予備試験や司法試験は、合格率が低く難関といわれている試験なので、通信講座などを利用する方が多いです。
令和5年の、予備試験の結果は合格率3,5%で、司法試験は45,3%でした。
難関試験ですが、通信講座や予備校は、効率よく法律を学ぶために、カリキュラムが組まれているので、時間がない社会人も多く利用しています。
しかし、予備試験や司法試験の通信講座などを選びたくても、「人気の講座で本当に受かるのか不安」「どの予備校を選べばいいのか分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
予備試験や司法試験で人気の講座は、「アガルート(当サイト限定特典付き)」「資格スクエア」「スタディング」の3つです。
知名度が高い講座を、以下のポイントを基準に検証しました。
もっともおすすめできる講座を選んでいるので、通信講座や予備校選びの参考にしてください。
【検証した比較ポイント】
①評判・口コミ
②講座費用
③カリキュラム
④教材・テキスト
⑤学習サポート
⑥合格率・実績
一つのサービスにつき、1分ほどで内容を理解できるよう調査レポートをまとめているので、気になる方は、「司法試験・予備試験通信講座おすすめランキングBEST5」から先にどうぞ!
士業という点で、似ているといわれがちな司法書士と混同しがちですが、弁護士は個人間(民事事件)や個人、企業間(労働事件)などのトラブル解決に加えて企業法務が主業務です。
司法書士は、法人設立の手続き代行や債権譲渡・動産譲渡登記などの手続きが主な業務となります。(厳密な士業ごとの業務切り分けも勉強前に把握しておくことを推奨しています!)
【2024年版】司法試験・予備試験通信講座おすすめ比較ランキングBEST5!安さなど6項目を調査!
当ページでは、以下6つのポイントについて検証して、評価結果をランキング化しました。
- 評判・口コミ
- 講座費用
- カリキュラム
- 教材・テキスト
- 学習サポート
- 合格率・実績
当サイトでは、5つの人気講座に絞ってレポートを作成しています。
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評判・口コミ
➡講義動画のダウンロードに対応しており、場所を問わず使えるデジタルテキストも充実。司法試験合格に必要な内容がコンパクトにわかりやすくまとめられている。また、予備試験を1年合格した受講生のインタビューを多数掲載しており、そのほかにもHPには累計641名の合格者の声を掲載している。
講座費用
➡最短合格カリキュラムは100万円以下となっているが、充実したサポートが受けられ、通学型講座と比較すると安価に購入が可能。オプションでの個々のフォロー制度が手厚く高評価で、多くの合格者を輩出。
カリキュラム
➡初学者から学習経験者まで演習や添削で実力を高められる豊富なカリキュラムを用意。短答から論文までしっかり対策に取り組める。また、論文を中心に学習が進むため、アウトプットとインプットを繰り返しながら効率的に学習を進めることが可能。予備試験対策だけでなく、法科大学院入試・在学中の予備試験チャレンジ・法曹コース対策にも最適。
教材・テキスト
➡習得した基本知識を復習しつつ応用知識も習得し、最後に旧司法試験・予備試験・司法試験の過去問を解ける教材。インプット・アウトプットを通じて初学者も知識が身に付く。
学習サポート
➡答案添削は最大123通まで可能で、他受講生のオンライン添削データも共有してもらえる。また期間中は400回まで無料で学習の疑問点を質問できる。さらに、学習サポーターやオンライン自習室、月一回のホームルーム、論文マンスリーゼミ、短答セルフチェックテストなどさまざまなサポートで学習が安心して継続できる。
合格率・実績
➡予備試験合格者数は非公表だが、令和4年度の司法試験は636名で、全国平均合格率の4.9倍、合格占有率は45.3%を達成した実績がある。
受講期間目安 | ※受講相談でスケジュール調整可能 | 約2年
初心者向けコース料金(税込) | ¥350,240~¥998,800 |
\11月中に無料会員登録しておかないと損!!/
アガルートの予備試験講座は、2016〜2022年の7年間で累計受講者数17.6倍の人気講座で、公式サイトには641名もの合格者の声を掲載しています。
法律初学者と、学習経験者のそれぞれに対応したカリキュラムを用意し、答案添削や質問受付、個別指導などで徹底サポート。予備試験対策だけでなく、法科大学院入試・在学中の予備試験チャレンジ・法曹コース対策にも最適な講座です。
難易度が高い論文試験の解答力も、個々にカスタマイズされた指導により実力を高められます。
筆者も、アガルートの予備試験講座を体験受講しましたが、講義や教材の分かりやすさと強力なバックアップ体制を頼もしく感じました。
さらに、対象の司法試験・予備試験カリキュラムを、10%OFFで受講できる「受験者応援セール」も実施しているので、料金を抑えて受講することが可能です。
無料体験も実施されているので、気になる方はカリキュラムを体験し、受講を検討してみましょう。
料金情報(税込)
コース名(受講期間) | 料金(税込) |
---|---|
【2026・2027年合格目標】 予備試験最短合格カリキュラム/フル | 998,800円 |
【2026・2027年合格目標】 予備試験最短合格カリキュラム/ライト | 888,800円 |
【2026年4月入学目標】 法科大学院入試専願カリキュラム/関東・関西圏(約2年) | ¥657,800 |
【2026年4月入学目標】 法科大学院入試専願カリキュラム/全法科大学院(約2年) | ¥877,800 |
【2025・2026年試験対応】 予備試験最短合格カリキュラム/フル(約2年) | ¥839,520 |
【2025・2026年試験対応】 予備試験最短合格カリキュラム/ライト(約2年) | ¥740,520 |
【2025・2026年試験対応】 論文基礎力養成カリキュラム(目安半年) | ¥547,800 |
【2025・2026年試験対応】 予備試験インプットカリキュラム(目安半年) | ¥355,153 |
【2025・2026年試験対応】 予備試験アウトプットカリキュラム(目安半年) | ¥512,414 |
【2026年4月入学目標】 法科大学院入試専願カリキュラム/関東・関西圏(約1年) | ¥657,800 |
【2026年4月入学目標】 法科大学院入試専願カリキュラム/全法科大学院(約2年) | ¥877,800 |
その他単発講座・プランを各種用意 | ¥7,150~ |
※料金は、急に変更される可能性もあるので、公式サイトで料金チェックしておくことを推奨しています
アガルートの口コミや評判から判明した事とは?
「法律の勉強をかなり効率悪くやっていた方だし、また体系把握も人よりかなり苦手な方だという自覚はありました。自分は法曹に向いてないんじゃないかと思うことも多々ありました。そんな私でもアガルートの先生方が正しい勉強の方向を導いてくれて、時間をかければ、予備試験に合格できました」
引用:合格者の声|アガルートアカデミー
「実際に答案を起案することはほとんどなく、答案構成にとどめる方法で行いましたが、構成は法的思考に忠実に考え、それを詳しめにメモしていくことを意識しました。時間がかかったとしても、十分に考えるということを励行しましたが、これがよかったと思います」
引用:合格者の声|アガルートアカデミー
~アガルートと資格取得エキスパートのタイアップ特典詳細~
特典内容:11月中に無料会員登録後、以下の講座購入でAmazonギフト券35,000円分をプレゼント
▼対象講座
❐26年・27年最短合格カリキュラム(フル/ライト)
❐25年・26年最短合格カリキュラム/ライト
実施期間:11月1日(木)~11月30日(土)
キャンペーンに関する問い合わせ先:info_campaign@for-it.co.jp
【キャンペーンの提供者】
・本キャンペーンは、司法書士法人永田町事務所と株式会社フォーイットが提供するキャンペーンです。
・本キャンペーンについてのお問合せは、Amazon・広告主ではお受けしておりません。
・お問い合わせにつきましては、キャンペーン運営事務局(info_campaign@for-it.co.jp)までお願いいたします。
【プライバシーボリシー】
・Amazonギフト券をお送りするため、お客様のメールアドレスは本サイトのリンク先の広告主より株式会社フォーイットに提供され管理されます。
・Amazonギフト券をお送りする以外の目的には使用いたしません。
➡株式会社フォーイットのプライバシーポリシーを確認
【Amazonギフト券の送付について】
・Amazonギフト券は、広告主より提供されたメールアドレスに株式会社フォーイットからお送りいたします。
・ご連絡は株式会社フォーイットのメールアドレスのドメインである(@for-it.co.jp)から送信されます。当該ドメインを受信できる設定を行ってください。
・メールアドレスの不備などで弊社からのメールを受信出来ない場合、特典が付与できない可能性がありますのでお気を付けください。
・Amazonギフト券の送付には、最大で2ヵ月ほど要する場合がございますのであらかじめご了承ください。
・友人紹介制度を使用した場合は、Amazonギフトカード付与の対象外となります。
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基本情報
公式キャンペーンページ | https://www.agaroot.jp/shiho/cp_sale |
費用目安(税込) | ¥350,240~¥998,800 |
コース・カリキュラム | 【司法試験|予備試験最短合格カリキュラムの場合】 ・総合講義 ・論文答案 ・法律実務基礎科目対策講座 ・過去問解析講座 ・短答完成講座 ・選択科目対策講座 ・一般教養科目対策講座 ・予備試験/答練・法律実務基礎 ・法律実務基礎科目答練 |
教材・テキスト例 | 【司法試験|予備試験最短合格カリキュラムの場合】 ・オンライン講義動画 ・デジタルブックテキスト ・オリジナルフルカラーテキスト |
サポート内容 | 【司法試験|予備試験最短合格カリキュラムの場合】 ・合計約120通のオンライン添削 ・400回まで無料の質問制度 ・オンライン添削データの共有 ・月1回のホームルーム生配信 ・導入ガイダンス ・学習カウンセリングチューター ・論文マンスリーゼミ ・担当セルフチェックwebテスト ・導入講義で学習スタートのサポート ・オンライン自習室 |
合格率 | 非公表 (公式サイトでは641名の合格者の声を掲載) |
運営企業 | 株式会社アガルート |
アガルートの予備試験・司法試験講座が向いている人の特徴3つ
①最短で合格を目指したい人におすすめ
➡講師作成のオリジナル教材は過去問を分析し尽くし、試験で問われる知識だけに集約。論文中心の学習のため、効率的に学習を進めることが可能。
②制度変更に伴い、進路を決め切れていない人におすすめ
➡法科大学院・予備試験・法科大学院在学中の予備試験のどの進路にも対応可能。オプションを組み合わせれば、状況や学習進度に合わせた最適な進路を選べる。
③サポートと金額のどちらも重要視したい人におすすめ
➡質問しんどや学習サポーター、オンライン添削など双方向のサポート制度を用意。通学型より安価に充実のサポート体制の中で学習ができる。
2位 資格スクエア |シンプルプランで効率よく学びたい方におすすめ
評判・口コミ
➡合格までのルート・計画がはっきりしており、自習のビジョンが明確になりやすい。散歩やジムでのトレーニング中にも3倍速で視聴しやすい講義動画が好評。
講座費用
➡100万円以上の受講料が必要な講座もある中で、フルパッケージは70万円台の講座だけのシンプルな料金体系。料金とともに、プランに迷う時間を節約したい人におすすめ。
カリキュラム
➡合格者の学習方法を分析し、逆算の結果判明した「合格最適解」に、脳科学の要素も加えたカリキュラム。科学的な方針に対する受講生の満足度は91%を達成。
教材・テキスト
➡予備試験入門テキスト・講義ノート・短答攻略クエスト・論文問題集・論証集・判例集などを用意。製本テキストまたはPDFデータから、使いやすい方を選択できる。
学習サポート
➡205通もの論文を添削してもらえる、フォローアップ体制が整った講座。優秀な合格者による学習相談サービスが心強いため、学習中に孤独を感じたくない人におすすめ。
合格率・実績
➡令和5年の合格率は25,9%で、全国平均の7,24倍。論文式試験の1位合格者や、わずか11ヶ月の学習による論文式試験の合格者などを輩出。
受講期間目安 | 1~1年半 |
初心者向けコース料金(税込) | ¥759,000 |
\ 論文1位合格者を輩出 /
資格スクエアは、759,000円(税込)で学べる「予備試験講座 合格フルパッケージ」を用意しています。
高額な入会金や、受講料が必要な予備校もある中、非常に良心的な料金プランが魅力です。
オプションになりやすい学習相談も含め、追加料金なしでフルサポートしてもらえる講座はなかなかありません。
基礎問添削と、論文過去問添削を合わせて205通の添削や、200回まで無料のワンクリック質問など、充実したサポート体制も特徴的。
割引特典つきの、オンライン受験相談も受け付けているので、気になる方は相談してみてください。
料金情報(税込)
コース名(受講期間) | 料金(税込) |
---|---|
予備試験講座 合格 フルパッケージ10期(1~1年半) | ¥759,000 |
短答攻略NEO(1年) | ¥198,000 |
論文攻略NEO(1年) | ¥275,000 |
予備試験・論文過去問攻略NEOプレミアム(1年) | ¥198,000 |
資格スクエアの口コミや評判から判明した事とは?
「論文1位合格者がいるということを知ったことをきっかけに、資格スクエアで予備試験講座を受講しました。情報がまとめられていた点が資格スクエアを選んでよかったと思います」
引用:合格者の声|資格スクエア
「コストパフォーマンスの良さが魅力でした。基礎講座、基礎問演習のおかげで、かなり早い段階で過去問にチャレンジできる力がつきました。また、過去問の動画添削は非常に役に立ちました」
引用:合格者の声|資格スクエア
基本情報
費用目安(税込) | ¥132,000〜¥759,000 |
コース・カリキュラム | ・入門講義 ・基礎講義 ・基礎問講義/論文過去問講義 ・短答重点講義 ・口述対策講義 ・基礎講義(実務基礎) ・論文過去問講義(実務基礎) ・基礎講義(選択科目) ・論文過去問講義(選択科目) ・論文式試験合格口述模試(無料) ・予備試験合格司法試験対策講座(無料) |
教材・テキスト例 | ・予備試験入門テキスト ・講義ノート ・論文問題集 ・論証集 ・判例集 ・基本書 ・論文答案用紙 ・オンライン動画講義(視聴期限2年間) ・製本テキスト or PDFテキスト ・短答式試験模試「未来問」 |
サポート内容 | ・基礎問添削105通/論文過去問添削100通 ・予備試験/司法試験合格者が電話で学習支援(月1回15分) ・ワンクリック質問(受講期間中200回まで) ・学習進捗メール ・オンラインレジュメ ・条文リンク ・短答攻略クエスト ・学習ログ ・延長サポート月額¥17,600 |
合格率 | 非公表 |
運営企業 | 株式会社資格スクエア |
資格スクエアの予備試験・司法試験講座が向いている人の特徴3つ
①効率的な演習対策で合格ラインの突破を目指したい方におすすめ
➡肢別問題集では出題傾向の高い問題をくり返し解ける。満点ではなく合格点を取れる重要問題を理解し、効率的な演習が可能。
②非法学部出身だが在宅勤務の空き時間を使い合格したい方におすすめ
➡1日5~7時間程度の学習を毎日続けて合格した非法学部出身者がいる。在宅勤務が始まる9時より前に早起きすれば、数時間の勉強時間を確保可能。
③初学者なので早めに難易度の高い論文対策に取り組みたい方におすすめ
➡2024年の2月に勉強を始めたばかりでも、7月頃には論文対策が可能。まずは書いてみて、正解との差を早めに埋められるカリキュラム。
\ 論文1位合格者を輩出 /
3位 STUDYing(スタディング)|安い講座で司法試験に合格したいコスパ重視な方におすすめ
評判・口コミ
➡講座が短時間で区切られているため、スキマ時間を使って気軽に知識を習得しやすい。学習フローに従うだけでやるべき学習に取り組める。
講座費用
➡およそ8~10万円台で学べるコスパ良好な通信講座。全プランの料金が安いため、司法試験・予備試験ともに他校より費用を抑えて合格を目指せる。
カリキュラム
➡365時間以上の充実した講義は1.5または2倍速版ですばやく視聴可能。スキマ時間にはスマホで2,790問以上の問題に触れられる。
教材・テキスト
➡オンライン問題集は最近の司法試験・予備試験の重要過去問を厳選しているため、本番で得点する力を養える。わかりやすく丁寧な解説で問題を理解し、基礎力を磨ける。
学習サポート
➡問題の理解度と復習のタイミングがわかる「AI問題復習機能」を搭載。合格者のデータに基づいており、合格者と同じタイミングで復習して同じルートで合格を目指せる。
合格率・実績
➡スマホで手軽に学習できる仕組みで、法律の知識がない初学者が1,000時間ほどの学習で予備試験に合格。スタディングの参考書や演習問題に絞り実力を磨ける。
受講期間目安 | 1~2年 |
初心者向けコース料金(税込) | ¥89,100~¥398,000 |
\ 登録すると無料教材を受け取れる/
スタディングの予備試験講座は、他校より低価格の89,100~398,000円(税込)で、司法試験や予備試験の合格を目指せる通信講座です。
安い受講料を実現できた理由は、ITを活用して運営費を抑えたからです。
支出を最小限にした結果、他校より低価格で講座を提供できるようになりました。
安い料金で受講できるため、他校の生徒よりお金をかけずに合格を目指せます。
またスタディングは、メールアドレスを登録するだけで無料教材を受け取れる点が魅力的なので、受講を検討している方は登録してみましょう。
料金情報(税込)
コース名(受講期間) | 料金(税込) |
---|---|
予備試験合格コース(基礎) [2025年試験対応](1年) | ¥89,100 |
予備試験合格コース総合 [2025年試験対応](1年) | ¥138,000 |
予備試験合格コース(総合)個別指導付 [2025年試験対応] | ¥398,000 |
法科大学院生のための司法試験合格コース 総合[2025年試験対応](1年) | ¥129,900 |
【コース受講者限定】個別指導オプション[2025年] | ¥19,800 |
スタディングの口コミや評判から判明した事とは?
「判例論証講座では、重要判例を厳選した上で、事例の分析や判旨から規範部分のまとめ、その他の関連判例の紹介など、自分一人ではできなかったことをサポートしてくださったため、実際に答案を作る際の意識が変わりました。自分が合格したことはもちろん、ここまで勉強を続けられたのは、講座がわかりやすく、勉強を諦めずに済んだからだと思います」
引用:合格者の声|スタディング
「論文基礎講座で法的三段論法等の基本的な論文の書き方について学び、さらに判例論証講座、論文実践講座で理解を深めていきました。最終的には過去問を解き、答練を受けて創意工夫を重ね、答案の速度と精度を高めていったのですが、そこに至るまでの基本的な考え方は全てスタディングさんから学びました」
引用:合格者の声|スタディング
基本情報
費用目安(税込) | ¥89,100〜¥398,000 |
コース・カリキュラム | ・基本講座 ・実務基礎講座 ・論文対策講座 |
教材・テキスト例 | 【基本教材】 ・ビデオ/音声講座 ・オンラインスマート問題集 ・オンラインセレクト過去問集 【予備試験 法律実務基礎科目対策講座 教材】 ・法律実務基礎科目対策講座 【論文対策講座 基本フォーム編/予備実践編 教材】 ・問題 ・参考答案 |
サポート内容 | ・AI問題復習機能 ・学習レポート機能 ・勉強仲間機能 ・試験合格でお祝い金最大20,000円進呈 |
合格率 | 非公表 |
運営企業 | KIYOラーニング株式会社 |
スタディング予備試験・司法試験講座が向いている人の特徴3つ
①正答率の高い問題は確実に得点したい方におすすめ
➡基本講座を高速周回できる教材によって、短答式試験の中でも正答率が高い問題を落とさず得点できるよう練習が可能。
②講義内容の理解度をテキストで確認したい方におすすめ
➡基本講座は動画講義とテキストの内容が一体となっており、講義で学んだ内容をすぐ教材で確認できる。身構えなくても一度学習を始めれば理解度が深まる仕組み。
③プロ講師の参考答案を見て正しい答案を作成したい方におすすめ
➡論文対策講座で「法的三段論法」の基礎知識と具体的な論述の書き方を丁寧に指導してもらえる。事例ごとに講師の答案を参照可能。
\ 期限なしで無料教材を使い放題/
4位 LEC東京リーガルマインド|歴史ある教材など信頼度が重要な人におすすめ
評判・口コミ
➡講師の合格体験をベースにしながら指導するため、講義内容に説得力がある印象。直前まで口述対策を手伝ってもらえるサポートの手厚さも高評価。
講座費用
➡入門コースでも受講料100万円超(税込)を支払う必要がある。他コースはさらに受講料が高額になる可能性があるため、割引情報は要チェック。
カリキュラム
➡「予備試験1年合格専用コース」では、初学者もインプット段階から、論文を意識した講義を受講可能。1科目平均50日ほどで合格答案が書けるよう指導してもらえる。
教材・テキスト
➡「法律初学者のバイブル」である「セブンサミットテキスト」で、法律の知識がなくても条文知識・学説・判例を学べる。論文問題で必要な思考も確認可能。
学習サポート
➡「教えてチューター制度」でLECフォロースタッフに疑問点や不明点を質問できる。「短答式試験 受験生サポート」では短答式試験の最新情報を随時確認可能。
合格率・実績
➡1993~2022年までの間に司法試験合格者5,312名を輩出している。19歳の大学1年生が合格した実績もあり、合格に導く指導体制が確立されている通信講座。
受講期間目安 | 2年 |
初心者向けコース料金(税込) | ¥656,800~¥733,800 |
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LEC東京リーガルマインドは、1979年に設立した通信講座業者で、長い実績の中で培ってきたノウハウで通学生同様に合格を目指せます。
LEC東京リーガルマインドの強みは、初学者向けの「セブンサミットテキスト」です。
完全初学者も、入門レベルと発展レベルから、進捗に応じて必要な知識をインプット可能。
図表が多いテキストで、複雑な法律知識を整理できます。
受講料は高額ですが、「お得な割引制度・特典制度」を設けているので、自分の知識量などで講座を選択して下さい。
料金情報(税込) ※コース数が多いため、一部抜粋
コース名(受講期間) | 料金(税込) |
---|---|
1.5年合格コース(1,5年) | 通信Web:¥733,800 通学Web:¥656,800 |
予備試験1年スマート合格コース(1年) | 通信Web:¥689,800 通学Web:¥766,800 |
2.5年合格コース(2,5年) | 通信Web:¥766,800 通学Web:¥689,800 |
難関法科大学院合格コース(1〜2年) | 通信Web:¥601,800 通学Web:¥645,800 |
法律科目基礎パック(6ヶ月〜) | 通信Web:¥546,800 通学Web:¥590,800 |
LEC東京リーガルマインドの口コミや評判から判明した事とは?
「入門講座は定期的に淡々と進んでいくところが良かったです。忙しくて法律に手が回らない時でも、入門講座だけは何とか受けて、それで勉強のペースを崩さないようにしていました」
引用:2020年度合格 合格体験記| LEC東京リーガルマインド
「受講生へのフォローも手厚く、23年前に入門講座を修了した私にも合格サポート制度を適用して下さる、受験生ファーストの予備校であると思います。当時のプロヴィデンステキスト(現セブンサミット)は今も私の書架の一角を占領し続けており、私の一生の宝物です」
引用:2020年度合格 合格体験記| LEC東京リーガルマインド
基本情報
費用目安(税込) | ¥546,800〜¥766,800 |
コース・カリキュラム | 【LEC合格カリキュラム】 ・オンライン動画講座 (1年合格専用入門講座/合格答案作成講座/法律実務基礎講座/短答合格講座/選択科目総整理講座) ・1年合格専用論文指導 ・予備試験短答ファイナル模試 ・ハイレベル論文答練 ・ハイレベル短答答練 ・法律実務基礎講座演習編 ・予備試験短答ファイナル模試(2024) |
教材・テキスト例 | ・セブンサミットテキスト ・講師レジュメ |
サポート内容 | ・教えてチューター制度 ・学習スケジューリングサービス ・各種割引 ・受講料返還制度 ・合格サポート制度 ・クラス交流会 |
合格率 | 非公表 ※累計合格者数5,312名(1993~2022年) |
運営企業 | 株式会社東京リーガルマインド |
LEC東京リーガルマインドの予備試験・司法試験講座が向いている人の特徴3つ
①法律の勉強時間が少ないため必要な知識に絞りたい理系学生におすすめ
➡出題範囲が広い予備試験を完璧にカバーするのではなく、集中的に入門講座と過去問に取り組み、得点に直結する知識に絞って習得できる。
②オンラインでの充実したフォローを受けたい方におすすめ
➡答練の結果をWeb上で閲覧しつつ、印刷して教材として使用可能。採点コメントも丁寧で個人の傾向を踏まえた的確な助言をもらえる。
③論文公開模試で弱点を克服し試験に臨みたい方におすすめ
➡本番前の模試で憲法に弱点があるとわかった受講生のように、直前に苦手をつぶして本番を迎えることも可能。
5位 伊藤塾|質の高いライブ講義とわかりやすい教材を求める欲張りな人におすすめ
評判・口コミ
➡講義は基本知識をスムーズに学び、復習できる工夫が凝らされている。教材にマーカー線を引く箇所が明確で、マーキング後はわかりやすい教材が完成。
講座費用
➡基本的には100万円台の受講料が必要。キャンペーンや割引制度は随時利用できるため、うまく活用して費用を抑えるのがおすすめ。
カリキュラム
➡初学者が法科大学院入試・予備試験・司法試験、また司法修習・二回試験を突破できるよう組まれたカリキュラム。さらに実務で活躍するために必要な情報まで提供。
教材・テキスト
➡ライブ講義映像とオリジナルテキストを用意。「司法試験 入門講座 予備試験1年合格コース」では必要な知識を凝縮した教材で、最短ルートでの合格を目指せる。
学習サポート
➡「マイページ質問制度」で学習内容に関する質問が何度でも可能。クラスマネージャーの回答やほかの受講生からの質問からも多くを学べて、学習効率が高まる。
合格率・実績
➡司法試験は1,556名、予備試験の合格者93.3%が伊藤塾の有料講座受講生。予備試験の短答式・論文式・口述のすべてで1位合格者を輩出しており、高得点を狙える講座であることがうかがえる。
受講期間目安 | 1~2年 |
初心者向けコース料金(税込) | ¥845,800~¥1,399,600 |
伊藤塾は、的確なマーキングの指示や無駄な間投詞を排除した、聞き取りやすい講義を提供している講座。
説明が丁寧な講師の講義を受けるだけで、重要点が把握しやすいです。
また、基礎が網羅されているので、試験に必要な知識が定着する仕組みが整っています。
2024年5月31日まで、「2024年開講司法試験入門講座 早期割引キャンペーン」を実施しているので、料金を抑えて受講したい方は期間内に申し込むのがおすすめ。
また、予備試験の最終合格者は「2024年司法試験プロジェクト奨学生」に申し込めます。
手厚いサポートを無料で受けられ、2022年には利用者の99.5%が司法試験に合格した、実績ある講座です。
料金情報(税込) ※コース数が多いため、一部抜粋
コース名(受講期間) | 料金(税込) |
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予備試験 答練パック+短答・論文過去問対策 | 答練フルパック + 短答・論文過去問対策:¥418,300円 答練パック + 短答・論文過去問対策:¥359,200円 |
司法試験 過去問答練・模試パック | ¥243,800円 短答テストなし:¥227,100円 |
司法試験 ダブル答練・模試パック | ¥339,000円 短答テストなし:¥322,800円 |
司法試験 論文過去問マスター | 講義+答練 2018年-2024年 7年セット:¥195,000 2018年-2024年 7年セット:¥99,800 |
司法試験 論文過去問答練 | 講義+答練 2018年-2024年 7年セット:¥195,000 2018年-2024年 7年セット:¥106,600 |
伊藤塾の口コミや評判から判明した事とは?
「伊藤塾だけで司法試験にまで合格することができるという諸先輩方の言葉が胡散臭く感じられ疑心暗鬼になるときもあるかと思いますが、カリキュラムどおりに講師の指示したことを絶対に守って勉強を続ければ、在学中に予備試験あるいは司法試験にも合格することができると思います」
引用:伊藤塾が選ばれる4つの理由|伊藤塾
「直前答練の特長は、民事科目を210分、公法・刑事科目を140分という、本番同様の時間で解く作業を短期間に高密度で繰り返せる点にあります。時間配分はもちろんのこと、わからなくても気にしない精神や問題の難易度に応じて解く順番を変える対応力などが鍛えられました」
引用:合格者の声|伊藤塾
基本情報
費用目安(税込) | 約120万円 |
コース・カリキュラム | ・司法試験入門講座 合格プレミアムコース ・司法試験 入門講座 予備試験1年合格コース ・司法試験入門講座 2年合格コース ・司法試験 入門講座 法科大学院1年合格コース ・司法試験 入門講座 基礎生7科目 ・司法試験入門講座 呉・基礎本クラス 2年コース ・直近判例チェックテスト ・2024年合格目標 TKC 司法試験 [短答式]全国実力確認テスト ・司法試験 論文過去問マスター ・司法試験 論文過去問答練 ・予備試験 短答答練(直近判例チェックテストつき) ・予備試験 全国公開 短答模試 ・司法試験入門講座 フリースタイルコースなど |
教材・テキスト例 | 【司法試験入門講座 合格プレミアムコースの場合】 ・基礎マスター使用教材「入門講義テキスト」 ・論文マスター使用教材「問題研究」 ・基礎マスター 短答まとめテスト ・基礎マスター 論文答練 [添削あり] ・基礎論文書き方 ゼミ/講義 |
サポート内容 | ・伊藤塾生学習支援システム ※学習支援システムつきコース専用 ・答案添削 ・スケジューリング制度 ・伊藤塾チャンネル(YouTube) |
合格率 | ・令和4年度司法試験:1,556名 ・令和5年度予備試験:479名 |
運営企業 | 株式会社法学館 |
伊藤塾の予備試験・司法試験講座が向いている人の特徴3つ
①基礎知識の強化をし合格レベルの実力をつけたい方におすすめ
➡新しい知識を無理やり入れず、基礎力を活かして解ける問題に多く触れられる。学んだ知識を本番で活かす方法を知ることが可能。
②的中率の高い答練で本番を想定して問題を解きたい方におすすめ
➡論文直前答練が本試験の予想問題として使えるため、本番で出題されやすい問題をマスターできる。
③基礎知識を習得する段階から早期に論文対策したい方におすすめ
➡基礎マスター段階から論文を意識した講義を実施。論証で身に付けた知識を土台に、論文で必要な、反射的に対応するスキルを鍛えられる。
初心者向けなど目的別におすすめできる予備試験・司法試験通信講座
目的別に、おすすめの予備試験・司法試験の通信講座を紹介します。
ランキング以外からの視点から、自分合った講座を選びたい方は参考にしてください。
初心者や初学者におすすめの司法試験・予備試験通信講座
初心者や初学者におすすめの通信講座は、辰已法律研究所と資格スクエアです。
基礎レベルの知識から学び、短期間での予備試験合格を目指せます。
辰已法律研究所
「原孝至・基礎講座」で使うテキストは、基本事例問題が図式化され、頭にイメージが残りやすい点が特徴。
「穴埋め式問題」では、どの項目が重要な知識か事前に確認できます。
資格スクエア
「予備試験講座 合格フルパッケージ」は、基礎問105通、論文過去問100通の添削サポートが充実。
合格者による電話相談もあり、初学者を全面的にフォローする体制が整っています。
【迷った際の選び方】
わかりやすい教材で一から学習したい場合➡辰已法律研究所
手厚いフォローで合格まで前進したい場合➡資格スクエア
とにかく安い!コスパを重視したい方におすすめの予備試験・司法試験通信講座
安い予備試験・司法試験通信講座は、BEXAとスタディング。
TACは大手予備校として安定的に運営を続け、必要以上に受講料を高額化せずサービスを提供しています。
スタディングは、運営コストを最小限にし低価格のサービスを実現している通信講座です。
BEXA
BEXAの「王道基礎講座」は、380,000円(税込)から司法の基礎を学ぶことができ、インプットとアウトプットの両方が可能です。
基礎講座から学び、短文事例を解くことで、論文問題のハードルを下げ知識定着がしやすいようにしています。
短期間で合格を目指せるように、効率よくインプットとアウトプットを繰り返し、問題を多くこなすことで実力をつけながら試験対策ができるでしょう。
スタディング
「予備試験合格コース(基礎)[2024年+2025年試験対応]」の受講料は、わずか89,100円(税込)です。
キャンペーンや割引制度もあるため、極限までコストを削減できます。
【迷った際の選び方】
他社より基礎固めをしたい場合➡BEXA
経済的負担を抑えて再受験したい場合➡スタディング
お得なキャンペーンや教育訓練給付制度対象でおすすめの予備試験・司法試験通信講座
キャンペーンが充実しているのはアガルート、教育訓練金の給付実績があるのは伊藤塾です。
いずれも社会人が費用を抑えて、無理なく学習できる体制が整っています。
アガルート
アガルートは、対象カリキュラムを10%OFFで受講できる、「受験生応援!期間限定セール」があります。
また、最大30%OFFでカリキュラムを購入できる「割引制度」など、お得なキャンペーンを豊富に実施しているのも特徴。
受講料は平均的ですが、キャンペーンが多いので、お得に学習をすることが可能です。
伊藤塾
一般教育訓練給付制度は伊藤塾の受講生のうち、これまで5,000名以上が利用しています。
支給要件期間は3年以上、給付率は20%で、最大10万円のサポートを受けることが可能。
受講料が一部戻ってくるので、予算に限りがある方も受講しやすい講座です。
【迷った際の選び方】
キャンペーンでお得に学習したい場合➡アガルート
教育訓練給付制度を利用したい場合➡伊藤塾
再受験者の選択科目対策におすすめの予備試験・司法試験通信講座
令和4年度から予備試験の論文式試験において、一般教養科目が廃止され、選択科目が出題されるようになりました。
得点源となる重要科目のため、令和5年度に不合格だった方は新たに対策し直す必要があります。
予備試験の出題範囲になった選択科目は、以下の通りです。
・労働法
・経済法
・知的財産法
・環境法
・倒産法
・租税法
・国際私法
・国際公法
試験では、1科目1時間10分程度で解くと、時間内に終わるでしょう。
選択科目なので、上記8つから得意分野や実務での使われやすさ、受験生の数などを踏まえて、最も得点しやすい科目を選びます。
受験生の数は多いほど情報交換に有利なため、法務省のホームページから確認してみてください。
選択科目対策ができる講座は、アガルートや資格スクエアが提供しています。
アガルート
選択科目対策に必要な情報を、効率的に習得できる「選択科目4講座パック」が用意されています。
インプットや論証集による演習、過去問対策まで総合的に取り組みたい方におすすめで、129,800円(税込)から受講できます。
資格スクエア
「選択科目講座」では、6科目の対策が可能です。
講義を聞いてから科目選択ができるため、科目選びに迷っている方におすすめ。
「添削プラン」と「講義プラン」は、各55,000円(税込)ですが、両方取り組みたい方は「講義&添削プラン」を77,000円(税込)で受講できます。
【迷った際の選び方】
総合的な選択科目対策をしたい場合➡アガルート
どの科目にするか迷っている場合➡資格スクエア
予備試験・司法試験の通信講座選びで失敗しないためのポイント
予備試験・司法試験講座選びで、失敗しないポイントをまとめました。
講座は、カリキュラムや受講料など、さまざまな視点から慎重に選ぶ必要があります。
ポイントを抑えることで、失敗なく選ぶことができるので、参考に講座を選びましょう。
無理のない受講料の予備試験・司法試験講座を選ぶ
通信講座を選ぶ場合、受講したい講座の料金や入会金を確認します。
オプションが必要な場合もあるので、トータルで価格がいくらになるのかチェックし、予算に合うか判断しましょう。
予備試験講座を修了後に、司法試験講座を受ける方は、司法試験講座の料金も確認しなければなりません。
また、万が一不合格だった際に、利用できる再受講割引の割引率などをチェックします。
不合格という結果も想定し、総合的な費用が無理のないものか確認し講座を選んでください。
また、予算と希望に合った講座を選択できる、教育プラットフォーム「BEXA」のようなサービスを活用するのもおすすめです。
社会人は効率よく予備試験・司法試験対策ができる通信講座を選ぶ
社会人は、働きながら予備試験・司法試験の学習を進めるので、勉強時間が限られています。
「満点」や「高得点」にこだわらず、社会人はまず「合格ライン」の突破を前提とした通信講座を選びましょう。
法律の知識がなく、法科大学院出身者でもない社会人の場合、一から基礎知識を学習しなければいけません。
しかし、膨大な法律の知識をすべて覚えるのは、まとまった学習時間が取れない社会人は難しいのが現状。
試験傾向を分析したテキストで、合格に必要な知識だけに絞って対策する必要があります。
出題傾向から作成された講座で、必須内容を優先的に学び、余裕があれば細かい知識も確認するのがおすすめです。
予備試験・司法試験対策に通信講座か予備校のどちらが合っているか比較する
予備試験や司法試験は、数年かけて試験に臨む方が多いほど、出題範囲が広いです。
試験に最短で合格するためにも、通信講座か予備校、どちらが自分に合っているのか確認しましょう。
通信講座は、自宅で学習を進められますが、家族がいたりテレビなどの誘惑が多いです。
学習に集中できない場合は、予備校を選択すると良いでしょう。
しかし、予備校のように、決まった時間に講義を受けられない方であれば、通信講座を選ぶと無理なく勉強が可能です。
通信講座や予備校は、自分の状況や学習スタイルで選んでください。
予備試験・司法試験に出題される論文の添削があるかで通信講座を選ぶ
難易度の高い論文式試験は、第三者に添削してもらい、徹底的に攻略する必要があります。
予備試験では長文を読解した上で、A4用紙4枚以内の論述を行います。
膨大かつ複雑な法律の知識を正確に覚え、実践的に活用できるようにならなければ、論文での得点は難しいでしょう。
試験で解答できるように、通信講座や予備校は、添削があるカリキュラムを選ぶのがおすすめ。
講座によっては、添削回数に制限があるので、試験対策ができるか確認しましょう。
資格スクエアのような、答案添削に力を入れているサービスもあるので、各講座をチェックし受講してください。
予備試験・司法試験とは?司法書士や行政書士との難易度の違いは?
予備試験は、司法試験を受ける前に受験し、司法試験の受験資格を得るための試験です。
令和5年度の予備試験は、受験者数が13,372名で合格者数が479名、最終合格率は3.5%でした。
参考:法務省|令和5年司法試験予備試験
※出願者の自己申告データより
合格率はおよそ3~4%で、法律を扱う国家試験の中でも、難易度の高い試験です。
予備試験に合格した場合は、司法試験の受験資格を獲得できます。
予備試験は、法律のプロを目指すために突破すべき最初の関門。
膨大な、法律の知識を習得する必要があるため、合格までには時間と費用がかかります。
そのため、同じ国家資格の中でも司法試験より合格率の高い、司法書士や行政書士に挑戦する方もいます。
司法書士は、法務局や裁判所などに提出する書類作成、審査請求の代理手続きを行う職業。
依頼者が求める複雑な法的手続きを、正確に進める役割を担います。
令和5年度司法書士試験において、合格率は約5.1%でした。
参考:法務省|令和5年度司法書士試験の最終結果について
難関ではありますが、司法試験・予備試験ほどの知識は求められないため、勉強時間も数百時間程度は節約が可能です。
また行政書士は、官公署に提出する許認可関連の書類作成、手続きの代理を担う職業。
登記や供託を担う司法書士とは、業務範囲が異なります。
令和5年度における、行政書士試験の合格率は約13.9%で、予備試験と司法試験よりも、比較的合格しやすいことがわかります。
参考:一般財団法人 行政書士試験研究センター|令和5年度行政書士試験実施結果の概要
司法書士と行政書士は、司法試験と異なり、予備試験を受けてからさらに本試験を受ける必要がありません。
法律の国家資格としても人気の資格なので、自分のレベルやキャリア、関心に合わせて受験する資格を選びましょう。
司法試験・予備試験を資格取得した場合の年収はどれくらい?
予備試験を突破し、司法試験にも合格した場合、裁判官や弁護士として活動するためのスタート地点に立てます。
ここでは弁護士を例に挙げて、年収を見ていきましょう。
司法試験に合格したら、すぐに弁護士になれるわけではありません。
司法修習と修了試験を二回受け、審査に通った後、弁護士と名乗ることができます。
弁護士の、所得合計の全国平均値は1,119万円、中央値は700万円です。
2010年の調査では平均値が1,471万円、中央値が959万円だったため、徐々に減少していることがわかります。
最も多かったのは、200万円以上500万円未満でした。
所得合計
200万円未満 | 12.9% |
500万円未満 | 19.0% |
750万円未満 | 18.1% |
1,000万円未満 | 11.9% |
1,500万円未満 | 16.8% |
2,000万円未満 | 6.8% |
3,000万円未満 | 6.9% |
4,000万円未満~1億円以上 | 7.6% |
キャリアやスキルにもよりますが、最も多い年収層は一般的な会社員と同水準か、やや低い場合もあるのが現状です。
ただし高度な業務に携わっている分、経験を重ねて独立に成功するといった流れで、一般企業より高額な年収を稼ぐことも可能です。
また厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、男女では以下のような違いがありました。
男女別法務従事者の平均年収※企業規模計10人以上の場合
年齢 | 勤続年数 | きまって支給する現金給与額(千円) | 所定内給与額(千円) | 年間賞与その他特別給与額(千円) | |
男性 | 43.7 | 9.8 | 656.4 | 651.7 | 1,824 |
女性 | 44.7 | 9.5 | 606.3 | 597.3 | 1,515.4 |
上記は、法務従事者全般のデータであり、弁護士の男女比ではないですが、給与額に大きな差は見られませんでした。
ただし女性の給与額が若干低くなっているのは、一般企業と同様、産休や育休をはさむ可能性があるためと推測できます。
能力において男女差は関係がないため、キャリアの年数やスキルによっては高額な年収を狙える仕事です。
最後に、士業向け転職エージェント「MS Agent」が自社の登録者を対象に調査した、年代別のデータも見ていきましょう。
なお調査結果は、2019年1月1日~10月31日の年収データを参考にしています。
年齢別弁護士の平均年収
~29歳 | 632万円/中央値600万円 |
30~34歳 | 692万円/中央値700万円 |
35~39歳 | 751万円/中央値700万円 |
40~44歳 | 897万円/中央値850万円 |
45歳以上 | 1,077万円/中央値970万円 |
年齢が上がるとともに、平均年収も増えていることがわかりました。
実務経験が増え、大手法律事務所への転職や独立開業に成功した方が、多くなっているためと推測されます。
上記のデータはいずれも、年数によって調査対象の人数が異なります。
また、最近の年収の状況を、以下の動画で解説していますので、将来性や今後どのような仕事に携わればいいのか、参考にしてください。
予備試験・司法試験は独学でも資格取得できる?リアルな難易度はを解説
独学で予備試験に合格することは、一般的にほぼ不可能とされています。
参考書の丸暗記で対応できる試験ではなく、膨大な法律の知識を正確に理解する必要があるため、独学では難しいのが現状。
また論文式試験では、難解な問題を論述で解く力が求められます。
対策するには、法律に精通したプロの添削が不可欠です。
令和5年度に行われた、予備試験の合格率はわずか3.6%でした。
難関試験を独学で突破するのは、法学部の学生でも困難です。
一方、通信講座「アガルート」の受講生は、全国平均の4.9倍の合格率を達成しており、確かな実績があります。
参考:アガルートアカデミー|【令和4年】予備試験の合格率や合格点は?短答・論文・口述ごとに徹底解説!
通信講座では、合格に必要な知識が詰め込まれた教材があり、出題範囲が広い試験でも効率よく学習可能。
費用はかかるものの、通信講座では効率的に要点を押さえられる分、独学で進めるよりも短期間で合格する可能性が高まります。
【FAQ】予備試験・司法試験対策向けの通信講座についてよくある質問まとめ
予備試験・司法試験対策に取り組む方から、よく寄せられる質問と回答をまとめました。
疑問を解消したうえで、自分に合った通信講座を選びましょう。
- 予備試験・司法試験とは何をするの?
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予備試験は、短答式や論文式、口述の3つの試験に分かれています。
短答式試験は、「マークシートで答える〇×問題」です。
制限時間は、以下の通りです。
・民法、商法、民事訴訟法:90分
・憲法、行政法:60分
・刑法、刑事訴訟法:60分
・一般教養:90分
制限時間があるので、スピーディーかつ正確に解答する力が求められます。
論文式試験は、法律に関する知識を文章で述べて解答する試験。
論文試験の各制限時間は、以下の通りです。
・憲法、行政法:140分
・民法、商法、民事訴訟法:210分
・刑法、刑事訴訟法:140分
・法律実務基礎科目:180分
・選択科目70分
試験本番の対策として、日頃から時間配分を意識し、解答をしましょう。
- 予備試験・司法試験は何時間くらい勉強が必要?
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司法試験・予備試験に合格するためには、2,000~1万時間の膨大な勉強時間が必要とされています。
最短3年、最長10年前後の長期間、勉強しなければなりません。
社会人は仕事があるため、平日は早朝やお昼休み、帰宅後の空き時間に2~3時間勉強できます。
休日には、一気に10時間程度の勉強時間を作ることもできるでしょう。
ただし、学習環境や知識レベルなどによって個人差があり、「○○時間勉強すれば確実に合格する」とは断言できません。
勉強時間はあくまで目安としてとらえ、合格に直結した質の良い学習ができれば、効率化・時短化も可能なはずです。
- 予備試験・司法試験の合格者数は?
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2023年11月17日、法務省より令和5年度司法試験予備試験の、最終結果が発表されました。
受験者数487名(1名途中欠席)のうち、479名が合格。
合格者の平均年齢は、26.9歳で最少年齢16歳を含む現役学生が、6割以上を占めています。
社会人は会社員50名、公務員60名などが合格しました。
令和3年度は合格者が467名、令和4年度は合格者が472名でした。
年々合格者数が増加していることから、社会全体の法律に対する意識の高まりがうかがえます。
参考:法務省|令和5年司法試験予備試験口述試験の結果
法務省|令和4年司法試験予備試験口述試験の結果
法務省|令和3年司法試験予備試験口述試験(最終)の結果について - 司法試験は誰でも受けられる?
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司法試験は、裁判官・検察官・弁護士の「法曹三者」にふさわしい学力・スキルを確認する国家試験です。
受験対象は法科大学院課程の修了者と予備試験の合格者です。
つまり予備試験は「司法試験の受験資格を手に入れるための試験」と言い換えられます。年齢や学歴に関係なく、誰もが受験可能です。
大学の法学部や法科大学院を出ていなくても、予備試験に合格すれば、司法試験の受験資格を得られます。
予備試験は専門の教育機関に通う経済的・時間的な負担を軽減し、すべての人に法律の世界への入り口を開いてくれる試験です。
- 司法試験・予備試験の最新の日程は?
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令和6年司法試験・予備試験は、2024年7月14日(日)に短答式試験が実施されます。
論文式試験は同年9月7日(土)・8日(日)に実施予定です。
また口述試験は翌2025年1月25日(土)・26日(日)に実施予定と、法務省から発表されています。
願書交付は2024年2月19日(月)、願書受付は同年3月4日(月)に開始します。
受付は同年3月15日(金)が締め切り日のため、直前に焦らないよう、余裕を持って出願しましょう。