当サイトでは、アガルートの司法試験・予備試験講座で提供している教材を実際に使用し、クオリティの調査を実施しました。
アガルート予備試験講座は、最短で合格を目指すコースから初学者向けなど、さまざまなカリキュラムがあるのが特徴。
令和5年に行われた、司法試験では合格者1,781人の約36%が、アガルートを受講していたというデータも公表されています。
しかし、アガルートの予備試験講座を受講したくても、「実際に受講した方の評判を知りたい」「講座の充実度を把握しておきたい」と悩んでいる方も多いです。
本記事では、アガルート予備試験講座を実際に受講した感想や、評判を元にメリットなどを解説します。
調査結果である、良い評判と悪い評判をいずれも紹介するので、客観的な判断材料として参考にしてみてください。
アガルートの会社情報は、こちらの動画で解説をしています。
合計約46件の口コミをまとめ、実際のユーザーによる体験談も確認して、自分が求めているサービスか見極めましょう。
コース名 | 価格(税込) | 主な内容 | おすすめできる人 |
---|---|---|---|
【2026年・2027年合格目標】司法試験|予備試験最短合格カリキュラム/ライト | 888,800円 | 論文対策をメインにしたコンパクトなカリキュラム | 短答式試験の対策経験がある人や法科大学院の受験生 |
【2026年・2027年合格目標】司法試験|予備試験最短合格カリキュラム/フル | 998,800円 | 最短合格に必要な知識だけを凝縮 | 限られた時間内で勉強したい大学生や社会人の初学者 |
【2025年・2026年合格目標】司法試験|予備試験最短合格カリキュラム/ライト | 932,800円 | 論文対策をメインにしたコンパクトなカリキュラム | 短答式試験の対策経験がある人や法科大学院の受験生 |
【2025・2026年試験対応】法科大学院入試専願カリキュラム(全法科大学院) | 877,800円 | 予備試験対策をメインに、法科大学院入試も学べる | 法科大学院入試も視野に入れている人や演習量を増やしたい人 |
【2025・2026年試験対応】論文基礎力養成カリキュラム | 547,800円 | 必要最小限の講義で論文式試験を攻略しつつ、自習用のオリジナル短答過去問集で短答式もカバー | 論文式試験に必要な基礎力を習得したい初学者 |
【2025・2026年試験対応】予備試験インプットカリキュラム | 358,740円 | 総合的な知識の再整理と約450問の重要問題演習を含む学習経験者向けカリキュラム | 知識の習得と再構築に取り組み、論文・短答の対策を満遍なく行いたい人 |
【2025・2026年試験対応】司法試験|予備試験アウトプットカリキュラム | 551,160円 | 法律基本科目・法律実務基礎科目の論文答練を通じて実践力を高めるカリキュラム | 知識の習得と再構築に取り組みつつ、論文式試験対策を重点的に行いたい人 |
アガルート司法試験・予備試験講座の評判を調査した結果とサービスの特徴
【実際の体験レビュー】
アガルート司法試験・予備試験講座は、初学者にもわかりやすい講義と網羅的な教材が強みです。
筆者が実際に講座を体験したところ、講師の無駄のない語り口調と、断定的な言い回しが非常に頼もしく感じられました。
特に覚えるべき箇所や、書籍には載っているが捨ててもいい箇所などを、丁寧に説明してもらえる点は、独学にはない強みでしょう。
教材は、製本テキストとデジタルブックの2種類を両方使えるため、使いやすい方を利用できるのは親切だと感じました。
最大の特徴は、教材の色彩をブルーやオレンジ、グリーンの3色に抑えて、視認性の高さにこだわっていることです。
フルカラーテキストでありながら、最小限の落ち着いた色が使われていて、目がチカチカとせず読みやすい教材でした。
わかりやすい講義や教材に加え、添削、質問制度などサポートが充実しており、合格に向けて強い味方になってくれる講座です。
アガルート予備試験講座の基本情報
料金(税込) | ¥358,740~¥998,800 |
教材・テキスト | ・映像講義 ・製本テキスト ・音声ダウンロード ・デジタルブック |
サポート体制 | ・各種割引制度 ・400回までの質問制度 ・オンライン添削サポート ・導入ガイダンス(隔週開催) ・学習カウンセリングチューター ・個人別マネージメントオプション |
合格率 | 令和5年度 アガルート受講瀬尾641名合格 →令和5年全体受講者の36%がアガルート受講生 |
特典 | ・受講料の税抜価格分を全額返金 ・20万円分相当の司法試験講座プレゼント |
運営会社 | 株式会社アガルート |
項目別の評価①アガルート予備試験講座の評判と使うべき人の特徴
アガルートの司法試験・予備試験講座は、初学者や学習経験者を問わずおすすめできます。
レベルごとに、適したコースで最短合格を見据えつつ、長期戦も視野に入れて学習することも可能。
2025年の、予備試験最短合格カリキュラムでは、予備試験合格から司法試験合格までを見据えて、必要な知識の習得に取り組めます。
動画の視聴期限は2026年9月末までのため、1年目で思うように結果が出せず、学習期間が2年と長くなっても試験対策ができます。
予備試験や、司法試験の対策を効率よくしたい方や、なるべく視聴期限が長い講義を希望している方におすすめ。
項目別の評価②アガルート予備試験講座の受講料は平均的な価格
アガルートの講座費用は、¥358,740~¥998,800(税込)で平均相場程度です。
一般的に、予備試験の講座費用は高額になりやすく、中には100万円以上かかる予備校もあるため、アガルートは比較的安く学べます。
司法試験や予備試験を熟知した、専門家の添削が受けられる点を踏まえると、料金以上のクオリティを感じられるでしょう。
当サイトが、お得な講座か検証した結果とキャンペーン情報は、「アガルート司法試験・予備試験講座と他社を費用面で徹底比較」で確認が可能です。
項目別の評価③アガルート予備試験講座は初学者から試験経験者までカリキュラムが充実
アガルートでは、法律初学者や学習経験者に分けて、初級レベルから中上級レベルまで、個々に適したカリキュラムを提供しています。
学習経験がなく、基礎から論文対策など一通り学びたい方は、「最短合格カリキュラム」で基礎から段階的な学習が可能。
学習経験がある方は、基礎知識を万全にするためインプットをし直したり、論文中心の講座で実践力を鍛えられます。
各種単科講座もあるため、個々で自分の弱点克服や不足知識の補強も可能な点で、カリキュラムは充実しているといえます。
項目別の評価④アガルート予備試験講座の教材は正確で分かりやすい
アガルートのオリジナルテキストには、予備試験や司法試験を知り尽くした工藤北斗講師が、最新の情報を盛り込み作成しています。
膨大な量の基本書や判例解説、学術論文などを参照しながら作成したため、正確な情報をインプットできるのが特徴。
試験に必要な情報だけが盛り込まれているため、マーカーを引く手間が省ける点はメリットです。
最新の試験に対応し、正確な知識をインプットしたい方におすすめな教材。
工藤講師は、月20万~30万PVを記録するオフィシャルブログ「工藤北斗の業務日誌」でも、受験生に有益情報を発信しています。
工藤講師は、数多くの受講生をサポートしてきた実績があります。
優秀な講師による教材で、実践力を鍛えたい方は、無料体験講座で教材の質を確かめてみてください。
項目別の評価⑤アガルート予備試験講座は手厚いフォロー体制が魅力
アガルートは、オンライン学習が中心の通信講座でありながら、
・隔週の導入ガイダンス
・400回までの質問制度
・学習カウンセリングチューター
・オンライン添削
・論文マンスリーゼミ
など、手厚いフォロー制度が整っています。
特に、400回まで無料の質問制度では、学習上の不明点や疑問点を質問できるのが魅力。
質問に対して、司法試験合格者が、丁寧に責任を持って回答してくれる親身なサービスです。
また論文式試験対策として、司法試験合格者が最大111通の答案をオンラインで添削。
評価の書き込みや、答案への丁寧なコメントで、合格までバックアップしてもらえるでしょう。
さらに、個別マネージメントオプションの受講生は、全国にあるラウンジを利用可能です。
講師から直接指導を受けたり、自習室で勉強できるので、受講生から人気のサービス。
通信講座とは思えないほど、充実した学習サポートを提供している点が、アガルート予備試験講座の魅力です。
項目別の評価⑥アガルート予備試験講座は令和5年の試験で641名の合格者を輩出
合格率は非公表ですが、公式サイトの「合格者の声」には、合格者のデータとアガルートの活用方法が記載されています。
合格者の内訳は、大学生や法科大学院生が中心ですが、公式サイトの合格体験記では、社会人合格者の体験記も勝因とともに確認が可能です。
また、筆者が取り寄せた製本版の「合格体験記」には、804ページにわたり、平成28~令和3年度試験の合格者の声が記載されていました。
講座で論文の演習量を補強したり、「論証集」で主要論点を理解したりと、サービスを活用して合格した方が多くいます。
合格に必要な情報が、網羅されたアガルートの教材で、体系的に学ぶことで合格することができると、各体験談から読み取ることができました。
令和5年の予備試験結果を見てみると、
試験内容 | 合格者 |
---|---|
短答式試験 | 2,685人(13,372人中) |
論文式試験 | 2,544人(2,562人中) |
口述試験 | 479人(487人中) |
予備試験の最新合格者数は、こちらの動画で詳細を確認できます。
アガルートの合格者数は、司法試験の合格者も含まれているため、人数が多くなっています。
司法試験の、合格率や合格者数は、以下の動画で解説しています。
アガルート司法試験・予備試験講座の評判を参考にメリットを紹介
アガルート予備試験講座について、当サイトで調査した口コミを元に、メリットを解説します。
予備試験講座は、難関といわれる試験なので、自分に合った講座選びが重要。
膨大な出題範囲から、効率よく試験に向けて学習することで、予備試験を突破できます。
予備試験の通信講座で迷っている方は、メリットを参考にしアガルートの受講を検討してみてください。
アガルート予備試験講座について、当サイトで調査した良い口コミは「Google約16件」「Twitter約15件」の合わせて約31件でした。※合格体験記を除く
メリット①アガルート予備試験講座は問題の予想的中率が高く高得点を狙える
アガルートでは、「予想論点攻略講座」を提供し、出題傾向を分析して試験に出そうな問題を共有しています。
これまでに出題予想が的中し、本番で得点できた受講生がいるため、高得点を狙いたい方は活用してみてください。
また「予備試験答練」では、講師が作成したオリジナル問題を通じ、本試験の解答力を鍛えることも可能です。
本番と同水準の、オリジナル問題で直前演習に取り組み、答案添削を通じて自分の実力を把握するのに役立ちます。
参照元:https://twitter.com/akizukiaki_you/status/1424673646111383552
メリット②アガルートは指導力の高い講師から手厚くフォローしてもらえる
アガルートには、工藤講師の他にも谷山政司講師や渥美雅大講師といった、指導力の高い講師が多数在籍しています。
講師陣は、受講生の交流会を開催したりSNSで積極的に有益情報を発信したりと、親身に受講生に寄り添ってきました。
特に、「個人別マネージメントオプション」の受講生に対しては、学習状況やレベルを踏まえて、個々にカスタマイズされた学習サポートを提供します。
独学や、他校で学習してきた方は、アガルートの手厚いフォロー体制に驚くでしょう。
参照元:https://twitter.com/SeaUu36/status/1420656008179765251
メリット③アガルート予備試験講座は教材が使いやすく分量も反復学習に適している
メイン教材の1つ、「アガルートの司法試験・予備試験 総合講義1問1答」は、使いやすさと分かりやすさが高く評価されています。
初学者は、基本書で習得した知識を復習する際に使え、中上級者は身に付けた知識を網羅的に確認する際に使用可能。
紙教材は、サイズがコンパクトで持ち運びやすく、分量も反復学習するのに適しています。
本試験では、テキストに書かれた知識を正確に理解し、柔軟に使いこなすことで合格が可能です。
アガルートの教材は、合格に必要な応用力や実践力を養ううえで、繰り返し活用できます。
参照元:https://twitter.com/kashii_sougou/status/1251164349302882305
メリット④アガルート予備試験講座は答練の課題返却がスピーディで添削も丁寧
アガルートの、「予備試験 論文過去問セレクト答練」では、18問に取り組みオンライン添削でサポートしてもらえます。
課題は、提出後およそ10日以内に添削のうえ、システム上で返却されるため、時間をかけずに苦手をつぶすことが可能。
スピーディかつ丁寧な添削に、満足している受講生の声が確認できる点で、質の高いサービスであることがわかります。
添削の良質さを考えると、コスパ良好なサービスでしょう。
参照元:https://twitter.com/IRoN_PoCKET/status/1358384394034057223
アガルート司法試験・予備試験講座の評判を参考にデメリットと対策方法を紹介
アガルート予備試験講座は、サポートが手厚く試験の分析力が高い講座ですが、デメリットもあります。
メリットとデメリットを両方把握することで、講座を受講後に対策が立てられます。
受講後のミスマッチを防ぐためにも、デメリットも理解したうえで受講を考えましょう。
アガルート予備試験講座について、当サイトで調査した悪い口コミは「Google約10件」「Twitter約5件」の合わせて15件程度でした。
代表的なデメリットを2つ紹介し、対策方法を解説します。
デメリット①アガルートの講義はレベルが高く初学者はついていくのが難しい
アガルートの予備試験講義は、法律の学習経験がある方向けに設計されているため、レベルが高いのが特徴です。
筆者も、「司法試験・予備試験総合講義300」の体験講義を受講しましたが、何度か映像を一時停止させないと理解が追いつきませんでした。
専門用語に対する説明が少なく、「法律の基礎を学んだ人向けの講座」という印象。
初学者はカリキュラムをこなせるように、テキストや六法全書を参照しながら、講義を受ける必要があります。
【解決策】
アガルートには、400回まで無料の質問制度があり、試験に関する疑問や不明点を質問できます。
講義で疑問点が出ても、納得するまで何度でも確認できるため、質問制度を活用すれば理解できるでしょう。
また、学習カウンセリングチューターやオンライン添削、ホームルームなど、双方向での学習サポートが充実しています。
さらに、個人別マネージメントオプションを付けることで、受講期限内にプロ講師の指導を受けることが可能です。
学習についていけるか不安な方は、一度無料体験講座で工藤講師の講義を聞いてみてください。
内容を確認し、自分のレベルに合っているか確認すると、受講後も安心して学習を進められます。
デメリット②アガルート予備試験講座は動画を見ても要点が分かりづらい
講義画面を見ると、講師の背後に要点が書かれたホワイトボードが映っていますが、メインで映っているのはあくまで講師でした。
同じアガルートの講座でも、行政書士講座は講師がテキストに情報を書き込んだり、要点にマーカーを引いたりする様子が大きく映っています。
しかし予備試験講座は、講師が淡々と講義を進めるだけで映像に変化がなく、画面を見るだけではどこが要点か分かりにくいのが難点。
また文字は手書きのため、表やグラフを使ったわかりやすいスライドを求めている方も、読みにくい可能性があります。
【解決策】
もともと要点だけに絞った講義映像のため、メモを取ったり、マーカーを引いたりしなくても、内容を理解すれば問題ありません。
ただ、「すべて完璧に理解するのが難しい」という方は、映像を一時停止させてメモを取れば、学習に支障は出ないでしょう。
図表や色彩を活用した、スライド資料の方が理解しやすい方は、スタディングのオンライン講座の方が向いている可能性があります。
スタディングは、扱っている情報がアガルートより少ない分、それだけで合格するのは難しいのが現状です。
一度両方の無料体験講義を受けてみて、どちらが理解しやすいか判断するのがおすすめです。
アガルート司法試験・予備試験講座と他社を費用面で徹底比較
アガルート予備試験講座と、他社講座の受講料を比較しました。
アガルートは平均的な受講料ですが、期間限定でキャンペーンが行われることが多く、通常よりも費用を抑えられます。
予備試験講座は、最大100万円前後の費用が必要になるため、受講料を比較し負担を減らせるように講座を選びましょう。
他社と比べてアガルート予備試験講座は平均的な受講料
予備試験講座の中でも、評判の良い4サービスと、アガルートを比較してみました。
【料金表】
サービス名 | 初心者向けコース料金(税込) |
---|---|
資格スクエア | 759,000円 |
LEC東京リーガルマインド | 733,800円 |
伊藤塾 | 1,399,600円 |
スタディング | 398,000円 |
アガルート | 998,800円 |
5社の、初学者向けコースを比較した結果、アガルートは998,800円(税込)と平均相場並みの値段でした。
759,000円(税込)の資格スクエアに次いで、3番目に安い講座です。
伊藤塾のように、通信講座だけでなく予備校も展開しているスクールは、100万円以上かかります。
一方、通信講座に特化している分、スタディングはわずか398,000円(税込)と最安値でした。
しかしサポート面を考えると、必ずしもコスパ良好とはいいきれません。
「コスパ良好」とは、サービスのクオリティに満足できて料金以上の価値を感じて、初めて言える言葉です。
受講料だけで講座を選ばず、サポート面やカリキュラムなど、多方面から判断し講座を選ぶと良いでしょう。
予備試験講座で信頼性高くサポート力最強なのはアガルートか
スタディングは、人件費を可能な限り削減して安い講座を提供している分、添削サポートがありません。
論文式試験に、添削サポートなしで臨むのは、合格を目指す方にとっては不安が残る可能性が高いです。
実際にスタディングを利用した合格者は、多くが論文式の対策用に他社の添削サポートを受けていました。
短答式試験だけであれば、スタディングでも合格できる可能性があります。
しかし論文式の対策には、アガルートが提供するような添削サポートは必須。
複数の講座を同時に受講するよりも、アガルートで一通り学習できるプランを選んだ方が、学習に集中できます。
アガルートでは、「予備試験合格で全額返金キャンペーン」を実施しています。
予備試験の最短合格カリキュラムを受講すると、司法試験講座が30%オフになりお得。
各社のコースごとの料金と、サービスの特徴は「予備試験の通信講座・予備校おすすめランキングBEST5」で確認できます。
【体験談】アガルート司法試験・予備試験講座の教材やカリキュラムを徹底解剖
筆者が実際に体験して感じた、アガルート予備試験講座の強みを紹介します。
教材やカリキュラムの、具体的な特徴を踏まえて解説するので、他社と迷っている方は参考にしてみてください。
アガルート予備試験講座は総合講義の約300時間で法律の知識を習得できる
「総合講義300」は、初学者が司法試験や予備試験に合格できるよう、法律の基礎知識から丁寧に解説する約300時間の講義です。
法律の基礎からスタートし、すべての土台となる知識の定着を図ります。
オリジナルのフルカラーテキストは、講義動画を見ながら参照したり、出題されやすい過去問の演習をしたりと活用が可能。
見やすいレイアウトの教材と、分かりやすい講義でくり返し学ぶことで、必要な知識のインプットができます。
初学者に加えて、法律の学習経験はあるものの、合格できるか不安な方にもおすすめです。
アガルートのデジタルブック本棚で読みたい教材をすぐに閲覧できる
アガルートでは、紙教材と同じ内容のデジタルブックを用意しており、マイページの「デジタルブック本棚」に保存されています。
複数の教材がある場合は、読みたい教材のキーワードを入力して、すぐに検索が可能。
例えば、「2024年の試験向けにまとめられた民法の教材」を探したい場合、「2024 民法」と入力すれば簡単に見つけられます。
デジタルブックは、複数の端末に保存されるため、時間と場所を問わず必要なテキストを探し出せます。
教材を探す手間を省き、学習の効率化ができる機能です。
アガルート予備試験講座の動画は8段階から速度を調節でき時短になる
講義動画は、「× 0.5/ 0.75/1.0/1.25/1.5/2.0/2.5/3.0」の8段階から、自分が視聴しやすい再生速度に調整できます。
通常は「×1.0」に設定されており、動画の右下に「×1.0」と表示された箇所をクリックすると、各速度の選択が可能。
通常速度で視聴すると時間がかかるため、倍速にして学習速度を上げ、1講義の視聴時間を短縮するのに役立ちます。
2倍速は速すぎるため、1.25倍速もしくは1.5倍速にして視聴する人が多く、筆者も1.5倍速程度で視聴していました。
倍速にして、少ない時間で多くの知識を詰め込みつつ、理解しにくい箇所は通常速度で聞くのがおすすめです。
※Androidのスマホは再生速度の調整ができません。
アガルート予備試験講座は講義をダウンロードするとオフラインで使用できる
アガルートの講義は、音声と資料をダウンロードできるため、オフラインでも学習が可能です。
資料のダウンロード方法は、マイページの「ダウンロード可能ファイル」から、使用したいデータをクリックして、保存先を指定するだけ。
音声については、講義映像再生画面にある「音声ファイル」から、「MP3 形式サウンド」でダウンロードできます。
例えば、Wi-fiが接続できない場所にいる際、スマホにダウンロードしたデータを見ながら学習できます。
ただし、iPhoneをはじめ一部の機種からは、ダウンロードができません。
入会後に後悔しないよう、自分の機種がダウンロードに対応しているか事前に確認しましょう。
【2024年度最新】アガルート司法試験・予備試験講座の料金情報
【料金表(税込)】
コース名 | 価格(税込) | 主な内容 | おすすめできる人 |
---|---|---|---|
【2026年・2027年合格目標】司法試験|予備試験最短合格カリキュラム/ライト | 888,800円 | 論文対策をメインにしたコンパクトなカリキュラム | 短答式試験の対策経験がある人や法科大学院の受験生 |
【2026年・2027年合格目標】司法試験|予備試験最短合格カリキュラム/フル | 998,800円 | 最短合格に必要な知識だけを凝縮 | 限られた時間内で勉強したい大学生や社会人の初学者 |
【2025年・2026年合格目標】司法試験|予備試験最短合格カリキュラム/ライト | 932,800円 | 論文対策をメインにしたコンパクトなカリキュラム | 短答式試験の対策経験がある人や法科大学院の受験生 |
【2025・2026年試験対応】法科大学院入試専願カリキュラム(全法科大学院) | 877,800円 | 予備試験対策をメインに、法科大学院入試も学べる | 法科大学院入試も視野に入れている人や演習量を増やしたい人 |
【2025・2026年試験対応】論文基礎力養成カリキュラム | 547,800円 | 必要最小限の講義で論文式試験を攻略しつつ、自習用のオリジナル短答過去問集で短答式もカバー | 論文式試験に必要な基礎力を習得したい初学者 |
【2025・2026年試験対応】予備試験インプットカリキュラム | 354,870円 | 総合的な知識の再整理と約450問の重要問題演習を含む学習経験者向けカリキュラム | 知識の習得と再構築に取り組み、論文・短答の対策を満遍なく行いたい人 |
【2025・2026年試験対応】司法試験|予備試験アウトプットカリキュラム | 551,160円 | 法律基本科目・法律実務基礎科目の論文答練を通じて実践力を高めるカリキュラム | 知識の習得と再構築に取り組みつつ、論文式試験対策を重点的に行いたい人 |
「予備試験最短合格カリキュラム」は、これから法律の学習を始める人を対象に、まずは予備試験から司法試験合格を目指すカリキュラム。
同時に、法科大学院の入試にも活用できます。
合格に必要な知識とノウハウが揃っているので、法律知識がゼロの状態から、最短ルートで合格を目指すことが可能です。
「個人別マネージメントオプション」を付ければ、プロ講師による徹底的な個別サポートも受けられ、さらに合格力を高められるのが魅力。
また「論文基礎力養成カリキュラム」は、初学者をはじめ幅広いレベルの方に対応した、論文式試験攻略用のカリキュラムです。
論文基礎力養成カリキュラムは、必要最小限の時間内で論文式試験の対策ができるよう、設計されています。
論文式試験対策をメインに学習したい方や、コンパクトな講座から始めたい方におすすめ。
アガルート司法試験・予備試験講座の口コミで多かった意見
今回、当サイトが口コミを調査し、特に多かった意見をまとめました。
口コミはリアルな受講生の声なので、講座の質や料金に見合った結果を得られそうか判断できます。
上記で紹介したメリットなどと一緒に、受講する判断材料にしてください。
合計約46件(Google口コミ約26件、Twitter口コミ約20件)の口コミを実際に目視で調査しています。
多かった良い口コミ①音声ダウンロードで場所を問わずアガルートの講義が聞ける
講義は、音声ダウンロードが可能なため、スマホにダウンロードすれば、オフラインの場所でも学習できます。
社会人は、自宅で机に向かう時間が限られており、外出先やスキマ時間で学習を進める機会が多いでしょう。
外出先や出張先などのスキマ時間に、インターネット環境や通信容量を気にせず学習できるのは大きなメリット。
講義をダウンロードできない通信講座もある中、アガルートは受講生が場所を問わず学習できるように仕組みを整えています。
多かった良い口コミ②アガルート予備試験講座は問題集や模範解答の質が高い
教材「総合講義300」には、学説の対立を含む、複雑な情報がコンパクトにまとめられています。
テキストは、丁寧な解説で作成されているので、基礎知識を固められ合格を果たした受講生がいました。
また「重要問題習得講座」も、一般的な市販の問題集より内容が網羅されていて、模範解答の質も高いと評価されています。
コンパクトですが、情報量や質がいいので、基礎力が身に付く点が強みです。
多かった良い口コミ③アガルート予備試験講座は答練の的中率が高く予行演習が可能
予備試験答練は、本試験に近い難易度の問題に取り組めるうえ、講師による丁寧な解説で出題意図まで把握できます。
的中率が高く、事前に試験で出題されやすい問題に取り組めるため、予行演習が可能。
答案は添削でブラッシュアップが可能なため、1回1回の学習密度が濃く、取り組む度に実力を磨けます。
試験直前に、答練に取り組めるようスケジューリングされているため、実力が高まった状態で本番に臨めるのもメリットです。
多かった良い口コミ④アガルート予備試験の講座は効率よく学習できる
アガルートの教材は、コンパクトですが出題傾向を分析しているので、必要な知識に絞って学習が可能。
押さえたいポイントの総量が可視化され、何をどれくらい覚えるべきか把握しながら、計画的に学習できます。
他の通信講座や予備校では、体系的に学ぶのが難しかったり、要点しか学べず不足知識を補えない場合も。
アガルートであれば、体系的に学習しながら頻出知識を把握して、苦手分野の集中的な克服も可能です。
多かった悪い口コミ①アガルートの個人別マネージメントオプションが高額
個々をサポートしてもらえる、「個人別マネージメントオプション」は、1回44,000円(税込)、20回一括660,000円(税込)と高額です。
マネージメントオプションで予備試験対策をしたい方にとっては、受講料とは別に高額な利用料がかかる点はデメリット。
予備試験講座に、70~80万円の受講料が必要であることを考えると、迷う受講生も多いのが現状です。
しかし個人的な指導や添削、学習相談などは非常に手厚く質も高いため、合格を目指すうえで活用できます。
自分の実力的に、オプションが必要か慎重に見極め利用を検討しましょう。
多かった悪い口コミ②アガルート予備試験講座の講義はレベルが高く心が折れそうになる
多くの受講生が、講義のレベルが高いと感じており、受講中にモチベーションが低下しそうになっている方もいました。
受講生にとっては難しい問題を、講師が「簡単な問題」と表現するため、難易度の高さを感じてしまうのが原因でしょう。
筆者が、実際に講義を受けた工藤講師は、受講生の中でも難易度が高いと感じる方が多い講師でした。
丁寧な解説なのですが、淡々と語るため要点が分かりにくいのが難点。
音質も良いとはいえず、聞き取りにくい箇所がありました。
音量を上げたり、再生速度を遅くし、内容を理解する工夫が必要です。
アガルート予備試験通信講座と独学のどちらがおすすめ?勉強時間の違いも比較
アガルートを使った場合と独学で勉強した場合、どちらの勉強時間が長いかは、個人差があるため断定できません。
目安として、独学での勉強時間は3,000~1万時間程度とされており、出題傾向の分析や学習計画の立案も自分で行う必要があります。
一般的な会社員であれば、仕事のある平日は3時間、休日の土日は10時間勉強すれば1年で1,680時間の勉強時間を確保できます。
独学に限りませんが、通勤時間や仕事の休憩時間、入浴時など、スキマ時間を活用し勉強を進める必要があるでしょう。
3,000時間以上の学習時間を確保するなら、この生活スタイルを2年間は続けなければなりません。
残業や体調不良など、勉強ができない時間が増えると、さらに期間が伸びる可能性があります。
余裕を持って学習を進めるためにも、数年単位で学習計画を立てる必要があります。
短答式試験だけなら、テキストや過去問で知識を付け、合格を目指すことも不可能ではないでしょう。
しかし論文式試験では、覚えた知識を完全に理解し、正確な答案を書く必要があります。
専門知識のある第三者から、答案のフィードバックがもらえなければ合格は難しいため、論文式試験対策だけでも通信講座を受講するのがおすすめ。
また独学では自分に適した教材や、正しい勉強方法を取捨選択する時間がかかります。
教材を選ぶ際には、独学で予備試験に合格した方のブログやSNSを探し、自分に合ったテキストを探す必要があります。
探している間にも、試験勉強の時間が過ぎていくため、効率よく学習を進めたい方は、独学よりも通信講座や予備校を受講すると良いでしょう。
アガルートは、出題傾向の分析をしている分、独学よりも勉強時間を節約できる可能性があります。
受講生の中には、1,500時間の勉強だけで合格した人もいました。※法学部で学習経験あり
少しでも学習を効率化したい場合は、アガルート予備試験講座の受講を検討してみてください。
アガルート予備試験講座だけで試験に合格できる?
合格率3.6%の難関である予備試験に、「確実に合格できる方法」はありません。
【参考】
令和5年司法試験予備試験短答式試験受験状況|法務省
令和5年司法試験予備試験口述試験の結果|法務省
「アガルートだけで予備試験に合格できる」とは断定できませんが、合格の可能性を高めることはできます。
アガルートの大きな強みは、「個人別マネージメントオプション」でプロ講師によるマンツーマンのサポートが受けられること。
法的三段論法の書き方や、問題演習のコツなどを丁寧に教えてもらい、答案をレベルアップさせた結果、合格を果たした受講生がいました。
参考:合格者の声|アガルートアカデミー
他の講座よりも手厚いサポート体制が整っているので、講師のフォローを受けつつ、予備試験に合格したい方におすすめの講座です。
アガルート司法試験・予備試験講座をお得に始めるための利用の流れ
アガルートは、資料請求をすると、講座を無料体験できます。
無料体験は、受講したい講座によって内容が変わるので、アガルートのホームページで確認してから申し込んでください。
無料体験をすることで、カリキュラムの質や講義動画の内容を確認できるので、自分に合った講座か判断できます。
無料体験の内容も紹介しますので、受講に迷っている方は参考にしてください。
【始める前に】アガルート予備試験講座で受けられる無料体験の内容を解説
アガルートの無料体験は、「司法試験・予備試験講座」の初学者、もしくは中上級者向け講義を体験可能。
工藤講師の、「総合講義300」の講義映像や製本テキスト、デジタルブックの教材で、法律の基礎から学べます。
講義は20日間の視聴期限付きですが、多くの合格者を輩出した講座で、約3週間も法律を学べる点はお得です。
資料請求をすると、無料体験が受けられるので、自分が受講したい講座を選び申し込んでみてください。
ステップ①アガルートの公式サイトから無料体験を選択
アガルートに申し込む際は、最初に公式サイトの「無料体験(資料請求)」ページを表示します。
ページの下部にある、「司法試験・予備試験」の初学者、もしくは中上級者の項目から「無料で体験」ボタンを押しましょう。
ステップ②内容を確認して申し込みへ
カート内に、選択した商品が入っているか確認します。
無料体験のため、料金は「税込合計0円」と表示されます。
確認して問題なければ、「お申し込み手続きへ」のボタンをクリックしましょう。
ステップ③アガルートで会員登録をする
「はじめてアガルートアカデミーをご利用される方」の下部にある、「会員登録をする」ボタンをクリックします。
規約に同意後、「視聴環境のご確認」という文字の下にある動画を再生し、動画が正常に視聴できて音声も聞こえるか確認しましょう。
確認後は、「同意して会員登録へ」のボタンを押します。
ステップ④必要事項を入力する
名前や住所、メールアドレス、希望する講座などの必要情報を入力します。
パスワードを設定したら、送信しましょう。
登録したメールアドレス宛に、IDが記載されたメールが届いたら、会員登録は完了です。
ただし、無料体験の申し込みは終わっていないので注意してください。
ステップ⑤アガルートのマイページから申し込み
メールアドレスとパスワードを入力し、マイページにログインします。
司法試験・予備試験講座の、無料体験版がカートに入っているか確認し、必要事項を読みます。
紙教材の郵送に必要な情報のため、正しい住所が入力されているか確認しましょう。
注文確定のボタンを押したら、申し込みが完了するので、マイページから講義や教材が使用できるようになります。
紙教材の郵送までには数日かかるため、教材が届くまでデジタルブックを使いましょう。
アガルート司法試験・予備試験講座の評判&効果的な使い方まとめ
アガルートの司法試験・予備試験は、レベル別に組まれたカリキュラムと手厚いサポートが強みです。
実際に論証集や過去問など、アガルートの教材が扱う内容を完璧に理解して、司法試験に合格した方の体験談もありました。
決して安くない講座ですが、市販の教材を手あたり次第に買うよりも、短期で合格に近づける点は大きな魅力。
まずは無料体験講座でサービスの質を確認し、予備試験および司法試験の合格に向けて一歩踏み出しましょう。