宅建通信講座おすすめランキングBEST5【2024年度】人気や費用安さを比較

宅建士は、不動産取引の専門家として活躍でき、年間20万人以上受験をする人気の資格です。

国家資格なうえ、法律を学習する必要があるので、通信講座を利用して受験をする方が多いです。

しかし、宅建士の通信講座を受講したくても、「どの通信講座を選べばいいのか分からない」「社会人でも無理なく学べるカリキュラムがどれか知りたい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

当サイト独自予測によると、令和6年度の宅建合格率は16.4%という結果が出ていますが、通信講座を利用することで80%を超える合格率の上昇が期待できるというデータも出ています。

宅建士を目指す方に人気の講座は、「フォーサイト」「スタディング」「クレアール」の3つです。

本記事では、人気の講座を含めた5つの通信講座を、以下のポイントで比較しました。

【検証した比較ポイント】
①評判・口コミ
②講座費用
③カリキュラム
④教材・テキスト
⑤学習サポート
⑥合格率・実績

ひとつのサービスにつき、1分ほどで内容を理解できるよう調査レポートをまとめているので、気になる方は、ぜひ「宅建通信講座おすすめランキングBEST5」から先にどうぞ!

宅建士の合格率については、以下の動画で解説をしています。

目次

【2024度】宅建通信講座おすすめランキングBEST5!費用の安さなどを徹底比較!

当ページでは、以下6つのポイントについて検証して、評価結果をランキング化しました。

  1. 評判・口コミ
  2. 講座費用
  3. カリキュラム
  4. 教材・テキスト
  5. 学習サポート
  6. 合格率・実績

当サイトでは5つに絞って、レポートを作成しています。

1位)STUDYing(スタディング)宅建士講座は相場より安い受講料で短期合格を目指せる

出典:スタディング公式HP

評判・口コミ
➡講師の話し方を気に入り、学習がはかどった合格者がいる。講師の話し方が自分に合っているか、講座を購入する前に確認できる点も高評価。
講座費用
➡1~2万円台で受講できるため、平均相場の5~7万円よりも非常にお得。安く短期で合格を目指せるため、経済的・時間的負担が軽くて済む。
カリキュラム
➡基本的な内容を早期にインプットした上でアウトプットに取り組める。段階的に無理なく応用問題を解けるよう設計されたカリキュラム。
教材・テキスト
➡「検索機能」搭載の完全オンライン教材で、学習が必要な個所や間違えた箇所を見つけて学べる。好きな箇所を「マイノート」にコピーして、オリジナルノートの作成も可能。
学習サポート
➡「AI問題復習」の機能で、最適なタイミングで復習すべき問題をAIに選んでもらえる。「間違えた問題だけ」「この科目だけ」などの条件も設定でき、必要な学習だけが可能。
合格率・実績
➡合格率は非公表だが令和5年度試験の合格者1085名が体験談を寄せている。AI実力スコアと実際の点数がほぼ同じで、正確に実力を把握して合格できた人も。

受講期間目安4~5ヶ月
初心者向けコース料金(税込)¥24,800(コンプリートコース)

スタディングでは、無料登録のみで教材・学習システムの一部を使ってみることができるのでオススメ!!

スタディング宅建士講座は、他社よりも安い料金で短期合格を目指せる通信講座です。

1~2万円台の受講料で、インプットとアウトプットに取り組めるため、4ヶ月ほどで合格した方もいます。

講義映像は、1講座30分ほどにまとめられており、板書やテキストがなくても通勤電車内で知識の習得が可能。

情報番組のような分かりやすい解説で、複雑な内容もしっかり理解できます。

もともと受講料が安い分、キャンペーンは少ないのですが、「Wライセンス応援割」はダブルライセンスを目指す方におすすめ。

中小企業診断士といった、他資格の対策講座を安く受けられます。

比較的合格を目指しやすい宅建を受講中に、ダブルライセンスでのキャリアアップを目指せるでしょう。

料金情報(税込)

コース名(受講期間)料金(税込)
>>宅建士合格コース ミニマム
[2024年度試験対応](目安4~5ヶ月)
¥14,960
>>宅建士合格コース レギュラー
[2024年度試験対応](目安4~5ヶ月)
¥19,800
>>宅建士合格コース コンプリート
[2024年度試験対応](目安6ヶ月)
¥24,800

スタディングの口コミや評判から判明した事とは?

なんといっても、重いテキストを持ち歩かなくていいので、私は時間のある時にパソコンで講座視聴、テキスト拝読、問題解読、を繰り返し、実は1度も紙のテキストやノート、ペンは使いませんでした。なにしろ初めての宅建受験で1発で受かりたかったので、受かる為の方法として私にはそれが合っていました。

引用元:合格者の声|スタディング

仕事とプライベートが忙しく、なかなか勉強時間を確保できませんでしたが、通勤の電車で動画を見て、休憩時間など細々とした時間はスマート問題集を活用し、知識を高めました。

その結果、独学で勉強していた時と比べて、かなり効率よく学習することができ、無事に合格することができました。AI実力スコアで自分の現時点での実力などを知り、モチベーションも維持できたので、STUDYingを利用して、本当に良かったと思います。

引用元:合格者の声|スタディング

【メリット】
・スマホさえあれば筆記用具不要で、いつでもどこでも勉強できる
・経済的にも時間的にも合格までの負担やリスクが軽い
AI機能で実力診断や、復習を手助けしてもらえるので継続しやすい

【デメリット】
・フォロー体制が手薄で質問や相談ができない
・週末はツールにアクセスが集中して学習しにくい

基本情報

費用目安(税込)¥14,960〜¥24,800
コース・カリキュラム【スタンダードのカリキュラム】
・基本講座
・Webテキスト
・スマート問題集
・セレクト過去問集
・13年度分テーマ別過去問集
・合格模試
教材・テキスト例・Web講義
・Webテキスト
・スマート問題集
・セレクト過去問集
サポート内容AI学習機能
合格お祝い制度「Amazonギフト券3,000円」
合格率累計2700名以上が合格
運営企業KIYOラーニング株式会社

スタディング宅建士講座が向いている人の特徴

①フルタイム勤務で残業もあり合計80時間程度しか勉強時間を取れない方
➡30分程度の動画には、要点が詰まっているため、通勤時間や昼休みなどに合計70~80時間程度の勉強で合格した受講生がいる。
②独学で挑戦しようとしたが何から手を付けるべきかわからず挫折した方
➡順番通りに講義を聞き、問題をくり返し解いて実力を鍛えられる。学習レポートで実力が可視化され、やるべきことが明確になる。
③学習進捗を共有し合える勉強仲間を見つけてモチベーションを保ちたい方
➡日々の学習記録をSNSの投稿にアップして、勉強仲間とつながれる。情報交換や励まし合いがモチベーションの維持に役立つ。

2位)フォーサイト宅建士講座は教材の質を重視する方におすすめ

出典:フォーサイト公式HP

評判・口コミ
➡教材がわかりやすく、イラストで直感的に法律の内容を理解したり、丁寧な解説で理解を深めたりできる。問題とその解説を、テキストを読むように眺め続けて合格した人がいる。
講座費用
➡宅建通信講座の平均相場は5~7万円のため、59,800円(税込)~78,800円(税込)の受講料は平均的な価格。割引を利用でき、グッズももらえるためお得に学べる。
カリキュラム
➡基礎講座でインプット・過去問講座でアウトプット・直前対策講座で弱点克服の流れにより、合格力を高められる。ライブ講義「eライブスタディ」で参加者と実力試しも可能。
教材・テキスト
➡問題の正解番号は、演習中に見えないよう、解説の下部に小さく薄い文字で記載。じっくり解説を読み込み、正しい答えを理屈から理解できる仕組み。
学習サポート
➡eラーニング「ManaBun」から24時間いつでも質問が可能。数日で回答が届き、疑問点・不明点をスピーディーになくしながら、学習を進められる。
合格率・実績
➡全国平均合格率17.2%の4.42倍である76.1%を達成。1~2ヶ月で資格取得した短期合格者を含む721名の合格者を輩出している。

受講期間目安6ヶ月
初心者向けコース料金(税込)¥69,800(バリューセット3 通常セット)

1週間で145件の資料請求確認がありました(4/1時点)

フォーサイト宅建士講座は、分かりやすさにこだわった、フルカラーテキストが強みの通信講座。

令和5年度の試験では、フォーサイトから合格者721名を排出しており、全国平均合格率17.2%を大きく上回る合格率76.1%を達成しています。

色彩やイラストを活用して、視覚的にわかりやすくまとめられたテキストは、問題集とリンクしています。

問題集に、テキストの該当ページが書かれているため、間違えた箇所をすぐにテキストで確認可能

また、「eライブスタディ」では臨場感あるライブ講義を受けたり、チャット機能で他の受講生と交流できます。

通信講座でありながら、講師や受講生とつながり、刺激を受けながらモチベーションを維持できます。

資料請求すると、「バリューセットが1万円割引」になる特典もあるので、受講しやすいのも魅力でしょう。

さらに、サンプル教材やeラーニング無料試用版、合格ノウハウが詰まった非売品の書籍も受け取れます。

まずは資料を請求して、お得にサービスの質を確認しましょう。

料金情報(税込)

コース名(受講期間)料金(税込)
>>バリューセット1
(目安6ヶ月)
¥59,800
>>バリューセット2
(目安6ヶ月)
¥64,800
>>バリューセット3
(目安6ヶ月)
通常セット:¥69,800
通常セット+DVDオプション:¥78,800
単科講座
(目安2~6ヶ月)
¥10,800~¥47,800

フォーサイトの口コミ・評判から判明した事とは?

ManaBunでテキストがダウンロードできるので、PDFの検索機能を使ってキーワードを確認するなど工夫しました。特に、オリジナル模試はおすすめです。全範囲から出題されるので、まんべんなく学習でき、記憶を維持したまま本試験を迎えることができました。まずは一問一答を各分野ごとに取り組んで、一通り終わった時点でオリジナル模試に取り組みました。

引用元:93名の合格者インタビュー|フォーサイト

eライブスタディは毎週やってほしいぐらい楽しく問題演習ができます。他の受講生とリアルタイムで問題を解くことができるのですが、みなさんとても正答率が高くて、「まだまだ頑張らなくちゃ」という思いにさせてくれました。自分ができなかった問題は、数日後にもう一度アーカイブを再生して復習を行ないました。

引用元:93名の合格者インタビュー|フォーサイト

【メリット】
・わかりやすいテキストでスムーズに学習できる
・「eライブスタディ」ではその場で講師に質問可能
・eラーニングで24時間学べて質問もできる
2023年度フォーサイトの合格者721名のうち、89%の方が「非常に満足・満足」と回答しています

【デメリット】
・Web問題集の字が小さく読みにくいかもしれない
・コースごとに質問可能な回数が決まっている

基本情報

費用目安(税込)¥10,800〜¥78,800
コース・カリキュラムバリューセット1~3
・単科講座

【バリューセット3のカリキュラム】
・基礎講座
・過去問講座
・直前対策講座
・科目別答練講座
・過去問 一問一答演習
教材・テキスト例・フルカラーテキスト
・講義動画
・eラーニング「ManaBun」
・問題集
・過去問 一問一答演習
・eライブスタディ
サポート内容全額返金保証制度
オリジナル合格グッズ
合格率令和5年度:76.1%
運営企業株式会社フォーサイト

フォーサイト宅建士講座が向いている人の特徴

①自宅では集中できないため仕事帰りにカフェで勉強したい方
➡eラーニング「ManaBun」で、Web教材やPDF化した教材などを使えるため、外出先でもノートパソコンやスマホ、タブレットで手軽に勉強できる。
②「クオリティが高いサービス」という確証が欲しい方
➡「バリューセット3」に全額返金保証制度があるため、自社のテキストへの自信がうかがえる。誠意と信頼度を重視する方におすすめ。
③知識を自分で説明できるようになることで理解度を高めたい方
➡問題演習の際は、宅建用に開発されたオリジナル演習ノートを使用。1つの選択肢ごとに理由を書きながら解答し、着実に理解度を高められる。

3位)アガルート宅建士講座は予備校のように講師とコミュニケーションを取りやすい

出典:アガルート公式HP

評判・口コミ
➡全体像を把握できる講義と、理解が不十分な点を読んで知識を補充できるテキストが強み。2ヶ月半や4ヶ月ほどの期間で合格した受講生がいる。
講座費用
➡5~7万円台の平均相場で学べる。「入門総合カリキュラム/ ライト」であれば76,780円(税込)と、相場より安く受講することも可能。
カリキュラム
➡初学者向けの「入門総合」と学習経験者向けの「演習総合」、短期間で学習したい人向けの「速習」の3つを用意。レベルごとに合格に必要な知識を身に付けられ、初学者も10年分の過去問を解いて実力を磨ける。
教材・テキスト
➡総まとめ講座のテキストは左ページに一問一答、右ページに該当分野のまとめが掲載されている。試験会場でも見開きページを見れば、簡単に復習できて便利。
学習サポート
➡講師に直接質問できる「質問制度」の他、毎月1回動画による「ホームルーム」を実施。講師が受講生と双方向のコミュニケーションを取り徹底サポート。
合格率・実績
➡令和5年度宅建試験において、全国平均の3.77倍である合格率64.8%を達成。「入門総合」で60.3%、「演習総合」で74.2%とカリキュラムごとの数値も高い。

受講期間目安6ヶ月
初心者向けコース料金(税込)¥71,280
(【2024年合格目標】入門総合カリキュラム/フル)

アガルート宅建士講座は、宅建士の知識に精通している専門家を、講師として採用しています。

講師は、科目への深い知識があることはもちろん、受講生がつまずきやすいポイントや試験で出題されやすい分野などに詳しいのが特徴。

初学者も、質問制度やホームルームで、講師から有益な情報を提供してもらえるため、合格に近づくことが可能です。

テキストには、学習上有意義な分野にアイコンやマークが付いています。

膨大な情報の中から、学ぶべき箇所を明確化できる点が強みです。

対象講座を、最大20%割引価格で受講できる各種割引制度が充実しているため、ぜひチェックしてみてください。

料金情報(税込)

コース名(受講期間)料金
【2024年合格目標】
>>入門総合カリキュラム/フル
(目安6ヶ月)
¥71,280
【2024年合格目標】
>>入門総合カリキュラム/ライト
(目安6ヶ月)
¥54,780
【2024年合格目標】
>>演習総合カリキュラム/フル
(目安6ヶ月)
¥107,800
【2024年合格目標】
>>演習総合カリキュラム/ライト
(目安6ヶ月)
¥76,780

\ 12回払いなら月4565円~で始められる /

>>5月限定の分割手数料無料キャンペーン特設ページはこちら

アガルートの口コミ・評判から判明した事とは?

講義の途中、小林講師が、面白いことを話してくださるので、思わず笑ってしまい、印象に残った場面もあります。覚えなければいけないところについては、語呂合わせをして下さるので、テキストに書き込みました。

引用元:合格者の声|アガルートアカデミー

とにかくテキスト・過去問を繰り返し復習し、合計で7周しました。民法改正した分野の問題は、10月度の試験問題では正答率は高くなかったため、今までより基礎的は部分の正答率が大事になると思いました。復習を地道に繰り返した結果、業法・その他・税法の3つの分野を満点でとることができたので、私の勉強法は間違ってなかったと確認できました。

引用元:合格者の声|アガルートアカデミー

【メリット】
・優秀な講師から丁寧にフォローしてもらえる
・短期合格者を多数輩出した良質な講座で学べる
・テキストは重要論点がわかりやすく復習に便利

【デメリット】
・動画の内容がテキストと同じで物足りない
・教材は紙かデジタルかどちらかしか使えない

基本情報

公式サイトhttps://www.agaroot.jp/takken/
費用目安(税込)¥54,780〜¥107,800
コース・カリキュラム・入門総合カリキュラム
・演習総合カリキュラム

【入門総合のカリキュラム】
・入門総合講義
・過去問解説講座
・総まとめ講座・模擬試験
教材・テキスト例【入門総合の教材】
・Web講義動画
・フルカラーのオリジナルテキスト
サポート内容最大20%OFF各種割引制度
・講師に直接聞ける質問制度
・月1回のホームルーム動画配信
・学習導入オリエンテーション
・学習サポーター制度
合格率令和5年度:64.8%
※全国平均の3.77倍
入門総合受講者:合格率60.3%
演習総合受講者:合格率74.2%
運営企業株式会社アガルート

アガルート宅建士講座が向いている人の特徴

①行政書士試験の対策と同時並行で学習を進め各知識の理解を深めたい方
➡「民法」は、行政書士の試験科目と同じため、同時に学習を進めてダブルライセンスを目指せる。
②重要な過去問の中でも特に取り組むべき問題を明確化したい方
➡講義の中で、「これは頻出問題なので必ず解いて」といったアドバイスをもらえ、優先度を重視したメリハリのある過去問演習が可能。
③テキストに情報を書き込んでいき本番直前に見直したい方
➡テキストは、必要な情報を余白に書き込める仕様。試験会場でも見直しつつ、使い込まれたテキストを見れば自信につながる。

4)クレアール宅建士講座は合格するためのポイントを重点的に学習したい方におすすめ

出典:クレアール公式HP

評判・口コミ
➡手軽にどこででも講義を聞けて、過去問を解ける仕組みが好評。やる気が起こらず怠け安かった人も、手軽に勉強できるため学習継続と合格に成功している。
講座費用
➡5~6万円の平均的な受講料で基礎固めが可能。カバーできるのは必要最低限の出題範囲のみだが、400問の演習に取り組み、必要な論点を深く理解できる。
カリキュラム
➡得点源になりやすい知識を問われる科目「宅建業法」からスタート。学習意欲が高いスタート時に取り組み「権利関係」「法令上の制限」など他科目の得点にもつなげられる。
教材・テキスト
➡紙教材とWeb教材の好きな方を自由に使える。Web教材はPDF化して、読みたい部分だけダウンロード・プリントアウトすることも可能。
学習サポート
➡メールと質問用紙で何度でも質問できる他、予約制のカウンセリングで学習相談が可能。講師と事務局スタッフが合格まで丁寧にサポートしてくれる。
合格率・実績
➡合格率は非公表だが令和5年度試験の合格者135名が「合格体験記」を寄稿している。クレアールのテキストを信じて学習に取り組み、3ヶ月の短期で合格した人も。

受講期間目安10ヶ月
初心者向けコース料金(税込)¥59,800
(2024年合格目標 型完全合格パーフェクトコース)

クレアール宅建士講座は、「合格必要得点範囲」を明確にして、満点ではなく「合格点」を確実に超えることを目指します。

出題の可能性が低い分野は排除し、独自のノウハウで効率的な学習が可能です。

科目ごとに学習のウエイトを変え、必要な分量だけに取り組むため、忙しい方も無理なく宅建士を目指せるでしょう。

回数無制限の、質問受付サービスを設けており、疑問点が出てきたらすぐにメールやFAXで質問できるのも魅力です。

料金情報(税込)

コース名(受講期間)料金
2024年合格目標
完全合格パーフェクトコース
(目安10ヶ月)
¥59,800
2024-2025年合格目標
完全合格セーフティコース
(目安10ヶ月)
¥74,800
2024年合格目標
上級パーフェクトコース
¥26,800

クレアールの口コミ・評判から判明した事とは?

徐々に知識がついてくると、一問一答や、過去問に取り掛かりました。講義の後に解くことで、過去の問題が、どの部分を問題にしてくるのか理解ができ、知識の習得をある程度絞ることができました。間違った部分を見直すことで、どの部分の知識が足りないか、客観的に把握でき、次回以降の勉強に生かすことができました。

引用元:合格体験記|クレアール

模擬試験が十分に用意されていたので、試験がどのようなものなのか体験でき、2時間の試験に慣れることができました。時間配分や問題の解く順番、解くためのメモの書き方など、十分に対策を練ることができました。以上のことから、クレアールはリーズナブルでありながら、合格するための要素は十分に盛り込まれていると思います。

引用元:合格体験記|クレアール

【メリット】
・合格するために必要な範囲を絞りつつ深く学べる
・得点源になりやすい科目からスムーズに学べる
・教材は紙・Web・PDFから使いやすいものを選べる

【デメリット】
・幅広い出題範囲をすべてカバーすることはできない
・テキストが2色刷りのため読みにくい可能性がある

基本情報

費用目安(税込)¥26,800〜¥59,800
コース・カリキュラム【クレアール式学習メソッド 非常識合格法カリキュラム】
・初学者コース
・経験者コース

【2024年合格目標 先行学習型完全合格パーフェクトコース】
・先行学習基本講座
・基本講義
・実力アップ演習講義
・法改正講義
・総合模擬試験問題集&解説講義
・重要論点総まとめ講義
・公開模擬試験
教材・テキスト例・新テキストブック
・新過去問題集
・分野別問題集 全4回
・総合模擬試験問題集&解説講義
・一問一答Webテスト
サポート内容・回数無制限の質問制度
・予約制カウンセリング問題復習機能
・学習レポート機能
・勉強仲間機能
・合格お祝い金制度8,000円
合格率非公表
運営企業株式会社 クレアール

クレアール宅建士講座が向いている人の特徴

①法律を丸暗記するのではなく「試験会場で解くスキル」を磨きたい方
➡暗記ではなく、「なぜこの法律が生まれたか」という背景を理解し、試験本番で通用する論理的思考力を鍛えられる。
②普段から宅建関連の動画を見ているため講座でより理解を深めたい方
➡講座で習得した知識を、YouTubeの宅建関連動画を視聴してさらに深められる。複数の観点から同じ知識を学び、情報の整理が可能。
③フルカラーテキストは色が派手で読みにくいためシンプルな教材を求める方
➡2色刷りテキストは、ビジュアル化されておらずシンプルな構成。カラフルな、イラスト付きの教材が合わない方にはおすすめ。

5)資格スクール大栄の宅建士講座はサポーター体制が整った講座

出典:資格スクール大栄公式HP

評判・口コミ
➡講師のコメントを信じて勉強し続けたり、模試を本試験と同じ時間配分で50問解いたりと、地道な努力で合格した卒業生たちから高く評価されている。
講座費用
➡入会金22,000円(税込)、総額は230,692円(税込)とかなり高額なため、教育給付金制度や割引制度などを活用するのがおすすめ。
カリキュラム
➡初学者も約1週間で、宅建の全体像を把握できる仕組み。暗記ではなく視覚的に理解しやすいオンラインツールで学び、約5分の講座でポイントを絞り学習できる。
教材・テキスト
➡演習用のオンライン教材では約4,300問を解いた後、ヒートマップ機能で定着度や弱点を把握できる。全問正解に向けて演習をくり返すうちに、内容が定着していく教材。
学習サポート
➡通信講座でありながら、講師によるコーチングサポートが充実。その他学習進捗についてはキャリアナビゲーター、講義内容については講座マイスターに質問・相談できる。
合格率・実績
➡合格率は非公表で実績に関する情報を確認できないのがデメリット。2020年時実施されたアンケートで、受講満足度は97.6%。

受講期間目安6~8ヶ月
初心者向けコース料金(税込)要問い合わせ
(宅建士SkiP2024【2024年宅建士合格を目指すコース】)

資格スクール大栄の宅建士講座は、コーチングサポートが充実した通信講座で、3種類のサポーターが伴走してくれます。

学習の進め方とやり方は講師、学習進捗の管理はキャリアナビゲーター、学習の不明点は講座マイスターが相談に乗ってくれます。

それぞれの悩みに詳しいサポーターが、連携して受講生1人ひとりをフォローしてくれるので、挫折率が低いのが魅力。

また、「For You答練」では自分の理解度を可視化でき、弱点に応じた問題を解いて苦手克服が可能で、オーダーメイドカリキュラムで合格に向けて学習を進められるでしょう。

資料請求や無料体験予約、教室見学予約をWebから行うと、入会金22,000円(税込)が全額免除されるクーポンを受け取れます。

料金情報(税込)

コース名(受講期間)料金
宅建士SkiP2024【2024年宅建士合格を目指すコース】(目安6ヶ月)要問い合わせ

資格スクール大栄の口コミや評判から判明した事とは?

担当スタッフの方には、集中力がなく飽き性な自分の性格に合わせて勉強の進め方などを考えてくださったり、モチベーションが下がらないよういつもお声がけいただき感謝しております。来年またこちらで別の資格に挑戦します。

引用元:受講生レビュー|資格スクール大栄

映像講座なので自宅や出先でも受講が可能ですし、自分の理解度に合わせて早送りしたり巻き戻せたりするのは大きな魅力だと感じました。どうしてもわからない部分があったとしても質問ができるため安心です。

引用元:受講生レビュー|資格スクール大栄

【メリット】
・3種類のサポーターが合格まで支え続けてくれる
・オーダーメイドカリキュラムで苦手克服が可能
・孤独感がなくモチベーションが下がりにくい

【デメリット】
・入会金と教材費がかかり総額が25万円と高額
・一度情報を調べると勧誘される可能性がある

基本情報

費用目安(税込)要問い合わせ
コース・カリキュラム【2024年合格を目指す!宅建SkiPのカリキュラム】
・HOP講座
・STEP講座
・JUMP講座
・Attack5
・模擬試験
・過去問
・直前模擬試験
・For You答練
・テキスト/eテキスト
・ホームルーム
・マイスターLIVE
・LINEコミュニケーション
教材・テキスト例・Web講義
・テキスト
・問題集
サポート内容・専任キャリアナビゲーターへの相談
・専門講師への1対1質問制度
合格率非公表
運営企業株式会社リンクアカデミー

資格スクール大栄の宅建士講座が向いている人の特徴

①通学時間はないが指導実績の豊富な予備校の講義を自宅で体験したい方
➡資格受験指導歴が、45年以上の実績ある予備校で、多くの通学生が合格している。同じノウハウを自宅からWeb通信で学べる。
②暗記事項をどうしても覚えられないため復習で内容を定着させたい方
➡「忘れることは当たり前」という前提で、復習を重視した頭に定着しやすい学習法を実践している。知識を取りこぼさず、学習が可能。
③通学制の予備校と迷っているためスタッフに直接相談してみたい方
➡最寄りの校舎で、教室の雰囲気やスタッフの人柄を確認した上で、通信講座とどちらが自分に適しているか判断できる。

初心者向けなど目的別におすすめできる宅建通信講座

初心者向けや受講料の安さなど、目的別におすすめできる通信講座を紹介します。

ランキング以外から、自分に合った宅建士講座を探したい方は、参考にしてください。

法律の学習が初めての方におすすめの宅建士講座

法律初学者が、宅建士を目指す場合、フォーサイトと資格の大原がおすすめです。

フォーサイト

eラーニング「ManaBun」を使えば、24時間いつでも不明点や疑問を質問でき、初学者も早期に正しい知識を習得できます。

2023年度の、合格率76.1%という数値は、全国平均合格率の4.42倍であり、1~2ヶ月で短期合格を果たした卒業生もいるので質のいい通信講座といえるでしょう。

資格の大原

資格の大原は、受講生の89.1%が「分かりやすい」と評価した、講義が強みです。

初学者が、説明内容をきちんと理解したうえで問題を解けるよう、講師が理解度を重視した講義で合格までサポートします。

【迷った際の選び方】
基礎から学んで合格可能性を高めたい場合フォーサイト
わかりやすい講義で正答率を高めたい場合資格の大原

とにかく安い!コスパ重視におすすめの宅建士講座

受講料がリーズナブルな、宅建士講座で合格を目指すなら、スタディングとスタケンがおすすめです。

スタディング

スタディングの宅建士講座は、14,960円(税込)から受講でき、一発合格すれば独学並みの料金しかかかりません

最も高額で、サポートが手厚い「コンプリートコース」でも、24,800円(税込)と平均相場以下で学べます。

スタケン

スタケンの宅建士講座は、定価は19,800円(税込)ですが、合格返金プログラムがあるので、申請すると合格後に全額返金してもらえます。

メルマガに登録すれば、さらに1,000~5,000円割引が適用されるのも魅力でしょう。

【迷った際の選び方】
独学並みの安い費用で合格したい場合スタディング
クーポンも活用して可能な限り節約したい場合スタケン

宅建士試験を再受験する方におすすめの通信講座

再受験を考えている方におすすめの通信講座は、アガルートと資格の学校TACです。

アガルート

アガルートを受講する場合、「各種割引制度」を利用すれば、「2024 入門総合カリキュラム(フル)」と「2024 演習総合カリキュラム(フル)」を、10%割引価格で受講できます。

カスタマーセンター「customer@agaroot.jp」宛に、会員IDと氏名、受験番号を証明できるデータを送付し申し込むと利用できるので、気になる方はサイトを確認してください。

資格の学校TAC

TACで「宅建士講座」の対象コースを受講した方は、再度同じ講座を割引価格で受講できます。

会員証のコピーを送付して、2023年以前に受講していたことを証明すれば、再受講割引制度の利用が可能です。

【迷った際の選び方】
再チャレンジに向けてお得に準備したい場合アガルート
以前と同じ講座で再チャレンジしたい場合資格の学校TAC

お得なキャンペーンや教育訓練給付制度対象でおすすめの宅建通信講座

お得なキャンペーンがある講座はフォーサイト、教育訓練給付制度を利用できる講座はユーキャンです。

フォーサイト

フォーサイトの宅建士講座は、資料請求するだけで、「10,000円割引」クーポンとプレゼントがもらえるキャンペーンを実施中です。

サンプル教材やeラーニング無料試用版、合格ノウハウをまとめた書籍をもらえるため、サービス品質を確認したうえで入会できるでしょう。

ユーキャン

ユーキャンの宅建士講座は、一般教育訓練給付制度を利用すれば、受講料を20%(最大10万円)支給してもらえます

63,000円(税込)の受講料が、給付制度を利用することで、50,400円(税込)になりお得です。

給付条件を満たしているかは、「費用について」ページ下部の「簡易診断」で確認できるので、受講を検討している方はチェックしてみましょう。

【迷った際の選び方】
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宅建の通信講座選びで失敗しないためのポイント

宅建士を目指す際は、通信講座選びが重要になります。

通信講座は、受講料だけでなく、カリキュラムやサポート体制など、自分に合っているか確認してから決めましょう。

以下では、宅建士講座を選ぶポイントをまとめました。

講座選びに迷っている方は、参考にし自分にあったサービスを探してください。

各会社にある宅建士講座の初学者向けコースの質を確認する

各通信講座には、初学者向けのコースが用意されています。

通信講座の質を確認する場合は、現在のレベルに関係なく、初級レベルの教材の質を確認するのがおすすめ。

初学者に、一から知識を提供するのは難しい分、初学者から高く評価されている講座は質が高い可能性があります。

無料のお試し講義や試用版の教材などから、宅建士の知識を理解しやすいかを確認してみてください。

初学者の口コミも参照しながら、知識がゼロの状態からでも、合格を目指せるほどの良質な講座か判断しましょう。

宅建士講座で公表されている合格率にこだわりすぎない

各講座では、合格率が公表されていますが、合格率が高くても相性が合わない可能性があります

フォーサイトは、2023年度の合格率は全国平均(17.2%)の4.42倍を達成しており、業界内でもトップクラスの実績を誇っています。

しかし、イラスト付きのフルカラーテキストを使用するため、イラストのないシンプルな教材を好む方には不向きでしょう。

合格率だけにこだわると、自分と相性が悪い通信講座に申し込んで、挫折してしまう可能性もあります。

合格率にこだわりすぎず、データはあくまで信頼できる講座か判断するための、材料として認識しましょう。

宅建士講座のテキスト形態は紙とデジタルのどちらが良いか判断する

各通信講座のテキストは、紙かデジタルのいずれかの形態です。

書き込みが多い方は紙、職場や外出先などで手軽に学習を進めたい方はデジタルがおすすめ。

また、クレアールのように、PDF化された教材を使える通信講座もあるため、好みや勉強場所の環境に合わせて選びましょう。

自分の学習スタイルやライフスタイルを把握し、自分に合ったテキスト形態はどちらなのか判断してください。

再受講する場合も視野に入れて総額の安さから判断する

宅建士試験の合格率は17%ほどなので、万が一再受験することになった場合の料金も考慮しましょう。

国家資格の中では、比較的合格率が高いですが、決して簡単に取得できる資格ではありません。

再受験する際に、予算の負担を減らせるよう、通信講座に使用できる予算を考える必要があります。

業界内でも特に安いスタディングでは、「【更新版】宅建士合格コース」を展開しており、コースによって、6,600(税込)〜10,450円(税込)で次の試験へ再チャレンジすることが可能。

また、クレアールの「2024-2025年合格目標 完全合格セーフティコース」は74,800円(税込)で2年間サポートを受けられる講座。

2024年試験に合格できれば、2025年試験対策受験料の12,000円相当が返金されます。

再受験の場合も考慮して、合格までにかかる費用が最も安い講座を見極めましょう

宅建士とは?FP(ファイナンシャルプランナー)やマンション管理士との試験難易度の違い

宅建士は、不動産取引に関する国家資格で、正式名称は「宅地建物取引士」です。

顧客に対して、賃貸物件の仲介や不動産売買を行い、取引・契約に携わります。

不動産屋を開業する場合、従業員の「5人に1人以上」は宅建を取得していなければなりません。

宅建の受験資格はなく、学歴や年齢に関わらず、誰でも受験できます

ただし、令和5年度宅建の合格率は17.2%で、合格するのは決して簡単ではありません。
参考:一般財団法人 不動産適正取引推進機構「試験実施概況(過去10年間)」

しかし、宅建士の学習を通じて法律の知識を学べる点で、法律初学者が最初に目指す資格としてはおすすめです。

宅建とFP(ファイナンシャルプランナー)の試験難易度を比較

宅建とともに、合格を目指す方の多い国家資格が、FP(ファイナンシャルプランナー)です。

FPは、相談者のライフスタイルについてヒアリングし、家計に関する情報を分析して、資産設計を行います。

結婚や出産、子供の進学など、あらゆるライフイベントを見据えて、長期的な資産形成をサポートする人材。

宅建とFPは、いずれも半年ほどの学習期間で合格を目指せ、ダブルライセンスで同年に取得することもできます。

FP技能検定は、3級から1級があり、学科試験と実技試験を同日に受験できるのが特徴です。

宅建は、年1回10月に実施されるのに対し、FP技能検定は1月・5月・9月の年3回受験できるためダブルライセンスが狙いやすいでしょう。(1級は9月のみ)

合格率は40~80%程度と高いですが、受験生のレベルが高いためと推測できます。

2022年9月:FP技能検定試験結果

学科・実技合格率
3級学科試験80.78%
3級実技試験
(資産設計提案業務)
84.44%
2級学科試験42.16%
2級実技試験
(資産設計提案業務)
56.55%
1級級実技試験 (資産設計提案業務)99.0%
参考:日本FP協会「FP技能士の取得者数 及び 試験結果データ」

年金や保険に関する、深い知識の習得と実技試験の対策が必要であり、入念な準備が不可欠です。

一方、宅建は法律の基礎知識を固めれば合格を目指せる点で、FPよりは難易度が低いため、宅建士を先に目指すとFPの試験も受けやすくなるでしょう。

宅建とマンション管理士の試験難易度を比較

宅建と比較されやすい資格に、マンション管理士があります。

コンサルティング業務を担い、マンションを維持や管理するために提案したり、改修工事の計画を立てたりします。

マンション管理の専門家ではありますが、宅建士とは異なり、資格保有者限定の独占業務はないのが特徴。

2023年11月26日(日)に実施された、「令和5年度マンション管理士試験」の合格率は10.1%でした。

宅建の合格率の方が、約1.5倍高いことがわかります。
参考:公益財団法人マンション管理センター「令和5年度マンション管理士試験の結果について」

マンション管理士試験は、宅建より合格率が低いだけでなく、宅建士では不要な会計知識も必要で、学習範囲が広いです。

マンション管理士の方が、難易度が高いため、まず宅建の勉強で基礎知識を固めるのがおすすめ。

宅建の知識があれば、マンション管理士の知識を理解しやすくなるため、宅建士を先に取得すると良いでしょう。

不動産業界で役立つ資格を知りたい方は、こちらの動画で詳しく解説しています。

仕事に活かせる資格を探している方は、動画も参考にしてください。

宅建を資格取得した場合の年収はどれくらい?

宅建士の年収に関する、正確な統計データはありません。

そこで、不動産業界の平均年収と実際の求人データから給与水準を推測します。

また、男女差と年齢ごとに目指せる年収も確認します。

なお求人データ以外は、宅建士以外の職業を含む、不動産業界全体の労働者のデータを参照したため、あくまで目安として参考にしてください。

宅建士の年収は平均500万円

厚生労働省のデータによると、不動産業および物品賃貸業の平均月収は約32万6千円、年間賞与は約109万4千円でした。

当サイトが、計算で算出した平均年収は500万6千円です。
参考:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査

一般労働者の賃金が、平均307万4千円のため、宅建士をはじめ不動産業界で働く人材の年収が、全国平均より約200万円高いことがわかりました。

宅建士取得者に限定して、年収のよりリアルな実態を、求人サイト「indeed」に出ていた求人から確認しましょう。

関西エリア事業会社A:月給20万~50万円(年収240~600万円程度)
東北エリア不動産会社B:年収300万~500万円
関東エリア不動産会社C:年収351万~648万円+資格手当月1万5,000円
関西エリア不動産会社D:年収400万~1,000万円※プライム市場上場

多くの事業会社や不動産会社が、年収200万~300万円の月収20万~30万円からスタートし、経験と年数に応じて給与を増やしています。

宅建士試験に合格している場合、毎月資格手当が支給される会社もありました。

未経験の場合は、新卒の初任給レベルからスタートするものの、資格手当を含めると、一般的な会社員より待遇が良いのが特徴です。

厚生労働省のデータの通り、平均年収は500万円程度であることがわかります。

また、経験者であれば年収600万円、上場企業であれば1,000万円の求人もあり、高い年収につながる資格といえるでしょう。

宅建士の年収の男女差は大きい

宅建士の年収の男女差は、以下の通りです。

所定内給与額年間賞与その他特別給与額
男性36万2千円128万9千円
女性25万9千円72万2千円
男女差10万3千円56万7千円
参考:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査
※小数点以下切り上げ

男性の方が、女性より所定給与額が10万3千円、賞与額が56万7千円多いことがわかりました。

特に、賞与については桁が1つ異なるほどの差が開いており、男女差が大きいことがうかがえます。

宅建士の求人には、アルバイトやパートをはじめ非正規雇用のものも多いのが現状です。

おそらく女性は、出産や育児で退職するケースが多いため、復帰する際に非正規雇用にならざるを得ず、男性との賃金格差が生じるのでしょう。

今後、会社側には産休や育休制度など、女性の離職を防ぐ仕組みを整え、資格手当やインセンティブの拡充を行うことが求められます。

プロフェッショナル人材である宅建士が、性別に関わらず、実力に見合った報酬を得られる仕組みを整備することは業界全体の急務です。

宅建士の年収は経験が豊富な50代が1番高い

宅建士の年齢ごとの年収は、以下の通りです。

年齢所定内給与額年間賞与その他特別給与額
~19歳17万6千円7万3千円
20~24歳22万2千円37万2千円
25~29歳25万3千円83万9千円
30~34歳28万7千円101万1千円
35~39歳33万7千円127万1千円
40~44歳35万5千円131万6千円
45~49歳38万円137万5千円
50~54歳40万2千円146万8千円
55~59歳41万9千円156万8千円
60~64歳30万4千円76万5千円
65~69歳25万円35万9千円
70歳~22万2千円25万9千円
参考:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査
※小数点以下切り上げ

月額給与は20代から20万円に達し、30代半ばに30万円、50代で40万円と徐々に上がっていきます。

しかし50代がピークであり、60代以降は定年を迎え、再雇用制度で継続的に働くとしても、現役時代より給与が下がる点に注意しましょう。

データでは、60代以降は次第に年収が下がっていき、70代で20代前半の大学新卒時と同じ額にまで戻っています

宅建士は、専門知識のあるプロフェッショナル人材のため、独立開業すれば高額な報酬を維持できる可能性が高いです。

将来的な独立も視野に入れ、なるべく早めに資格を取得して実務経験を積むことで、安定的な収入につながるでしょう。

そもそも宅建は独学でも資格取得できる?リアルな難易度を解説

宅建の合格率は15%前後で推移しており、難易度の高い試験です。
参考:一般財団法人 不動産適正取引推進機構「試験実施概況(過去10年間)」

相対評価で例年合格ラインが変動するため、受験生のレベルが高い年であれば、難易度はより高くなります。

宅建は独学で合格を目指す場合、600時間ほど勉強時間が必要なので、1日2~3時間の勉強を約3~6ヶ月続けることで合格を目指せるでしょう。

教材費だけで勉強でき、通信講座より安く合格を目指せるのがメリットです。

教材は、TAC出版の参考書「宅建士の教科書」や、YouTube動画「棚田行政書士の不動産大学」が初学者におすすめです。

ただし、上記のような分かりやすい教材を使っても、独学では効率的な学習は難しいでしょう。

通信講座の教材は、最初から必要な範囲が絞られているため、1日3時間、2~3ヶ月程度の学習でも合格を目指せます

解説を理解できない場合も、すぐ講師に質問できる通信講座であれば、不明点を残さず試験に臨むことが可能。

アガルートは、受講生の合格率が全国平均の4.41倍である75.0%で、1~2ヶ月の短期で合格した方もいました。

「短期間で確実に合格したい」と考えるなら、通信講座を利用することで、効率よく学習を進められます。

【FAQ】宅建試験対策向けの通信講座についてよくある質問まとめ

宅建士講座について、よく寄せられる質問と回答を紹介します。

宅建士試験は何をするの?

宅建は合計50問で構成されており、1問につき1点が加算されます。

試験形式は、4つの選択肢から解答を1つ塗りつぶすマークシート式です。

出題科目は、「権利関係」「宅建業法」「法令上の制限」「税・その他」の4科目から出題。

評価方式は相対評価で、受験生全体の得点により、合格ラインが毎年変動するのが特徴です。

合格ラインは、35点前後であるケースが多いため、40点前後を目指して対策すれば、余裕を持って合格できるでしょう。

宅建試験2024の難易度は?どのくらい難しい?

2023年に実施された、令和5年度宅建試験の合格率は17.2%で、難易度が高く入念な対策が必要です。
参考:令和 5 年度宅地建物取引士資格試験結果の概要

正答率70%以上が合格ラインのため、直前の演習までに38~39点程度の点数を出せるよう、対策しなければなりません。

しかし、同じ国家資格でも行政書士は13.98​%、司法書士合格率は5.19%の合格率のため、宅建は比較的受かりやすいのも事実です。
参考:一般財団法人行政書士試験研究センター「令和5年度行政書士試験実施結果の概要」
法務省「令和5年度司法書士試験の最終結果について

不動産や法律の知識がない方でも、油断せずしっかり対策に取り組めば、合格する可能性が高いでしょう。

宅建は何時間くらい勉強が必要?

宅建に合格するまでに、必要な勉強時間の目安は300~500時間です。

司法書士や行政書士の場合、勉強時間は1,000時間以上が目安のため、宅建の方が時間的負担は軽く済みます。

宅建の学習で身に付けた知識は、他の国家資格にも応用できるため、法律系の資格に興味があるなら最初に宅建士を目指すのがおすすめ。

例えば、民法の知識は司法書士試験の対策をする際に役立ちます。

宅建で学習した範囲を、司法書士試験でも活用できるため、試験勉強の節約が可能です。

宅建の登録実務講習にはどれくらい時間がかかる?

宅建に合格した後は、不動産適正取引推進機構から合格証明書が送られてきます。

実際に、宅建士として実務を積みたい場合、資格登録申請をしましょう。

実務経験が2年以上あれば、合格後にすぐ資格登録が可能ですが、実務経験が2年未満の人は登録実務講習の受講が義務付けられています。

現在仕事がある方も、数日時間を取れれば働きながらでも修了できます。

登録実務講習の流れは、以下の通りなので参考にしてください。

1:通信講座を受講

2:1~2日間のスクーリングに参加

3:修了試験

通信講座に申し込んだ後は、送られてきた教材を使って勉強し、3時間の講義を視聴します。

完了後は演習問題を解くだけですので、仕事がある方は1日休みを取れば修了できます。

その後は1~2日間、各会場で行われるスクーリングで、ライブ講義を受講。

最後に1時間の修了試験を受け、合格すれば、登録に必要な登録実務講習修了証を発行してもらえます。

宅建試験2024はいつ実施される?

例年7月1日に、一般財団法人 不動産適正取引推進機構の公式ホームページから、試験案内が公表されます。

2024年も、7月に情報が公表されると予想できるため、郵送申込み期間は7月末までです。

8月下旬に、試験日が書かれた通知ハガキが発送され、9月下旬に受験票が発送されるでしょう。

例年通りのスケジュールで実施される場合、試験は2024年10月19日(日)、合格発表は同11月19日(火)に行われる可能性が高いです。

7月1日(月)には情報が公表されているため、余裕を持って確認し、準備を始めましょう。

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