは、過去に司法書士講座講座を受講していた方向けの再受講割引があります。

また、入門総合講義や入門総合カリキュラムを受講した方向けのステップアップ割引など、最大20%OFFで受講できる各種割引制度を設けているのも特徴。

割引制度は、講座購入前に申請する必要があるので、確認してから利用してください。

資格の学校TAC Wセミナーの教育訓練給付金

教育訓練給付制度の条件を満たすと、ハローワークから受講料の20%が支給されます。

資格の学校TAC Wセミナーは、教育訓練給付制度と他の各種割引が併用可能です。

「<山本オートマチック>1年本科生」を含む5コースで給付金を受け取れるため、損をしないよう確認しましょう。
※2024年時点での情報

【迷った際の選び方】
お得なキャンペーンを利用したい場合アガルート
教育訓練給付金を利用したい場合資格の学校TAC Wセミナー

司法書士試験の通信講座選びで失敗しないためのポイント

難関といわれている、司法書士試験に合格するためにも、自分に合った通信講座を選ぶ必要があります。

受講料だけではなく、カリキュラムやサポート体制など、自分に必要なサービスが揃っている通信講座を選んでください。

以下では、司法書士講座を選ぶポイントを紹介します。

安い講座が低価格を実現している理由を確認する

司法書士通信講座の受講料は、安い講座で10万円、高くて50万円程が多いです。

しかし、スタディングやクレアール、フォーサイトなどは、数万円程度の講座を提供しています。

安い講座は、カリキュラムの質が気になるという方は、安い理由まで確認するのがおすすめ。

例えばクレアールは、6つの自社スタジオで講義映像を撮影し、社外スタジオを使用するよりコストを抑えています。

また、CMや新聞広告などを使った宣伝はせず、広告費用を抑えた結果、低価格での受講料を実現。

安価な通信講座でも、無駄を省き価格を抑えているサービスであれば、カリキュラムの質は高いです。

運営会社の権威性も確認したうえで、信頼できる通信講座か判断しましょう。

司法書士試験に合格後の研修期間も受講期間として考える

司法書士として働くためには、試験に合格後、研修を受ける必要があります。

通信講座の受講期間が12ヶ月の場合、合格後は最低数週間、研修のために時間を確保しなければなりません。

12ヶ月間の学習期間で合格を目指す方は、研修期間を含めて13ヶ月は時間を作るようスケジュールを立てましょう

結果的に、試験までの期間を逆算し、講座の受講期間を選べます。

研修を受けなければ、司法書士として登録ができないので、将来の予定も考慮しスケジューリングしましょう。

研修には、中央研修とブロック研修、配属研修の3つがあります。

中央研修は、eラーニングで参加できるため、仕事を続けながら課題に取り組むことが可能。

しかし、ブロック研修や配属研修は数週間程度、現地で研修を受けるため、有休を取るか退職する必要があります。

通信講座を選ぶ際は、研修の時間も加味して受講期間の目安とし、合格後も余裕を持って行動できるようにしましょう。

合格体験記から自分と似た状況下で合格した方の声を確認する

通信講座が、毎年更新している「合格体験記」は、非常に参考になる場合があります。

社会人になってから講座を受講し、複数回のチャレンジを経て合格した社会人や、就活と両立した上で、合格した大学4年生など、様々な境遇の受講者の声を見ることができます。

自分と同じような、状況やレベルの方が合格できていれば、講座選びの参考になるでしょう。

自分にとって、最も必要なサポートや学習内容が提供されている講座を、先輩合格者の声を比較して見極めてみてください。

司法書士講座の講義内容や教材が理解しやすいか見極める

通信講座は、それぞれ特徴が異なるので、自分にとって内容が理解しやすい講座を選びましょう。

優れた講師が在籍していたり、教材が分かりやすいと評価が高くても、自分には合わない可能性もあります。

内容が理解できなければ、司法書士試験に必要な知識を習得できないため、途中で挫折する可能性が高まります。

お試し教材や、無料体験講義などを利用できるサービスもあるため、事前にわかりやすさを確認してみてください。

スタディングの「無料のお試し登録」、LEC東京リーガルマインドの「司法書士 おためしWeb受講制度」などを活用して見極めましょう。

司法書士試験とは?弁護士や行政書士との難易度の違いを解説

司法書士は、裁判所や検察庁などに提出する書類の作成、審査請求の代理手続きを行う職業です。

的確な処理能力と高度な専門知識が必要で、試験合格率は毎年一桁の難関資格です。

令和5年度、司法書士試験の合格率は5.19%でした。(小数点第三位切り捨て)
参考:法務省「令和5年度司法書士試験の最終結果について」

試験は7月に実施される筆記試験、10月に実施される口述試験に分かれて行われます。

口述試験は、ほとんどの受験生が合格できるため、筆記試験の対策を入念に行うことが大切。

中には、同じ法律系の資格として、弁護士行政書士の資格取得を目指す方がいますが、司法書士とどちらが難しいのか難易度を比較します。

司法書士と弁護士の難易度の違い

弁護士は、法律事務全般が専門領域です。

司法書士のように書類作成をすることはもちろん、相談や代理業務を含めてさまざまな業務を行います。

弁護士は、離婚問題での相手方との交渉代理役を務めることが可能ですが、司法書士にはできません。

司法書士よりも、扱う業務の範囲が広い分、試験においても幅広い知識が求められます

弁護士になるためには、文系最難関の試験とされる司法試験に合格する必要があります。

令和5年度司法試験の合格率は45.34%と、合格率自体は司法書士試験より高い傾向。
参考:法務省「令和5年司法試験の採点結果」

しかし、受験資格が必要ない司法書士と異なり、司法試験は法科大学院の修了者、予備試験の合格者しか受験できません

また予備試験は、短答式や論文式、口述式の全試験に合格する必要があり、膨大な知識が求められる難関試験です。

受験までの、ハードルや合格までの労力が多いのは司法試験のため、弁護士よりも司法書士の方が比較的目指しやすいでしょう。

司法書士と行政書士の難易度の違い

行政書士は、官公庁に提出するための、許認可系の書類作成や手続き代理業務を担います。

登記や供託系の手続き代理を、メインで担う司法書士とは業務範囲に違いがあります。

例えば、会社設立において行政書士は定款の作成を行えますが、登記申請は司法書士でなければできません。

司法書士と行政書士試験は、受験資格は必要なく、誰もが受験可能です。

令和5年度、行政書士試験の合格率は13.98%でした。
参考:一般社団法人行政書士試験研究センター「令和5年度行政書士試験実施結果の概要」

司法書士試験と異なり、行政書士試験は口述試験がない分、負担が軽いのが特徴です。

試験範囲と合格率から考えると、行政書士試験が最も法律初学者が合格を目指しやすい資格といえるでしょう。

司法書士試験で資格取得した場合の年収はどれくらい?

実務経験を積む場合、試験合格後は司法書士として登録する必要があります。

実際に司法書士となった場合、どれくらいの年収を稼げるのか、データを元に推測しました。

司法書士を目指す方は、参考にしてください。

全国の一般的な司法書士の平均年収データを分析

2020年9月下旬〜10月23日に集計された、「第2回全国調査司法書士」では、624人が年収の実態について回答しています。

年収は、300~400万円未満の回答者がもっとも多く131人でした。

次いで、「400〜500万円未満」が114人、「500〜600万円未満」が94人という結果が出ています。

賞与については、「支給されない」という回答が、最多の249人を占めていました。

次いで、「30~50万円未満」が82人という結果が出ています。

年収に関しては、以下の動画でも解説をしていますので、参考にしてください。

一般的な会社員と司法書士の平均年収を比較

最新の国税庁データ「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、日本全体における労働者の平均給与は443万円です。

先ほどのデータと、集計時期に1年のずれがありますが、司法書士の平均年収300~400万円未満よりも、民間企業の会社員を含む労働者の平均年収の方がやや高額ということがわかります。

ただし、先ほどの司法書士を対象とした調査では、「年収1,000~7,000万円未満」と回答した方も18人いました。

司法書士として働いている方の年齢も、平均で47.2歳と他の職業より高く、50代や60代でも現役で働いている方が多いです。

データから、司法書士の年収水準は幅広く、年齢が上がるにつれて年収が増えている傾向です。

高いスキルが必要なうえ、司法書士として働く方の年齢が高いことから、長く活躍できる職業といえるでしょう。

求人情報からわかる!司法書士のリアルな月給と年収

求人サイト「indeed」を参照したところ、司法書士求人は各社以下の年収を提示していました。

◎関西エリア司法書士事務所:月給20万~30万円(推定年収240万~360万程度)/未経験可
◎関東エリアM&A仲介会社:年収600万~900万円/未経験可
◎関東エリアコンサルティング会社:年収1,000万~1,300万円/実務経験2年以上

未経験者は、年収数百万円からスタートしますが、経験者は年収1,000万円も狙えることがうかがえます。

「全国調査司法書士」では、年齢について3,181人から回答が寄せられ、最多の827人が40代でした。

回答者は、司法書士会に登録してから5年未満の方が最多の559人で、40代前後で資格を取得し、地道に経験を積む方が多いと推測できます。

仮に40歳で試験に合格し、司法書士に登録して働き始めた場合、50歳になったときは10年の経験を積んでいます。

経験を積んだ場合、ベテランとして高い年収を稼いで活躍できる可能性があるでしょう。

また、AIによる最新技術をもってしても、司法書士の複雑な相談業務は代替するのが難しいのが現状です。

一般的な事務職と異なり、将来性のある職業のため、長期的に見ると年収を上げることが可能な職業です。

司法書士の年収は男性と女性で違う?

男女別の、正確な年収データは公表されていませんが、司法書士は圧倒的に男性が多い職業です。

「全国調査司法書士」の回答者は、男性81.1%、女性17.8%と、男性が8割を占めています。

「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、全国労働者の性別ごとの年収は男性545万円、女性302万円で男性の方が高額という結果に。

司法書士についても、男性より女性の方が、年収が少額と推測できます。

ただし、依頼者の中には、デリケートなお金の悩みについて同性に相談したい女性が多くいます。

したがって、女性司法書士の需要は今後ますます高まっていき、結果的には男女差が埋まっていく可能性が高いでしょう。

司法書士試験は独学でも資格取得できる?リアルな難易度を解説

令和5年度司法書士試験の合格率は、5.19%であり1万3千人以上の受験者のうち、695人しか合格していません。

司法書士試験は、出題範囲が幅広く、理解すべき知識も非常に細かいのが特徴。

条文の詳細まで出題されるため、少しでも学び落とした点があると、不合格になる可能性があります。

出題範囲が広いため、独学で全範囲をしっかり学ぶには相当な労力(難易度)が求められるでしょう。

通信講座の講義や教材は、合格するために学ぶべき内容を網羅しているので、試験の合格を目指しやすいです。

必要な点が最初から絞られているため、どこから手を付けるべきか迷ったり、スケジュールを考えたりする時間の節約が可能です。

要点を学び落とす心配がないうえ、自力で全範囲を必死に学習するよりも、効率的に合格に近づけるでしょう。

アガルートの受講生は、令和5年度司法書士試験で、本試験合格率15.4%という実績をあげました。全国平均と比較すると、2.96倍も合格率が高いです。

特に、法律の初学者で合格に自信がない方は、通信講座を活用して効率よく合格を目指すのがおすすめです。

【FAQ】司法書士試験対策向けの通信講座についてよくある質問まとめ

司法書士試験対策について、よくある質問と回答をまとめました。

疑問を解消したうえで、試験対策をしましょう。

司法書士とは何をするの?

司法書士は、法務局や裁判所、行政機関などへの提出書類を作成したり、審査請求に携わったりする職業で、資格は国家資格です。

不動産登記、商業、法人登記の申請など、人々の「権利と財産」を守る専門家として活動します。

審査請求といった手続きの代理も、業務に含まれるのが特徴。

また、手続きを行うだけでなく、個人や法人などの依頼を受けて、法律の専門知識を活かした相談業務を担うことも少なくありません。

高度な法律の知識を武器に、依頼者の相談役や代理役を担うプロフェッショナルです。

司法書士試験2024年の難易度は?どのくらい難しい?

2023年に実施された、令和5年度司法書士試験の合格率は5.19%で、例年4~5%程度で推移しています。
参考:法務省「司法書士試験」

合格率が一桁の難関試験であり、2024年に実施される令和6年度試験においても易化することはないでしょう。

ただし、スキマ時間を有効に活用し、最新の試験の出題傾向を把握すれば、効率的に合格を目指すことが可能です。

通信講座では、出題傾向を踏まえた問題集が提供されるため、演習をくり返して着実に合格を目指せます。

司法書士試験は何時間くらい勉強が必要?

司法書士試験の合格までに必要な勉強時間は、2,000~3,000時間程度とされています。

個人によって知識量やレベルには差があるため、あくまで目安として参考にしましょう。

司法書士試験は、筆記試験が午前と午後に分かれているほど、問題量が膨大です。

民法や不動産登記法、商業登記法、憲法など合計11科目から出題され、幅広い知識が問われます。

アガルート通信講座の「入門総合講義」では、全科目別の講義数を以下の時間に設定しています。

憲法約8時間
民法約70時間
刑法約13時間
商法・会社法約30時間
民事訴訟法約20時間
民事執行法約8時間
民事保全法約4時間
司法書士法約5時間
供託法約10時間
不動産登記法約85時間
商業登記法約40時間
参考:アガルートアカデミー「司法書士試験|2023年合格目標 入門総合講義/入門総合カリキュラム」

全科目の講義を受けるだけでも、合計293時間の学習が必要です。

しかし、仕事をしている社会人の勉強時間は限られています。

無理に、知識を詰め込もうとすると挫折しやすいため、期間を多めに見積もり、最低1年半ほどで合格を目指すのがおすすめ

スキマ時間をフル活用して、空いた時間で六法全書を引いたり、動画や音声講義で学習しましょう。

司法書士試験に合格するため通信制大学に行くのはアリ?

「司法書士になるために必要な法律の知識を基礎から学ぶため、大学に入り直そうか」

「働きながら大学で法律を学び直すなら、通信制が良いか」

上記のように考える方がいますが、司法書士になることが最終目的であれば、大学に入り直すのは意味がありません

司法書士は、大学の法学部や法科大学院を出ていなくても、学歴を問わず誰でも受験できます。

大学に進学する場合、高額な学費がかかり、教養科目や体育など法律と無関係の科目も学ばなければなりません。

学問として、法律を学ぶなら大学に進学するのも手ですが、一刻も早く司法書士になりたい場合は、通信講座や予備校がおすすめです。

通信講座を使い、必要な内容だけを学んだ方が、費用も時間も節約して合格に近づけるでしょう。

司法書士試験は2024年のいつ実施される?

2024年に実施される、令和6年度司法書士試験の詳細は、4月頃に発表があると予想されています。

前年度の2023年は、5月8日(月)~19日(金)までが受付期間で、受験手数料の8,000円(税込)を収入印紙で納付する必要がありました。

試験は例年筆記が7月、口述が10月に実施され、最終合格者は11月に発表されています。
参考:法務省「令和 5 年度司法書士試験受験案内書」

令和6年度からは、受験申請書に添付する写真のサイズに変更があるため、注意しましょう。

従来の「5cm平方形」から「縦4.5cm×横3.5cm」に変更、撮影時期は提出日より「3ヶ月以内」から「6ヶ月以内」となりました。
参考:法務省「司法書士試験及び土地家屋調査士試験の受験申請書に添付する写真サイズ等の見直しについて」

2024年4月以降、不備がないよう最新情報をこまめにチェックして、申し込みましょう。

目次