伊藤塾の司法書士講座の評判・口コミ【2024年度】合格率を比較した結果と料金は?

司法書士試験は、毎年合格率が4%や5%と低く、合格するのが難しいといわれている国家資格です。難関といわれていますが、司法書士は生涯現役で働け、年収も平均約970万円と高いことから、目指す方が多いです。

現在、司法書士の就職先は多様化しており、司法書士事務所や法律事務所、企業法務で働く方が増加。幅広い、キャリアの道があるので、士業系の資格でも人気が高いです。

司法書士の知識を学べる通信講座の中でも、伊藤塾の司法書士講座は、試験を受けた方の56%が受講していて最短で合格する方が多い講座。伊藤塾は通学生と通信制を導入しているので、自分のライフスタイルに合わせて講座を選べます。

しかし伊藤塾の司法書士講座が気になっていても、「評判はどうなんだろう?」「司法書士試験の学習は初めてだから続けられるか不安」と悩んでいる方も多いでしょう。

伊藤塾の司法書士講座は、カリキュラムからサポート体制まで整っていて、法律の学習が初めてでも司法書士を目指せます。

本記事では、伊藤塾の司法書士講座の特徴や評判、受講するべき人の特徴などを解説します。司法書士試験の講座を探している方は、参考にしてください。

目次

伊藤塾の司法書士講座の評判は?受講者の口コミや合格率を解説

伊藤塾は司法書士や行政書士、司法試験の対策など、さまざまな講座があります。その中でも、難関といわれている司法書士試験では、合格者の半数ほどが伊藤塾を受講しているというデータがあるので、講座の中でも合格率が高いです。

この項目では、伊藤塾の司法書士講座について、口コミや評判を詳しく紹介します。講座選びに迷っている方は、参考にしてみてください。

伊藤塾の司法書士講座は法律を深く理解しながら合格を目指すことができる

出典:伊藤塾

受講生の口コミを見てみると、講師の指導が的確で法律を深く理解できるとありました。また、初学者の方でも講師の分かりやすい説明で学習を進めることができ、合格できたという声もあります。

伊藤塾の司法書士講座は、試験対策のプロである講師が在籍しています。講義動画は、法律をより深く理解できるように工夫されていて、丁寧な指導が魅力。

伊藤塾に在籍している講師は、指導経験が5年以上のベテランが集まり、受講生を合格に必要なレベルまで徹底指導してくれます。講師は、勉強方法に悩む受講生の相談を聞きながら、効率よく学習する方法を伝授してくれるのも特徴。

初学者でも、勉強方法に悩まず、安心して学習を進めることができます。テキストにもこだわりがあり、短期合格を目指すために重要ポイントに絞って作られています。

テキストの右側には余白があり、ノートを使用しなくてもメモを残しておけるので、見返す時も一目で分かるようになっています。テキストと講義動画を組み合わせると、重要なポイントをいち早く理解できるのも魅力でしょう。

伊藤塾の司法書士講座は範囲が広い試験勉強でもメリハリをつけて学習ができる

出典:伊藤塾

受講生の口コミでは、司法書士試験は出題範囲が広いが、伊藤塾であればメリハリをつけて学習をすることができたとありました。スキマ時間の学習でも知識が身につくように、講義動画やテキスト、過去問を解くことができるので、忙しい中でも挫折せずに学習できたという声もあります。

伊藤塾は、社会人やフルタイムで働く主婦、高校生など、幅広い年代の方が受講しています。人気の理由として、司法書士講座のは入門講座や中上級講座、認定考査対策講座に分かれ、自分のレベルに合わせて講座を選べるからです。

さらに、入門講座の中でもさらに3つのコースを選べるので、自分のライフスタイルや知識量によって選べるのが魅力。入門講座の中でも、最短で合格を目指すコースや法律の基礎から確実に知識をつけるコースまであります。

各講座は、学習スケジュールを自分で設定するか、伊藤塾が組んでくれます。出題範囲が広い司法書士試験ですが、スケジュールを組むことでメリハリをつけて学習でき、科目が多くてもつまずくことなく試験対策ができます。

司法書士試験が難関だといわれる理由の一つは、出題範囲の広さです。勉強が追いつかず、法律をしっかり理解しないまま試験本番になってしまうことも多いのが現状。

しかし伊藤塾であれば、スケジュール管理がされていて、カリキュラムも試験日を目指して組まれるので、全ての科目を学習しながら試験に臨めます。

2021年の司法書士試験では合格者の56%が伊藤塾の講座を受講している

伊藤塾のホームページを見ると、2023年の司法書士試験で合格者の60%が、伊藤塾の司法書士講座を受講していたというデータがあります。合格者の半数以上が、伊藤塾を受講していたので、合格率も高いと推測されます。

伊藤塾は、司法書士試験を毎年研究し出題内容からテキストを改定。他の講座のように、数年に一度改定するのではなく、毎年行われるので常に最新の試験情報を得られます。

合格者の中には、最新の試験情報や法律を学べるので、試験だけでなく実戦にも使えるという声がありました。伊藤塾はただ試験に合格するだけではなく、試験合格後に活躍できるよう受講生に寄り添った講座。

合格率も高いですが、試験後に独立や司法書士事務所などで活躍している方が多いのも、人気の理由でしょう。司法書士は、生涯現役で働けて将来性がある仕事です。

司法書士として活躍したい方は、実践的な知識を学べる講座を選ぶのが得策。他の講座と比べて法律を深く理解でき、合格後の仕事でも使えるようになる、伊藤塾の講座を受けてみるのがおすすめです。

伊藤塾の司法書士講座の料金をコース別に紹介!各講座の特徴も比較

伊藤塾の司法書士講座は、コースが豊富で自分のレベルに合わせて選ぶことが可能。各コースごとにも特徴があるので、この項目では料金やカリキュラムなどを比較します。

入門講座や中上級講座には、細かくコースが分かれているので、比較することで学習を進めやすいコースを選べるでしょう。伊藤塾の司法書士講座を受講しようと考えている方は、コースの特徴を知り自分にあった講座を選んでください。

法律学習経験がなくても最短で司法書士試験の合格を目指せる「入門講座」

出典:伊藤塾

伊藤塾の司法書士講座には、法律の学習が初めてでも司法書士を目指せる「入門講座」があります。入門講座には、「スタンダードコース」「一括配信コース」「ステディコース」の3つがあり、それぞれ特徴が異なります。

入門講座のコース名向いている人料金
スリーステップコース・法律を初めて勉強する人
・基礎から学びたい人
・設定されたスケジュールに沿って学習したい人
529,000円
スピード&フリーコース・自分のペースで学習したい人
・法律の勉強の経験がある人
・まとまった学習時間を確保できる人
529,000円
ステディコース・法律の学習が初めての人
・社会人や主婦で忙しい人
・独学などで過去に結果が出なかった人
499,000円

表のように、コースによって特徴があり、自分のペースで進めたい方や初学者向けの基礎から学べるコースがあります。料金は50万円ほどで、クーポンや早期に申し込むことで割引をすることが可能。

決して安くない受講料なので、自分はどのレベルか、学習スタイルはあっているかを確認しながら選びましょう。入門講座の特徴として、初学者でも最短で司法書士試験に合格できるように、カリキュラムが組まれています。

法律に触れるのが初めてでも、早めに試験合格を目指したい方は、入門講座からコースを選んでください。入門講座の中には、忙しい社会人や主婦の方でも学習できるコースも用意されています。

まとまった学習時間が確保できなくても、講義動画やテキストで効率よく勉強できるので、無理なく司法書士を目指せるでしょう。

学習経験者向けで過去問や試験対策を中心に学習する「中上級講座」「直前講座」

伊藤塾の「中上級講座」と「直前講座」は、入門講座と同じくいくつかのコースに分かれて展開されています。主に法律の学習経験者におすすめで、より知識を深めるために学習をしていきます。

中上級講座のコース名向いている人料金
演習コース・本試験レベルの新作問題に取り組みたい人
・実践的な解法スキルを身に付けたい人
123,000円
ステディコース・2024年が初受験だった人
・初学者向けの講座を終えた人
・ 基礎からもう一度学習し直したい人
448,000円
Exceedコース・基礎講座を消化できなかった人
・知識知識量はあるが、本試験で得点に結びつかない人
・手を広げすぎて何が重要かわからなくなっている人
428,000円
アドバンスコース・インプットとアウトプットをバランス良く学習したい人
・自分の弱点を効率的に克服したい人
・メリハリを付けた学習をしたい人
398,000円
プラクティカルコース・問題演習を中心とした学習をしたい人
・ 知っているはずの知識で解ける問題を本試験で落としてしまう人
・豊富な制度趣旨・イラストを活用して学習したい人
398,000円
思考力完成コース・暗記中心の勉強から脱却したい人
・基礎知識の重要さに目覚めた人
・前年度に受講した講座のテキストをそのまま利用して学習したい人
358,000円
記述式攻略コース・記述式学習のペースメーカーをお探しの人
・基礎から効率的に記述式対策をしたい人
・学習の負担軽減を図りながら記述式対策をしたい人
258,000円

中上級講座の特徴は、演習問題に特化したコースがあります。直前対策講座は、記述式やマイナー科目など、一部の学習に特化したコースが用意されています。

本試験に向けて、過去問や演習問題を解きたい方は演習コースがおすすめ。試験に向けて、実践的な解答力を付けたい方は、演習コースが最適です。

入門講座よりも、料金はリーズナブルになっているので、受講料を少し抑えながら試験対策ができます。

コースが豊富なので、自分の状況に合わせて講座を選び、司法書士試験の合格を目指してください。

伊藤塾にある司法書士講座のカリキュラムやサポート体制の特徴を紹介

伊藤塾の司法書士講座について、カリキュラムやサポートなど詳しく解説します。伊藤塾は、多くの合格者を出している講座ですが、合格者が多いのには理由があります。

受講生が合格できるように、さまざまな工夫がされているので、他の講座にはない特徴があるのが魅力。伊藤塾の司法書士講座を受講しようと考えている方は、カリキュラムなどを把握して自分にあった講座か確認してください。

最新の試験情報を研究し法改正にも対応したテキストで勉強できる

出典:伊藤塾

伊藤塾の司法書士講座は、毎年テキストが改定されます。他の講座であれば、数年に1度改定される所が多いですが、伊藤塾は毎年なので最新の情報をテキストで学ぶことが可能。

法律は、法改正する場合もあるので、テキストも変更に合わせて作成されます。最新の情報なので、試験に出題されても回答することができ、合格できる可能性があります。

司法書士試験の内容を研究し作られ、どの科目を重点的に学習するべきかが分かるので、効率よく知識をつけられます。テキストには余白が作られていて、ノートを開けない場所でもメモを取ることができ便利。

講義動画とテキストが連動しているので、試験に出るポイントを理解できます。白黒で見にくいという意見もありますが、マーカーを使うことでカスタマイズでき、自分の弱点や知識が浅い部分に印をつけ勉強するなど工夫して学習できます。

また、テキストの分量が多いため、司法書士の知識を基礎からしっかり学べるのも魅力。他の講座では、教材の他に市販のテキストを購入して勉強する方もいますが、伊藤塾は講座から届く教材だけでも十分知識をつけることが可能です。

伊藤塾の司法書士講座は法律の知識や目指す試験までの期間でカリキュラムが選べる

伊藤塾の講座はコースが豊富なので、自分の知識量や目指す試験までの期間でカリキュラムを選べます。伊藤塾には、「入門講座」と「中上級講座」があり、司法書士試験に合格した後に、認定司法書士を目指す「認定考査対策講座」があります。

資格試験を目指す方は、「入門講座」と「中上級講座」のどちらかを選びますが、それぞれコースがいくつかあり、そこからカリキュラムを選びます。入門講座の中でも、初学者で基礎から法律の勉強をしたい方はスタンダードコースを選ぶと良いでしょう。

自分でスケジュールを組んで、自由に学習に取り組みたい方は、入門講座の一括配信コースがおすすめ。学習経験者で、問題を多く解いて試験に臨みたい方は、中上級講座の演習コースを選ぶと、実践的に問題を解く力をつけられます。

このように、自分の状況や学習スタイルによって、細かく決められたカリキュラムから選ぶことができるので、学習につまづくことなく司法書士の知識をつけられます。

試験勉強で受講生がつまづかないように個別カウンセリングや質問サポートがある

出典:伊藤塾

伊藤塾の司法書士講座が人気の理由のひとつに、サポート体制が整っていることが挙げられます。受講生が受けられるサポートは、カウンセリング制度と質問制度の2つ。

カウンセリング制度は、勉強方法で悩む方が受けられ、学習スケジュールの立て方や時間がない中での勉強方法を伝授してくれます。スケジュールを立てた際には、定期的なカウンセリングを行い進捗具合を確認。

1度カウンセリングをして終わりではなく、長くサポートしてくれるのが魅力です。通信講座では、伊藤塾のように近くでサポートしてくれる講座は少ないです。

カウンセリングは、講師やクラスマネージャー(合格者)がZoomや電話で行います。15分から20分ほどのカウンセリングで、受講生の悩みを親身に聞いてくれます。

質問制度は、webで24時間質問ができます。通信講座は、予備校のように講師に直接質問ができないのが難点ですが、伊藤塾では質問が可能です。webなので、回答に時間はかかりますが、1件1件の質問に丁寧に答えてくれるのが特徴。

合格者の中にも、質問制度を利用して学習を進めた方もいます。伊藤塾は、他の司法書士講座よりもサポート制度が整った講座といえるでしょう。

伊藤塾の司法書士講座が向いている人の特徴とは?受講すべき人を紹介

伊藤塾の司法書士講座は、受講生からの評判もよくサポート体制が整った講座です。初学者向けの講座もあるので、初めて法律の勉強をする方におすすめですが、具体的にはどのような人に向いているのか気になる方も多いはず。

ここでは、伊藤塾の司法書士講座に向いている人の特徴を紹介します。講座を探している方は、参考にしてみてください。

司法書士試験の実績が多い講座で確実に合格を目指したいと考えている人

伊藤塾の司法書士講座は、試験の合格者のうち60%の方が受講していたので、実績が十分あり確実に合格を目指したい方に向いています。実績が多いのは、テキストやカリキュラムが充実しているということなので、しっかり学習でき合格を目指せるでしょう。

司法書士試験は、科目が多く勉強時間が長いのが特徴です。合格を目指すためには、効率よく法律を理解する必要があります。

しかし通信講座では、スケジュール管理やモチベーションの維持などが大変なので、学習につまずく方も多いのが現状です。伊藤塾では、毎年テキストが最新の情報に改定され、カリキュラムは受講生のライフスタイルによって細かく選ぶことが可能。

受講生が合格できるように、サポート体制も整っているので、確実に合格を目指したい方に向いている講座でしょう。コースの中には、試験問題を多く解くものや試験直前の対策をするものまであります。

基礎から学んでも、本番で問題を解けなければ合格できないので、コースを慎重に選びながら試験対策をすると良いでしょう。

手厚いサポートが受けられてフォロー体制が整っている通信講座を探している人

通信講座の中でも、手厚いサポート体制がある講座を探している方に、伊藤塾は向いています。

通常の通信講座では、質問をする回数が決まっていたり、講師と直接話す機会がない講座が多いです。

しかし、伊藤塾は質問制度やカウンセリング制度があるので、1人で悩みを抱えることがなく講師がフォローしてくれます。質問制度では、webで24時間好きな時に質問ができ、1件1件丁寧に対応してくれるのが魅力。

疑問点がある場合は、すぐに質問ができるので、学習をスムーズに進めることができます。受講生でも、質問制度は評判が良く、疑問点を解消しながら学習ができたという声が多いです。

カウンセリングでは、勉強方法や学習スケジュールの組み方などを相談できます。初学者であれば、出題範囲の科目をどのように学習すればいいのか迷う方も多いです。

司法書士の試験は、科目が多いので学習スケジュールを組んで、効率よく勉強するのが合格するコツなので、計画的に進めなければいけません。カウンセリングでは、受講生のライフスタイルから、最適なスケジュールを提案してくれます。

さらに、スケジュールを組んで終わりではなく、定期的にカウンセリングを行い、進捗具合を確認。学習の進み具合から、学習の予定を講師や合格者が修正してくれます。

ここまで手厚いサポートはないので、1人での学習に不安がある方は、伊藤塾の司法書士講座がおすすめです。

さまざまなコースがあり自分の知識量によって講座を選びたい人

伊藤塾には、「入門講座」「中上級講座」があり、それぞれ細かくコースが分かれているので、自分の知識量によって講座を選びたい方に向いています。コースが豊富なうえ、初学者用の基礎から学べるものや、自分のペースで学習を進められるものなど、学習スタイルに合わせて選ぶことも可能。

どのコースも、試験合格に向けてさまざまな工夫がされています。入門講座にある、「スタンダードコース」は基礎からしっかり法律を学びたい方に向いた講座。

スタンダードコースはまず、主要科目の全体像をつかみ、全科目の基礎固めをして、実践的に必要な知識を取得していきます。段階的に学習を進められるので、法律に触れるのが初めてでもつまずかずに勉強できるのが特徴。

また、中上級講座の「演習コース」は、まとまった学習時間を確保できない方や、合格まであと少しという方に向いた講座です。

直前対策講座は、自分の弱点を重点的に学習し効率よく学べるコースです。全体を漠然と勉強するのではなく、弱点を克服するために一部の分野に特化した学習をし、確実に得点を得られるように学習をします。

弱点に絞って学習することで、メリハリがある勉強になり、確実に合格を目指せるよう実力をつけていきます。このように、自分の状況によってコースを選ぶことができるので、講座選びに迷っている方は伊藤塾の司法書士講座を検討してみてください。

伊藤塾の司法書士講座を受講するメリットとデメリット

次に、伊藤塾の司法書士講座を受講するメリットとデメリットを紹介します。伊藤塾は人気の講座ですが、カリキュラムやテキストなど特徴があるので、向き不向きがあります。

司法書士試験に最短で合格するためにも、講座選びは慎重にしないといけません。以下で紹介するメリットやデメリットを理解して、伊藤塾の司法書士講座が自分にあった講座か確認してみてください。

伊藤塾の司法書士講座はコースが豊富で自分に合わせて講座を選べるメリットがある

伊藤塾の司法書士講座は、コースが豊富で自分の知識量や勉強スタイルによって選べるメリットがあります。他の講座は、コースが1つだけや細かく選択できるものは少ないです。

一方、伊藤塾であれば、入門講座の中でもさらに3つのコースに分かれているのが特徴。細かく受講生のことを考えて、コースが作成されています。また伊藤塾は、場所や時間を自由に選べる学習スタイルを提案しています。

講義やゼミ、学習サポートを全てオンラインで受講するスタイルで、講義動画で基礎を学びつつ、オンラインゼミやカウンセリングで、講師から指導を受けながら学習します。24時間いつでも受講できるので、忙しい方でも勉強を続けられるのが魅力。

オンラインゼミでは、双方向で受講できるので、疑問や質問を講師にすることができます。オンラインでも、冊子のテキストも届くので、書き込みながらさらに学習を進められるでしょう。

入門講座や中上級講座からコースを選べ最短で司法書士試験の合格を目指せる

上記でも触れましたが、伊藤塾の司法書士講座は、入門講座と中上級講座に分かれます。さらに入門講座には、「スタンダードコース」「一括配信コース」「ステディコース」の3つがあります。

スタンダードコースは、法律に触れるのが初めての方でも、基礎から学べるコース。一括配信コースは、自分のペースで学習を進め短期間で合格を目指すコースです。

法律の基礎知識があり、直近の試験に向けて学習したい方におすすめ。ステディコースは、少ない時間で効率よく学習を進め、試験対策をするコースです。

まとまった学習時間を確保できない、社会人や主婦の方が多く受講しています。このように、入門講座だけでも、コースが細かく分かれているので、自分のレベルに合わせて選べ学習を続けやすいです。

サポートが充実しているので司法書士試験の勉強でも挫折が少ない

コースが充実している伊藤塾ですが、サポート体制も整っています。勉強方法の悩みを解消できるカウンセリングや、質問制度があり、受講生が挫折せず学習を続けられるようにフォローしてくれます。

カウンセリングは、講師や合格者が15分ほどZoomや電話を使用して、相談をすることが可能。学習スケジュールが立てられない方や、忙しくて勉強を進められない方が利用することが多く、ひとりひとりのライフスタイルにあった勉強方法を提案してくれます。

スケジュールを立てると、一緒に進捗の確認をしてくれるのも心強くて魅力的なポイント。質問制度は24時間対応しており、webから個別に質問ができます。

このようにサポート体制が整っているので、ひとりで司法書士の学習を進めるのが不安な方にも、伊藤塾はおすすめです。

伊藤塾の司法書士講座は他の講座よりも料金が高いのがデメリット

伊藤塾のメリットを紹介しましたが、次にデメリットについて詳しく解説をします。伊藤塾の司法書士講座は、他の講座に比べて料金が高いのがデメリットです。

同じく司法書士講座を展開しているフォーサイトでは、講座の料金は10万円ほどですが、伊藤塾は40万円から50万円と倍以上になってしまいます。毎年改定するテキストや、オンラインでのサポートなどをみると、妥当な金額かもしれませんが、予算を抑えたい方にとっては高く感じてしまいます。

伊藤塾の司法書士講座を受けるのであれば、早期割引を狙って受講するのがおすすめ。早期割引では9万円ほどお得になるので、通常の受講料よりは安く学習することが可能です。

大学生の方であれば、学割が適用になるので、10万円ほどお得になります。伊藤塾は、合格率が高く講義のレベルも高いので、受講する際には割引制度を利用すると安心でしょう。

また、講座の料金を安く抑えたい方であれば、フォーサイトやスタディングなど他の講座を利用するのも検討してみてください。さらに司法書士試験を受けるには、受講料がかかります。

1回の受験で、6,000円から8,000円ほどかかるので、通信講座にかかる料金と合わせて、どのくらいの予算でなら学習が可能か、あらかじめ決めておきましょう。

教育訓練制度であれば、司法書士試験の受講料をお得にすることも可能です。通信講座の中には、教育訓練制度を利用できるものもあるので、一度確認してみてください。

テキストが白黒なので初学者には学習が難しく感じる可能性がある

伊藤塾の司法書士講座は、テキストにこだわりがありますが、全て白黒で印刷されているので、初学者には難しく感じる可能性があります。また、法律に触れたことがない方であれば、文字の多さに圧倒される場合も。

白黒で、どの部分が重要か理解するのが難しいですが、講義と一緒に使用すると難しさも和らぎます。講師が動画の中で、テキストのどの部分が重要かを教えてくれるので、マーカーで色をつけることができ、学習を進めることができます。

書き込む余白も作られているので、自分用にカスタマイズでき、メモを使って理解を深められます。テキストは白黒ですが、講義やメモ欄などで分かりやすくできるので、自分なりにテキストを使いながら学習すると良いでしょう。

スケジュールが決められているので自分のペースで学習を進めたい方には向いていない

司法書士講座の中には、学習スケジュールがしっかり決められたコースがあります。カウンセリングで、スケジュールの進捗具合を確認することもあるので、自分のペースで進めたい方は学習スタイルが合わない可能性があります。

自分のペースで学習を進めたい方は、入門講座の「一括配信コース」を選ぶのがおすすめ。一括配信コースは、自分で学習スケジュールを組めるので、無理なく学習を進めることができます。

初学者には難しい講座ですが、法律に少しでも触れたことがある方であれば、学習しやすいコースです。伊藤塾はコースが豊富なので、自分の学習スタイルに合わせて講座を選んでください。

司法書士試験に合格するための勉強時間や学習する科目

司法書士試験に合格するための勉強時間や、学習しなければいけない科目について、詳しく解説します。司法書士試験を受験する方は、勉強時間や科目を把握しスケジュールを立てないといけません。

出題範囲が広いので、計画的に進め効率よく勉強するのが合格するコツ。勉強時間の目安を把握し、どの科目にどのくらい時間をかけるのかしっかり考えて学習を進めましょう。

司法書士試験の勉強時間は3,000時間が必要で他の国家資格よりも多い

司法書士試験に、必要といわれている勉強時間は3,000時間で、他の国家資格よりも多いです。以下で、他の国家資格の勉強時間と合格率を比較します。

国家資格名必要な勉強時間合格率
司法書士3,000時間4%〜5%
行政書士800時間12%
社労士1,000時間6,4%
弁護士3,000〜8,000時間41,5%

勉強時間を比較してみると、国家資格の中でも弁護士についで、司法書士は学習時間が長いことが分かります。合格率も4%から5%と低く、難関資格といえます。

他の行政書士や社労士は、簡単な資格とはいえませんが、司法書士と比べると資格を取りやすいでしょう。しかし、司法書士の資格を取得すると、登記や相続、認定司法書士になると簡易裁判所の訴訟代理など、幅広い業務に携われます。

行政書士や社労士ではできない業務でも、司法書士なら仕事を受けることができ、今後も長く活躍できる可能性が高いです。勉強時間や合格率で判断せず、自分がどのようなキャリアを積みたいかで資格を選ぶと良いでしょう。

また、司法書士は独立がしやすい職種。自分の事務所を構えて、自由に働くことも可能なので、独立起業を考えている方におすすめの資格です。

企業に就職すると、企業法務としても活躍できます。企業法務は、経営者や事業者の悩みを聞き、法律面からサポートをする仕事。

経営にも関わることができるので、コンサルタントの仕事にも手を伸ばすことができます。登記や相続だけの仕事だけではなく、就職先で実務経験を積むと、業界を超えて活躍できるので、司法書士は将来性のある仕事です。

司法書士の試験学習をする科目は11科目あり出題範囲が広い

司法書士試験で出題される科目は、全部で11科目です。

・民法

・不動産登記法

・商法、会社法

・商業登記法

・民事訴訟法

・民事保全法

・民事執行法

・司法書士法

・供託法

・憲法

・刑法

11科目の中でも、「民法」「不動産登記」「商業登記」「商法、会社法」が主要4科目といわれ、試験では約82%の割合で配点されています。残りの18%はマイナー科目に配点されていて、司法書士の学習は主要4科目を中心に行います。

出題範囲は広いですが、配点が多い主要科目に力を入れると、合格を目指せます。伊藤塾の司法書士講座でも、主要科目を中心に勉強をし、法律の知識を深めていきます。

不動産登記と商業登記は、記述式の問題も出題されるため、実践的な学習が必要でしょう。また、司法書士の試験は、トータルの点数で合格が決まるのではなく、基準点を満たして合否が判断されます。

午前の部満点105点中78点
午後の部満点105点中75点
参照:令和5年度司法書士試験筆記試験(多肢択一式問題)の基準点等について

試験は、午前の部と午後の部に分かれて行われ、それぞれ基準点が設定されます。基準点は、試験後に発表されるので、試験当日は点数が把握できません。

表の基準点は、令和5年の試験に設定されたものを参考にしています。毎年基準点に、大きな変動はないので、今後試験を受ける方は表の点数を目安にしても良いでしょう。

司法書士試験は、出題範囲が広く勉強時間を多く取らなければ合格が難しいです。効率よく資格取得を目指すなら、学習スケジュールが組まれた伊藤塾のような講座を利用するのがおすすめ。

通信講座なら、合格のためのカリキュラムが組まれていますし、講師の講義動画を視聴できます。独学では、目安の3,000時間以上かかる場合があるので、講座などをうまく活用し合格を目指しましょう。

【FAQ】伊藤塾の司法書士講座や司法書士試験についてよくある質問

最後に、伊藤塾の司法書士講座や司法書士試験について、よくある質問をまとめました。司法書士試験は合格率が低いので、講座選びや試験概要について詳しく確認したい方も多いはず。

この項目では、伊藤塾の講座や司法書士試験について詳しく解説します。司法書士を目指す方は、確認し講座選びや試験までのスケジュール管理をしてください。

伊藤塾の司法書士講座の合格率は?合格した方の評価を知りたい

伊藤塾の司法書士講座は、試験を受講し合格した方の60%が受講していたというデータが公表されています。合格者の半分ほどが伊藤塾の講座を受講していたので、合格率は高いといえます。

また受講者で合格した方の評価を見てみると、忙しい社会人でもスキマ時間を利用して効率よく学習ができたとありました。さらに、各コースの講義やテキストが分かりやすく、法律に触れたことがなくても勉強を進めることができたと評価されています。

伊藤塾の司法書士講座は、テキストが最新の試験を研究して作られたものなので、常に新しい情報を得ることができます。試験対策として、過去問や講義動画などを視聴でき、法律の知識を深められるのが魅力。

最短で合格できるように、在籍している講師がサポートしてくれるので、合格率が高く受講生からの評判も高い講座です。サポートが充実している司法書士講座を探している方は、伊藤塾を検討してみてください。

伊藤塾の司法書士講座にはどんなコースがある?初心者でも講座を受けられるのか知りたい

伊藤塾の司法書士講座には、初学者用のコースがあるので、法律の知識がない方でも学習を始めることが可能です。テキストは毎年改定されているので、最新の法律を学ぶことが可能。

初学者でも最短で法律を理解できるように、司法書士試験のプロである講師の講義動画も視聴できます。合格する方法論から講義を作成しているので、どの科目を重点的に学習すればいいのか、科目の中でも重要な部分はどこかがすぐに理解できます。

入門講座は、主婦や社会人、高校生など幅広い方が受講。現在では、50代や60代の方が挑戦することも多い講座です。学習でつまずかないように、質問やカウンセリングなど、サポート体制が整っているのも特徴です。

入門講座の中には3つのコースがあり、「スタンダードコース」や「一括配信コース」、「ステディコース」に分かれています。スタンダードコースは、「体系編」「ステップアップ編」「本論編」と学習を進めていくスタイルのコース。

法律の学習が初めての方に、おすすめの学習方法です。一括配信コースは、司法書士以外で法律の学習経験がある方におすすめのコース。

試験本番まで、自分のライフスタイルに合わせてスケジュールを自由に組み立てることが可能です。ステディコースは、法律の学習が初めてでも、短期間で合格を目指します。

時間がない方でも、スキマ時間で集中的に学習できるようカリキュラムが工夫されています。このように、入門講座でもコースが分かれているので、自分にあった学習方法を選べるのが伊藤塾の魅力でしょう。

司法書士の試験はどのくらい勉強時間が必要?社会人でも合格を目指せるのか確認したい

司法書士試験の勉強時間は、3,000時間が必要とされています。試験に出題される科目数は、11科目と他の国家資格よりも多いので、勉強時間も長くなっている傾向。

しかし勉強時間が長くても、社会人で合格している方も多く、スケジュールをしっかりと立て工夫して学習をしています。法律関係の仕事や学習をしてきた方であれば、勉強時間を短縮することも可能ですが、社会人で司法書士を目指すなら合格まで数年かかることを見越して、勉強を始めるのが良いでしょう。

仕事をしながら司法書士の学習を進めるのが難しい場合は、通信講座を利用するのがおすすめ。通信講座であれば、カリキュラムが設定されているので、初めて法律に触れる方でも、迷いなく学習を進めることが可能です。

伊藤塾のように、質問ができるサポートが付いていれば、疑問点をすぐに解決でき学習の手も止まりません。効率よく学習ができるので、社会人で時間がない方でも、司法書士試験の合格を目指せるでしょう。

司法書士試験ではどの科目が出題される?試験の概要を把握したい

司法書士試験で出題される科目は、以下の通りです。

・民法

・不動産登記法

・商法、会社法

・商業登記法

・民事訴訟法

・民事保全法

・民事執行法

・司法書士法

・供託法

・憲法

・刑法

上記の11科目が出題範囲として設定され、「民法」「不動産登記法」「商法・会社法」「商業登記法」の4つが主要科目といわれています。主要科目の4つは、出題される回数や点数配分も多く、試験勉強では一番時間を割いて学習をします。

他の科目は、マイナー科目と呼ばれていますが、出題されないわけではないので、こちらも勉強時間を確保し知識をつける必要があります。

さらに、司法書士試験の概要を表を使用して解説します。

午前の部憲法、民法、刑法、商法(会社法)→多択一式
午後の部民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、司法書士法、供託法、不動産登記法、商業登記法→多択一式
不動産登記法、商業登記法→記述式
参照:令和5年度司法書士試験問題

試験は午前の部と午後の部に分かれていて、時間内に問題を解いていく形式。トータルの点数ではなく、試験後に発表される基準点を満たして合格となります。

基準点は、午前の部と午後の部に設けられるので、試験後は必ず確認しておきましょう。

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