司法書士は、不動産登記や供託手、成年後見人の手続き代理などの業務を行います。司法書士の資格試験は、3,000時間の勉強時間が必要とされていて、資格を取得するまで数年かかります。
試験に合格するためにおすすめなのが、司法書士の予備校。予備校では、資格に合格するためのカリキュラムやスケジュール調整、講師によるサポートなどを受けられます。
しかし、司法書士の予備校に通いたいと思っても「どの予備校を選んでいいのか分からない」「社会人でも仕事をしながら通えるのか心配」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、司法書士の試験におすすめの予備校や学校の選び方を紹介します。司法書士を目指している方は、ぜひお役立てください。
司法書士になるには勉強時間はどのくらい必要?他の士業と比べて何年かかるか推測
司法書士の試験は、出題範囲が広く11科目の中から問題が出されます。範囲が広いうえ、複雑な法律を理解しなければいけないので、勉強時間は他の資格よりもかかることを想定してスケジュールを組みましょう。
ここでは、司法書士の試験に合格するために必要な勉強時間や、平均受験数、他士業の資格と合格率を比較します。勉強時間や合格率を参考に、司法書士試験に合格するための準備をしていきましょう。
司法書士の試験勉強は3,000時間必要と言われていて他の資格を勉強する時間より長い
司法書士の試験勉強には、3,000時間必要と言われていて、1日3時間から4時間勉強したとしても2年以上かかる計算です。時間がかかる理由としては、司法書士の試験は11科目の中から出題されます。
出題範囲になっている科目は、以下の11種類です。
- 憲法
- 民法
- 刑法
- 商法
- 民事訴訟法
- 民事執行法
- 民事保全法
- 不動産登記法
- 商業登記法
- 司法書士法
- 供託法
範囲が広いので、一通り勉強して法律を理解するためにも時間がかかってしまいます。しかし司法書士は定年が無い仕事内容となっており、生涯仕事をすることが可能なので、一度資格を取ってしまえば長く役立てられます。
さらに登記や供託、法務局に提出する書類の作成など、司法書士にしかできない独占業務があるので、資格を持っていると転職やキャリアアップに活かせます。勉強時間は多いですが、今後のキャリアで法律関係に進みたいのであれば、おすすめの資格でしょう。
司法書士の試験に合格するには約1年から4年かかる人が多い
司法書士の試験は出題範囲が広いので、合格するまで1年から4年かかる方が多いです。大学などで法律の勉強をしてきた方は、試験を受けるまで時間をかけずに挑戦できますが、初心者の方であれば法律を理解するまで時間がかかってしまいます。
出題範囲を、満遍なく勉強するためにも1年以上は集中して勉強しなければいけません。今では、司法書士専門の予備校や通信講座があるので、上手く活用し効率よく勉強をするのがおすすめ。
予備校であれば、直接講師に質問が可能なので、複雑な法律も理解が早まります。また予備校や通信講座では、試験までのスケジュールを組むこともできるので、無駄なく司法書士を目指せるでしょう。
司法書士の試験で出題される法律は、不動産登記法など特殊なものが多く、イメージが掴みづらいです。独学だと、学習に躓く可能性が高くなるので、予備校や通信講座を利用し法律の理解を深めましょう。
司法書士の試験は平均で4回受験して合格する方が多い
司法書士の試験は、平均で4回受験し受かる方が多いことから、何度も挑戦する必要があります。1回で合格する方もいますが、大抵は数回受験を受けて合格するので、何度も試験に挑戦することを見越してスケジュールを組みましょう。
また試験を受けるには、受験料がかかってしまうので、実力が伴わない場合は受験を見送る選択も必要です。自分の実力を知るには、模擬試験を受けるのがおすすめ。
今の実力で、どのくらいの点数を取れるのか、合格まであと何点必要なのかが分かります。司法書士の合格率が低いのは、実力が伴わないまま試験を受ける方も多いので、試験前に自分の実力はしっかり把握しておきましょう。
模擬試験は、通信講座を出している企業や予備校で日程が異なります。目標のひとつとして設定するとモチベーションにもなるので、何度か模擬試験を受けて自分の成長具合を試してみてください。
司法書士と弁護士や行政書士など資格試験の合格率を比較
司法書士の他に、弁護士や行政書士、社労士の試験合格率を表で比較してみました。
司法書士 | 4%〜5% |
社労士 | 5%〜6% |
弁護士 | 40% |
行政書士 | 11%〜12% |
意外にも、弁護士と行政書士が司法書士よりも高い結果になりました。社労士と合格率はあまり変わらず4%から6%となっています。
弁護士は、司法試験の合格率は高いように見えますが、試験を受ける前に法科大学院に入学し2年から3年は学ばなければいけません。予備試験に合格することで、司法試験を受けられますが、司法書士同様に資格を取るまで時間がかかるでしょう。
他の行政書士や社労士も、試験に合格するまで800時間から1,000時間ほど勉強時間が必要とされています。司法書士よりも時間が短いですが、一度で試験に合格する方が少ないので、どれも似たような難易度になるでしょう。
勉強時間や難易度で決めず、自分がどのようにキャリアを積んでいきたいかによって、習得する資格を選んでください。
司法書士の試験勉強は通信講座ではなく予備校をおすすめする理由
次に、司法書士試験の勉強に、通信講座ではなく予備校をおすすめする理由を解説します。通信講座は、自宅で勉強できるのがメリットですが、基本的にひとりで勉強をすることになるので自己管理が必要でしょう。
司法書士試験に最短で合格するためにも、集中して勉強できる環境が必要です。勉強でつまずかないためにも、予備校に通い環境を整え司法書士の試験に挑戦しましょう。
講師に直接試験対策を学べ司法書士の知識を早く吸収できる
予備校は通学形式で学べるので、司法書士の知識が豊富な講師から、直接法律を学ぶことが可能です。独学であれば、疑問があると手が止まってしまいますが、講師に質問ができる予備校では早く理解できるので、勉強スピードも早くなります。
司法書士は勉強時間が3,000時間と長いですが、講師に直接学べると時間を短縮でき、合格するまでの期間も短くできるでしょう。予備校の中には、人気講師が在籍しているので、講義の質も高く理解度も違います。
講義も、生徒のレベルに合わせてくれるので、テキストだけの通信講座よりもつまずくことがなく勉強を進められます。カリキュラムも事前に組まれているので、スケジュールを組みやすく効率よく学べます。
勉強時間が多いからこそ、知識を早く吸収できる環境を選び資格試験に臨んでください。独学や通信講座だけでは、法律の勉強に不安がある方は、予備校に通うのを検討してみましょう。
司法書士を目指す仲間ができ勉強時間が長くてもモチベーションを保てる
予備校は、通学しながら司法書士の勉強をするので、同じ教室に通う仲間ができやすいです。社会人だと、なかなか同じ志の仲間を見つけることが難しいので、予備校は良い出会いの場になります。
仲間がいると勉強を教えあったり、勉強が進まない時も励ましあえてモチベーションが下がりません。司法書士は、数年かけて法律の知識を学んでいくので、勉強を継続するモチベーションはとても大切。
予備校のように、周りで勉強している人の姿を見ると刺激になり、資格試験の勉強を続けられるでしょう。また、予備校に司法書士試験の合格者がいる場合があります。
どのように勉強し試験に合格したのか、直接聞ける機会もあるので、学ぶ参考になっておすすめ。合格者の話を聞くだけでも、勉強に取り組む気持ちが高くなるので、積極的に仲間や周りの人と話をしましょう。
仲間がいると、予備校に通うのも楽しくなるので、仕事をしながらの勉強も続けられます。
サポート体制が充実しているので通信講座よりも合格率が高い
予備校は講師に質問できるほか、試験直前の講義やカウンセリングなど、サポートが充実しているので、合格率が高いです。通信講座や独学だと、勉強を続けること自体大変ですが、予備校であれば勉強の不安などを相談しながら進めることができます。
ひとりでは心細くても、予備校であれば講師がついてくれるので、安心して司法書士を目指せるでしょう。また、予備校によってはマンツーマンで講義をしてくれます。
マンツーマンであれば、疑問もその都度質問しやすく、有意義に勉強を進められておすすめ。勉強も気を引き締めてできるので、知識の吸収が早く試験までの期間を短縮できます。
サポートは予備校によって異なるので、入学する前に確認しておきましょう。見学や無料体験などもあるので、自分と講師の相性がいいのかチェックするのも重要。
教え方など、自分が長く学んでも負担にならないかを考えて、予備校を選びましょう。
司法書士の試験に合格する時間を短縮でき不合格を防げる
司法書士の試験は、平均で4回受験し合格する方が多いです。合格率も4%から5%と低いので、難易度も高いですが、試験対策をしている予備校であれば、不合格を防げるでしょう。
何度も不合格になってしまうと、司法書士の試験を受けることも辛くなってしまいますが、試験の結果からどこが弱点か講師と話し対策を練れます。対策をすることで、次の試験では合格を狙えるので、ひとりでは難しい司法書士の試験も安心して受けられるでしょう。
平成26年に司法試験法の一部を改正する法律案が可決された影響で、司法書士の試験は、5年で5回までと回数が決まっています。5回を過ぎてしまうと、もう一度法科大学院を修了するか、予備試験に合格しなければいけません。
さらに、司法書士になるまで時間がかかってしまうので、なるべく早く合格できるように予備校に通って確実に知識をつけたほうが良いでしょう。予備校は、通信講座よりも高額になってしまいますが、何度も試験を受けると同じようにお金がかかってしまいます。
負担を増やさないためにも、予備校に通い最短で司法書士試験に合格できるよう対策してください。
司法書士におすすめの予備校ランキング比較【2024年版】
司法書士試験の勉強ができ、受講生からの支持も高いおすすめの予備校を紹介します。予備校は、料金だけでなく生徒の口コミやアクセスのしやすさ、講師の質などを確認して選んでください。
人気の予備校でも、自分には合わない場合があるので、候補を見つけてさまざまな視点から比較すると良いでしょう。ここでは、特におすすめの予備校を6つ紹介します。
司法書士を目指している方は、ぜひ参考にしてください。
大手資格予備校で講義のレベルが高い「LEC東京リーガルマインド」
LEC東京リーガルマインドは、初学者向けの講座から学習経験者向けの試験対策まである予備校。初学者向けの講座では、担当の講師が全科目を一括して教えてくれます。
同じ講師なので、勉強の進み具合を共有でき、自分の理解度に合わせて進めてくれます。また、テキストも初学者向けに作られていて、試験に精通した講師が作成したオリジナルのレジュメもあります。
LECオリジナルのコースは種類が豊富で、司法書士の予備試験対策や、法科大学院の入試対策にも対応しています。講座の期間は、9か月や15ヶ月コースと期間を選ぶことも可能。
最短で司法書士の試験に合格したい方は、LEC東京リーガルマインドで司法書士の勉強をすると良いでしょう。LEC東京リーガルマインドでは、初学者向けのセミナーも開催しています。
どのように勉強を進めていいのか、合格するためのノウハウなどを聞けるので、予備校に通う前に申し込んでみても良いでしょう。予備校が初めての方は、講義を体験できるので、利用してみてください。
LEC東京リーガルマインドは、関東を中心に東北から九州まで予備校があります。住んでいる地域に近い学校を、探してみましょう。
講座 | 15ヵ月合格コース:538,800円〜688,000円 9ヵ月合格速修コース:472,800円〜601,800円 |
サポート | あり |
予備校の所在地 | 関東を中心に東北から九州まで展開 |
LEC東京リーガルマインドに実際に通った方の口コミや評価を紹介
実際に、LEC東京リーガルマインドに通った方の口コミを見てみると、講師の講義が分かりやすく法律の知識がなくても、勉強についていけたとありました。LEC東京リーガルマインドは、初学者向けや学習経験者向けと、コースを用意しているので、生徒のレベルに合わせて講義をしてくれます。
法律の知識がないと、勉強についていけるか不安になる方も多いですが、LEC東京リーガルマインドでは丁寧な指導なので、知識がなくても学べます。また、スタッフも、生徒に寄り添ってくれる方が多いので、通っていて負担に感じることも少ないのが魅力でしょう。
通信講座と通学講座から選べて初心者にもおすすめな「TAC」
TACは、難易度が高い資格の講義を受けられる予備校で、司法書士にも最適な学校。TACでは、知識レベルや開講時期に応じてコースが選べ、1年で資格取得を目指す短期合格コースもあります。
無料で受けられるセミナーや体験講義もあるので、予備校に通う前に講師の教え方などをチェックできます。実際に受講した生徒は、講師の実力に満足しており評価も高いのが特徴。
また、出題範囲が広い司法書士でも、効率よく学べる方法を熟知しているので、合格に必要な知識を講義やテキスト、カリキュラムに反映しています。講師が自ら作成しているので、質のいいカリキュラムを受けられ、迷うことなく合格を目指せるでしょう。
仕事や体調不良で講義を受けられなかった場合も、webフォローや音声ダウンロードフォローがあるので、欠席しても自宅で勉強を進められます。仕事が忙しい方も、サポート制度を利用することで安心して勉強できます。
TACは、関東や関西、中国地方などを中心に展開しています。関東などに住んでいる方は、近い予備校を探してみてください。
講座 | 1年本科生<入門総合本科生>:561,000円(ビデオブース講座) |
サポート | あり |
予備校の所在地 | 関東や関西を中心に展開引越しをしても予備校の切り替えが可能 |
TACに実際に通って司法書士の試験に合格した方の口コミや評価を紹介
実際にTACに通った方の口コミを見てみると、講師の質が良く看板講師を目当てに受講する方もいるくらい人気とありました。また、テキストの質も高く講義と連動しているので、理解しやすかったという声もあります。
TACは、司法書士の試験で有名な講師が在籍しているので、1度講義を受けたいと受講する方も多い予備校です。カリキュラムは、試験を熟知している講師陣が作成するので、講義の内容を網羅し法律の知識を深く理解できるのが魅力。
サポート体制も整っているので、予備校選びに迷ったらTACを一度見学してみるのも良いでしょう。
自分のライフスタイルに合わせて勉強期間を選択できる「辰巳法律研究所」
辰巳法律研究所は、司法書士を目指す方に人気の予備校です。司法書士のコースは、通学型と通信型から選べ、試験対策から一発合格に向けた集中講義などがあります。
無料で公開されているガイダンスやイベントも豊富なので、勉強のモチベーションを維持するのに使えます。販売しているテキストは生徒からの評価も高く、講義のDVDもあるので、予備校に通いながら自宅でも勉強をしたい方におすすめ。
在籍している講師は、短期間で司法書士に合格した方が多く、仕事をしながら資格を習得した方もいます。講師自身も、資格を取るため努力をした方がいるので、受講生の気持ちに寄り添ってくれて相談もしやすいでしょう。
講師は、SNSで発信している方も多く、最新の司法書士情報を得ることができます。試験勉強にも役立ちますが、合格してからも司法書士の仕事に活かせるので、定期的にチェックしてみましょう。
辰巳法律研究所は、東京本校と大阪校、岡山校の3つがあります。東北などにはないですが、関東に住んでいる方は、辰巳法律研究所を見学してみるのも良いでしょう。
講座 | リアリスティック一発合格松本基礎講座:544,592円 8ヶ月合格コース:502,100円 司法書士オープン総合編|択一&記述総合演習:73,700円 司法書士オープン総合編|全校総合模試パック:84,455円 司法書士全国総合模試:15,200円 |
サポート | あり |
予備校の所在地 | 東京本校大阪校岡山校 |
辰巳法律研究所に実際に通って司法書士の試験に合格した方の口コミや評価を紹介
辰巳法律研究所に実際に通った方の口コミを見てみると、過去問はテキストのページも記載されているので、復習がしやすく知識を定着させやすいとありました。また、講義では試験に合格するために覚えておくべきポイントも教えてもらえるという声もありました。
辰巳法律研究所は、ただ講義をするだけでなく反復で知識を定着させたり、初学者でも分かりやすいように具体例を出して説明してくれます。受講生がどうやったら覚えやすいかを、考えて講義をしてくれるので、安心して司法書士の勉強を進められるでしょう。
講師の質にこだわる方は、辰巳法律研究所を検討してみてください。
司法書士の合格者が多く質の高い講義を受けられる「伊藤塾」
伊藤塾は、司法書士の入門講座から短期間で合格を目指すコースが用意された予備校です。各コースには、早期割引キャンペーンがあり、開講前に申し込むと受講料がお得になります。
伊藤塾は、仕事や育児をしながらでも司法書士の勉強を続けられるように、カウンセリングや質問制度を用意。受講生に寄り添い、忙しくても自分が望むキャリアを歩めるようサポートしてくれます。
また学習経験者は、中級講座もあるので法律の基礎を固めて、試験に合格できるよう知識を深めるカリキュラムを受けられます。講師は記述式の解法を丁寧に指導してくれるので、試験直前の対策講座としても人気のコース。
合格者を多数出していて、実績の多い予備校です。講義は無料体験できるので、講座を受講する前に講師からの指導を受けられます。
伊藤塾は、関東や東北に4校展開しています。近くに住んでいる方は、一度伊藤塾の無料体験を試してみてください。
伊藤塾の司法書士講座は、厚生労働省が推奨する教育訓練給付制度の対象です。受講料をお得にしたい場合は、申請してみましょう。
講座 | スリーステップコース:529,000円 スピード&フリーコース:529,000円 ステディコース:499,000円 |
サポート | あり |
予備校の所在地 | 東京校仙台校京都校 |
伊藤塾に実際に通って司法書士の試験に合格した方の口コミや評価を紹介
実際に、伊藤塾を受講した方の口コミを見てみると、講義やテキストが分かりやすく短期間で知識を吸収できたとありました。また、伊藤塾に在籍している山村講師は、記述式に強く解法テクニックを教えてくれるという声もあります。
伊藤塾は、多くの司法書士試験合格者を出してきた実績があるので、テキストも試験対策としてしっかり作り込まれています。イラストや余白を取り、レジュメと合わせて復習ができるのも魅力。
受講生が、どのように解説すれば分かりやすいかを考えてくれているので、初学者でも講義を受けやすいでしょう。看板講師である山村講師の講義に興味がある方は、伊藤塾がおすすめです。
法律や不動産関連の資格に強く司法書士の試験に強い指導を受けられる「東京法経学院」
東京法経学院は、自分にあった講座選びから講義を欠席した時の対応まで、バックアップを受けられる予備校です。サポートが充実しているので、試験勉強で悩みを抱えることがなく、初学者でも安心して試験勉強に集中できます。
無料体験入学制度があり、予備校が初めてで講義を受けたことがない方も、雰囲気を掴めておすすめ。試験の最新情報を知ることができ、独学では集められない情報も得ることができます。
個人相談も受け付けているので、入学しようか迷っている方も、スタッフに直接講義のことやライフスタイルに合わせられるか聞けるのも魅力。不安を解消しながら、司法書士を目指せます。
仕事の残業や体調不良で講義を欠席した場合も、振替出席制度があるので、時間を見つけて遅れた分の講義を受けられます。どうしても予備校に行けない場合は、ビデオ収録を使って自宅で勉強も可能。
さまざまなサポート制度があるので、長く受講する際も負担なく通えます。本試験まで、徹底的にフォローしてくれるので、合格まで寄り添ってくれる魅力的な予備校です。
講座 | 2025年度 司法書士合格講座パックプラン 【司法書士2025 記述式論点マスター講座+総合答練】:154,500円 |
サポート | あり |
予備校の所在地 | 東京校名古屋校大阪校福岡校 |
東京法系学院に実際に通って司法書士の試験に合格した方の口コミや評価を紹介
実際に、東京法経学院に通った方の口コミを見てみると、テキストが分かりやすく試験本番のように問題が溶けると好評でした。また、添削も丁寧にしてくれるので、フィードバックを通して復習しやすく優しい言葉にモチベーションも上がるという声もあります。
東京法経学院は、メジャーな予備校ではありませんが、司法書士試験の合格者を多数出しているので実績が高い予備校です。講師も、受講生に寄り添ってくれる方が在籍しているので、予備校が初めての方も通いやすいでしょう。
講師との相性やサポートが充実している予備校を探している方は、東京法経学院の無料体験を受けてみてください。
個別に指導を受けられ講師に質問がしやすい「東京司法書士学院」
東京司法書士学院は、講座を個別で受けられ、試験勉強に集中できる司法書士専門の予備校です。講義は質疑応答形式で進められ、自分のライフスタイルや知識レベルによって学習方法などを決めます。
日程も、受講生に合わせてくれるので、社会人で仕事が忙しい方や育児でスケジュール変更が多い方も、安心して通える予備校です。カウンセリングで受講生の声を聞き、学習スタイルを話し合った上で講義を進めていきます。
予備校では、カリキュラムがあらかじめ決められています。しかし、東京司法書士学院は受講生と講師が一緒になりスケジュールを組んでいくので、忙しい方も無理なく司法書士を目指せるでしょう。
講義での質問は自由なので、理解しにくい法律も細かく聞くことができるのも魅力。疑問を残さず、司法書士の試験を受けられるので、合格するまでしっかり知識を定着させられます。
講座 | 正科講座:302,400円 書式アップ講座:118,800円 実力養成ゼミ:270,000円 |
サポート | あり |
予備校の所在地 | 東京校 |
東京司法書士学院に実際に通って司法書士の試験に合格した方の口コミや評価を紹介
実際に、東京司法書士学院を受講した方の口コミを見てみると、講師のレベルが高く講義も科目を渡って理解できるので、試験問題にも活かせたとありました。東京司法書士学院は、少人数制の講義を採用しているので、質問も講義中にすることができ、知識を習得しやすいです。
法律に関する知識がなくても、受講生に寄り添った学習スケジュールを組んでくれるので、講義に置いていかれることがないのが魅力。講師は、司法書士の知識を豊富に持っているので、試験対策もしっかりできるでしょう。
応用ゼミなども用意されているので、普段の講義では基礎を身につけ、応用ゼミで問題を解く実力をつけられます。少人数で、集中して司法書士の勉強をしたい方は、東京司法書士学院がおすすめです。
司法書士の試験対策のために通う予備校の選び方を紹介
司法書士の予備校を紹介しましたが、自分にあった学校を選ぶ基準も解説します。予備校は、通学するにも距離や料金がかかります。
安い料金ではないので、ポイントを抑えて自分にあった予備校を探すことが失敗しないポイントです。具体的な選び方を紹介するので、どの予備校にしようか迷っている方は、参考にし司法書士の勉強ができる環境を作りましょう。
通うのに無理がない範囲の料金で複数の予備校を比較して決める
予備校は、通う期間や講義内容で料金が異なります。月額で払うものや入会金などが必要なので、まとまったお金を用意しなければいけません。
予備校を選ぶ際には、自分の予算内で通えるか検討しましょう。月額で払う場合は、無理のない範囲の料金かを判断します。
生活もあるので、人気だからと高額な予備校を選ばず、カリキュラムや料金、アクセスなど総合的にみて決めてください。複数の予備校のホームページなどで、比較すると選びやすくておすすめ。
初めて司法書士の勉強をする方は、初心者用のカリキュラムがある予備校を選ぶと講義にもついていけるので、つまずくこともなく勉強を進められます。法律の知識がある方は、試験に特化した予備校を探すと、短い時間で試験に臨めます。
予算や自分のレベルなど、さまざまな視点から予備校を厳選し、自分にあった学校を選びましょう。
司法書士の試験に合格した人が多く実績が高い予備校を選ぶ
予備校のホームページでは、これまで司法書士の試験に合格した方の人数や、受講生の合格率を掲載しています。予備校を選ぶ際には、合格者が多く実績が高い予備校を選びましょう。
実績がある予備校は、カリキュラムの質が良く講師のレベルが高いです。司法書士は、士業の中でも難易度が高い資格なので、予備校も実績を確認してから決めてください。
司法書士の試験を、分析しカリキュラムに反映している予備校もおすすめです。試験の出題傾向は毎年少しずつ変わるので、試験対策をしている予備校だと、合格もしやすくなります。
また、合格者の声を掲載している予備校もあるので、合格率と一緒にチェックするのがおすすめ。どのようなサポートだったのか、カリキュラムの内容など、生の声を知ることができます。
実際に、受講した方の声は参考になるので、気になる予備校がある場合は確認してみてください。
司法書士の学習サポート体制が整っていて受講生の支持が高い予備校を選ぶ
予備校には、講師への質問などサポートが付いている場合があります。司法書士の試験は、期間が長く法律も理解するまで、根気よく勉強をしなければいけません。
途中で司法書士試験を諦めないためにも、予備校のサポートはしっかり利用して学習に活かしましょう。予備校では、質問が無制限だったり学習のスケジュールを組んでくれます。
自分の実力を知る学習状況の確認や添削などがあると、長期間の勉強でも継続しやすいでしょう。また、自習室を無料で使える予備校もあるので、自宅では集中できない方も安心して勉強時間を確保できます。
予備校によっては、受講料の返金制度や勉強の悩みを解消するカウンセリングも行なっています。サポート体制はそれぞれ異なるので、自分の勉強傾向を考えながら予備校を選んでください。
サポートは、予備校に直接問い合わせるか、ホームページを見ると確認できます。候補の予備校を選び、サポート体制を比較しましょう。
自分が住んでいる地域からアクセスしやすく負担なく通える予備校を選ぶ
予備校は通信講座とは違い、教室に通って勉強をするスタイルです。通うのであれば、自分が住んでいる地域からアクセスしやすく、通学に負担のない予備校を選びましょう。
公共機関で通いやすい学校や職場も最寄り駅に近いなど、ライフスタイルに合わせて選ぶと、勉強を継続しやすくておすすめ。司法書士試験は長い期間通うことになるので、アクセスのしやすさも重要なポイントです。
もし近くに予備校がない場合は、通信講座もある予備校を選ぶと良いでしょう。予備校では、通学型と通信型から選べる場合があるので、通いたくても遠い場合は検討してみてください。
また、平日以外でも通える予備校を選ぶのもおすすめ。社会人で司法書士を目指すなら、仕事をしながら勉強をしなければいけません。
しかし平日であれば仕事で残業があった場合は、通えない可能性もあるので、土日も開講している場所を選びましょう。社会人の場合、土日であれば集中して勉強に取り組むことが可能です。
【FAQ】司法書士試験や予備校に関するよくある質問
最後に司法書士の試験や予備校に関する、よくある質問をまとめました。司法書士の試験は、3,000時間かかるほど出題範囲が広いので、勉強を進めるにはコツがあります。
出題傾向が低い科目の勉強時間や、試験ではどのくらい点数を取ればいいのか迷う方もいるでしょう。ここでは、勉強の方法や試験で取るべき点数、社会人でも通える予備校についての疑問に回答していきます。
司法書士の試験にあまり出題されないマイナー科目は勉強しなくてもいい?
司法書士の試験は、11科目の中から出題されますが、主に試験に出ることが多いのは4科目です。
試験に出る主要科目は、以下の4つです。
- 民法
- 不動産登記法
- 商法
- 商業登記法
特に主要の4科目は出題される問題数が多く、配点も高い傾向。試験勉強をするなら、4科目を中心に学び試験に臨まないといけません。しかし、問題数が少ないからといって、他の科目を疎かにしないようにしましょう。
マイナーと呼ばれる科目でも、配点がされないわけではありません。全体的に学んでおくことで、点数を稼ぐことが可能ですし、司法書士の仕事をする際も知識を利用して業務ができます。
マイナー科目は、主要4科目と同じ点数配分になるので、軽視せずに試験勉強をしてください。また勉強時間を配分する際には、主要科目を中心に勉強時間を確保し、マイナー科目も学べるようスケジュールを組みましょう。
司法書士試験の難易度は?どのくらい点数を取ればいいのか知りたい
司法書士の合格率は、4%から5%と難易度が高めです。試験は法務省のサイトを参考にすると、75点から81点の基準点を満たさないといけません。
午前の部と午後の部でも、基準点が異なるので、司法書士の試験を受ける前に確認しておきましょう。基準点に達しないと、不合格になってしまうので、試験前に自分の実力を把握しておくことが大切。
自分の実力を把握するためには、予備校や通信講座で受けられる模擬試験を利用するのがおすすめ。日程は受ける場所で異なりますが、定期的に試験をすることで、自分がどのくらいの点数が取れるのかを確認できます。
模擬試験を受けて、どの科目が自分の弱点なのかもチェックできます。試験前の対策として、集中して苦手科目を勉強できるので、模擬試験はおすすめです。
また、予備校などでは試験前対策で、講義を受けたり過去問を解けるサポートも受けられます。確実に点数を取れるよう、模擬試験や試験前対策のサポートを利用しましょう。
司法書士の予備校は社会人でも通える?おすすめの予備校を知りたい
司法書士の予備校は、社会人でも通えるようにスケジュールを組むことができます。特に上記でも紹介した「LEC東京リーガルマインド」や「東京司法書士学院」がおすすめ。
LEC東京リーガルマインドは、社会人でも通っている方が多く、時間がない中での合格も目指せるよう、カリキュラムが組まれています。試験にでる科目を集中的に学び、効率よく学べるようサポート。
仕事をしながら、一発合格をした方もいるので、質のいい講義とサポートを受けられます。東京司法書士学院は、フォロー体制が整っているので、急な残業でも講義をビデオで復習できたり振替出席が可能です。
講義は少人数制を採用しているので、疑問があってもその場で質問でき、複雑な法律も理解しやすい体制を取っています。このように、社会人でも通える予備校があるので、カリキュラムや開講日を確認し、受講してみてください。
司法書士は予備校じゃなく通信講座でも合格を目指せる?
司法書士の試験は、予備校ではなく通信講座でも合格を狙えます。通信講座の中には、スマホだけで勉強が可能なものや、過去の試験を分析し効率よく学べるようテキストを作っています。
住んでいる地域で通える予備校がない場合は、通信講座を検討してみましょう。通信講座であれば、自宅で司法書士の勉強をすることができ、予備校よりも料金が安い場合があります。
また、通信講座はサポートが付いているものがあるので、講師に質問できたり模擬試験を受けることも可能。忙しい方でも、スキマ時間で学べるのでおすすめです。
しかし予備校とは違い、直接講師に教わるわけではないので、複雑な法律を理解するまで時間がかかる可能性があります。サポート機能を使って質問をしたり、通信講座以外のテキストを買って追加で勉強しなければいけない場合もあるので、注意が必要です。
通信講座を利用する場合は、テキストや過去問が充実した内容か、サポート体制は整っているかを判断し、慎重に選びましょう。