任意整理とは?デメリット・メリット・仕組みを解説!手続きするとやばい?

2023年12月11日

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「任意整理とは何?どんな仕組みなの?」

「任意整理のメリットやデメリットは?生活にどんな影響があるの?」

上記のような方に向けて、この記事では任意整理の概要やメリット、デメリット、リスクなどについて紹介しています。

この記事のまとめ

  • 任意整理とは、債権者と交渉を行い和解することで利息や遅延金のカットを行い、借金を減額する債務整理の一種
  • 任意整理を行うことは違法ではなく、国が認めた借金減額の方法である
  • 注意点として、任意整理は法的な拘束力はないため、債権者との交渉を上手く行うことが重要になる
  • 上記を踏まえて、任意整理を失敗したくない方は弁護士・司法書士事務所のような専門家に依頼するのがおすすめ
  • 任意整理におすすめの弁護士・司法書士事務所として渋谷法務総合事務所が挙げられる
  • 渋谷法務総合事務所には、任意整理で月々の返済額を9万円から2万円まで引き下げた実績がある(※)
  • 実際に依頼するまでの相談料は何回でも無料で、自宅でできる減額診断で借金を本当に減らせるかの確認もできる

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この記事を最後まで読むことで、任意整理のメリットやデメリット、リスクについて理解できます。
※債務整理ガイドの記事で紹介する弁護士は、日本弁護士連合会、司法書士は、日本司法書士会連合会に登録されています。
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目次

借金の任意整理とは何?仕組みや条件をわかりやすく解説

任意整理とは何か

任意整理とは、債権者と交渉を行い、借金の返済条件を無理のない範囲で調整する手続きを指します。

具体的には、交渉の結果として以下のような和解が結ばれ、借金返済の負担が少なくなる可能性があります。

  • 将来利息のカット
  • 返済期間の延長
  • 分割払いの回数の増加

任意整理について、日本クレジットカウンセリング協会では、以下のように説明されています。

任意整理とは

任意整理とは、支払能力を超える債務を負っている債務者について支払能力に応じた返済計画を立て、その返済計画にしたがって個々の債権者との間で返済方法についての和解をしていく債務整理の方法です。

また、2010年6月18日の法改正より前に借金の返済を行っている方に関しては、任意整理の前に過払い金請求を行うことでいわゆる「グレーゾーン金利」をカットし、返済額が減る可能性があります。

グレーゾーン金利が発生する仕組み

任意整理や過払い金請求の交渉は、基本的には司法書士・弁護士が代理となって行うことが多いです。

また、任意整理にかかる期間は手続き開始から終了まではおおむね数カ月〜半年間程度ですが、完済するまでにはそれからさらに時間が必要になる場合が多くなっています。

ここからは任意整理とはなにか、より理解を深めるために以下3つを解説していきます。

任意整理ができる条件

任意整理ができる条件

任意整理を行うために、以下のような一定の条件が必要になります。

  • 返済をおこなう意志がある
  • 継続的な安定した収入がある
  • 1年以内での返済が見込める

上記からもわかる通り、任意整理は「返済ができるか」が主な条件として挙げられています。これは、任意整理がほかの債務整理と異なり、基本的には借金を返済して解決する方針のためです。

また、返済期間は通常1年以内で返済するのが一般的であり、それに伴って安定した収入、返済する意志が必要とされます。

任意整理と債務整理の違いについて

債務整理は任意整理・個人再生・自己破産の総称である

債務整理は、任意整理や個人再生、自己破産などの借金減額に関する手続きの総称です。

一方で任意整理は、債務整理に分類される手続きの1つになります。債権者と直接交渉することで、利息カットや毎月の返済額の調整を目指します。

なお、任意整理と個人再生・自己破産の違いの一つとして、法的強制力の有無が挙げられます。

任意整理は債権者との話し合いで進めるため法的強制力はありませんが、個人再生・自己破産は裁判所を通して進めるため法的強制力があります。

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任意整理によって借金が減額できた事例

任意整理によって借金が減額できた具体的な事例を、はたの法務事務所の公式サイトよりご紹介します。

実際に減った借金の額を具体的に確認することで、ご自分の状況における借金を減らせる額についてイメージしやすくなります。

H・Fさんご夫婦は600万円以上の多重債務を抱えて相談にいらっしゃいました。

利子を返すのも手一杯でしたが、債務状況を伺うと10年も返済を続けているとのこと。 直感的にこれはかなりの減額が期待できると思いました。

債権者との交渉の結果借金残高は60万まで減額されH・Fさんご夫婦もとても喜んでいらっしゃいました。 どんなに希望を見出せないような状況でも専門家に相談することで一変することがあります。 悩む前に相談することが大切です。

離婚をきっかけに生活費が厳しくなりました。
子どもも2人いるのですが、私一人では十分な稼ぎがなく借金をしてしまいました。
電話では女性の方が対応して下さり最初から安心感がありました。
相談料も無料と書いてあったので電話する際も怖くなかったです。
半年かけて全額返金することができました。

実際に500万円以上減額できていることからわかるように、任意整理を行うことで借金を減らせる可能性は十分にあります。

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任意整理をするとどうなる?メリット8選

任意整理をするメリットとして、以下の8つが挙げられます。

ここからは、任意整理をすることによるそれぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

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利息や遅延損害金を免除し返済額が減る

任意整理の1つ目のメリットとして、利息や遅延損害金を免除できることが挙げられます。

任意整理をすると、返済期間中の利息やこれまでの遅延損害金(返済が遅れることで発生する罰則金)が交渉に応じて免除できる可能性があります。

そのため、和解交渉で合意ができればこれまでのように利息で悩むことがなくなるでしょう。

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支払う予定の利息や遅延損害金が免除されるため、債務者の負担が軽減されるでしょう。

借金の返済方法や期間を調整できる

任意整理の2つ目のメリットとして、借金の返済方法や期間を調整できることが挙げられます。

先述の通り、任意整理をすると弁護士が返済金額や返済期間を債権者と相談のうえ調整してくれます。

この調整により、債務者にとって無理のない範囲で返済計画の目処が立つだけでなく、債権者も納得したうえで解決が可能です。

債務者の収入状況から無理のない返済プランを立ててもらえるんですね!
なお、後ほど詳しく記載しますが、あくまで相談になるため「債権者の同意」が得られなければ、そもそも任意整理が行えないことにご注意ください。

債権者からの直接の取り立て・督促を停止できる

任意整理の3つ目のメリットとして、債権者からの直接の取り立てを停止できることが挙げられます。

任意整理が始まると、弁護士が法的効力のある受任通知を債権者に送付します。この受任通知の効力により、債権者が借金の取り立てを直接行うことができません。

債権者からの直接の取り立てが原則的になくなるため、電話や郵送物、訪問による精神的ストレスから開放されます。

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裁判所への手続が不要で解決できる

任意整理の4つ目のメリットとして、裁判所への手続が不要で解決できることが挙げられます。

任意整理に関わるのは、債務者、代理人(弁護士や司法書士など)、債権者の3者であり、裁判所を経由する必要がありません。

他の債務整理の方法の場合、裁判所を介したやり取りが必要になるため、手続きが複雑になる傾向がありますが、任意整理の場合はこの心配がありません。

実際に裁判所へ行く手間が省ける点もメリットの1つと言えるでしょう。

借金をした理由が問われない

任意整理の5つ目のメリットとして、借金をした理由が問われないことも挙げられます。

基本的に任意整理では、借金をした理由や経緯がいかなるものであっても問われる心配はありません。

自己破産や個人再生などの方法では、ギャンブルによる借金では実施できないなどのケースがあるため、この点もメリットと言えるでしょう。

他人には言いづらい理由で借金をした場合でも、任意整理の要望を弁護士・司法書士事務所に相談することができます。

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他の債務整理の解決方法にあるような制限がない

任意整理の6つ目のメリットとして、他の解決方法のような制限がないことが挙げられます。

例えば自己破産をする場合、手続きが行われている最中は「特定の職業につくことができない」「居住地の変更は原則できない」などの制限がかけられます。

一方で任意整理では、上記のような職業制限や居住地の制限がありません。

日常生活に対する影響などへの考慮が不要なため、手続きをはじめやすいと言えます。

債権者に比較的迷惑をかけにくい

任意整理の7つ目メリットとして、債権者に比較的迷惑をかけにくいことも挙げられます。

先述の通り、任意整理では弁護士と債権者の相談の元、条件に合意の上返済条件などが決定します。

利息のカットや返済期間の調整が原則となっているため、元本は返済する必要があり、債権者には迷惑をかけにくいと言えるでしょう。

また、整理する借金の種類も選択できるため、保証人がついている借金は外すことで、請求がいく迷惑をかけることなく借金返済を進められます。

債権者の同意は必要になるため、無理な条件の調整などは難しい点は覚えておきましょう。

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過払い金が返ってくる場合もある

任意整理の最後のメリットとして、過払い金が返ってくる場合もあることが挙げられます。

任意整理では、債権者と交渉を行う前に「引き直し計算」によって、過払い金請求の利息の計算が行われます。

この際に法律で定められた利率以上の利息が発生している場合は、過払い金として債務者に返還される仕組みです。

返還された過払い金の用途は制限されないため、借金の返済や生活費に充てることもできます。

今ある借金が過払い金請求で減るのか確認したい方は、無料減額診断ですぐに確認可能です。

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任意整理をするとどうなる?デメリット4選

任意整理をするデメリットとして、以下が挙げられます。

上記のデメリットを押さえておくことで、想定外の不利益を被ってしまうケースを避けられるでしょう。

なお、上記のデメリットの一部は債務整理共通のデメリットとなっています。

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ブラックリストに登録されてしまう

任意整理後にブラックリストに載る期間

任意整理を行うデメリットとして、ブラックリストに登録されてしまうことが挙げられます。

任意整理を行うと、返済完了から最低5年間は、CICJICCなどの信用情報機関に任意整理をした記録が登録され続けます。

ブラックリストに登録されることで、クレジットカードの新規発行ができなくなったり、住宅審査に通過しにくくなったりなどのデメリットが起こる可能性が高くなるでしょう。

他の解決方法と比較して返済額が高くなる傾向にある

任意整理を行うことのデメリットとして、他の解決方法と比較して返済額が高くなる傾向にあることも挙げられます。

先述の通り、任意整理は基本的に返済することを前提とした解決方法のため、自己破産や個人再生などの他の方法と比べると返済額は高い傾向にあります。

債務整理の方法別に、返済額を下表にまとめたので参考にしてください。

債務整理の方法 返済額
任意整理 利息の一部を免除してもらう
個人再生 債務の一部を免除してもらう
自己破産 債務の全額を免除してもらう

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債権者との和解が必要になる

任意整理を行うことのデメリットとして、債権者との和解が必要になることが挙げられます。

任意整理は、裁判所の手続きが不要で比較的柔軟な解決が可能ですが、債権者が交渉に応じてくれない場合、そもそも任意整理を行うことができません。

なお1年以内の債務については、和解が成立しにくいため、注意が必要です。仮に和解が成立しない場合、任意整理そのものができないことも考えられます。

和解に関しては、経験や知識に有無によって結果が大きく変わることが想定されます。

本来カットできた利息を払い続けることがないように、まずは専門家に依頼してみるのがおすすめです。

返済額がゼロになるわけではない

任意整理を行っても、必ずしも返済額をゼロにできるわけではない点には注意が必要です。

任意整理では、返済総額を減らすことはできても、元の借金を返済しなければならないことに変わりはありません。

例えば、50万円の利息を10万円に減額できたとしても、残りの元金は継続して返済することになります。

しかし、任意整理をうまく活用して返済額を減らすことができれば、負担を少なくし借金完済に近づくことが期待できます。

任意整理をしない方がいいときは?

任意整理をしても意味がない可能性が高い場合

任意整理をしても意味ない可能性が高い場合として、以下が挙げられます。

金利が低いとき

金利が低いときは、任意整理をする意味がないケースが多いです。

任意整理は、利息カットや返済期間の調整を目的として交渉を進めます。原則元本が減額されるわけではないため、住宅ローンやカーローンなどの金利0.5%〜2%程度のものは、カットされる利息も少なくなります。

その結果、弁護士や司法書士への依頼費用の方が高くなるケースが多いでしょう。

一方で、カードローンやキャッシングのように金利が比較的高いものは減額効果も高いため、任意整理をする意味があるケースが多いです。

借金が少ないとき

借金が少ないときも、任意整理をする意味がないケースが多いです。

先述の通り、利息をカットすることで借金の支払い総額を減額する手続きになるため、そもそもの借金額が少ない場合はカットできる金利の額も低くなります。

その結果、減額された金額よりも弁護士費用の方が高くなる可能性が高いです。

任意整理を検討する目安としては、以下が挙げられます。

  • 毎月の返済額が、収入を超えそうになったとき
  • 返済額が多く、生計を立てるのが苦しいとき

上記のように毎月お金が手元に残らない場合は、司法書士や弁護士にご相談されることをおすすめします。

借金が多すぎるとき

借金が多いときも、任意整理には向かないケースが多いです。

なぜなら、任意整理では返済の目途が立つ額まで減額することは難しい場合が多いためです。

任意整理は、借金総額が3~5年程度で返済できる程度なら有効な場合が多いですが、それ以上になると自己破産や個人再生を検討した方が有効なケースがあります。

任意整理後の生活への影響・デメリットが許容できない場合

任意整理をすることで、信用情報に関わってくる以下のようなことはできなくなります。

  • キャッシング・ローン
  • クレジットカードの新規発行・継続利用
  • ETCカードの新規発行・継続利用
  • スマートフォンの分割購入 など

上記ができなくなることを許容できない場合は、任意整理をしない方がいいと言えるでしょう。

一方で、以下は引き続きできます。

  • デビットカードの継続利用
  • ETCパーソナルカードの継続利用
  • 家族カードの継続利用
  • スマートフォンの契約・一括購入
  • 保険の加入
  • 転職や就職、選挙 など

失敗に終わる可能性が高い場合

債権者との交渉が失敗に終わる可能性が高い場合も、任意整理をしない方がいいケースと言えるでしょう。

任意整理は債権者との交渉で進めるため、業者によっては応じてもらえない可能性があります。

以下の場合は、交渉が難航する可能性があります。

  • 債権者が交渉に否定的なとき
  • 返済実績がないとき
  • 借入額が少額のとき
  • 返済能力がないと判断されたとき

ここからは、各ケースについて詳しく見ていきましょう。

債権者が交渉に否定的なとき

債権者が和解交渉に否定的な場合は、失敗に終わる可能性があります。

否定的なケースとしては、以下が挙げられます。

  • そもそも和解交渉に応じるつもりがない
  • 債権者の業績が悪い

本来なら和解交渉できる条件を満たしていても、応じるつもりのない債権者は存在します。そのような債権者をリスト化している弁護士事務所も存在するため、まずは相談してみるといいでしょう。

また、債権者の業績が悪いときも和解交渉が失敗に終わる可能性があります。債権者が応じてくれない場合、法的強制力のある個人再生や自己破産も視野に入れる必要があります。

返済実績がないとき

返済実績がないときは、和解交渉が失敗に終わる可能性が高いです。なぜなら、返済実績をもとに返済能力の有無を判断する場合があるためです。

なお、返済実績が6カ月以内の場合は不利に働く場合が多いと言われています。ただし、債権者によってその基準は変わります。また、自身の収入や借入額なども影響するため、あくまで一目安として考えることが大切です。

借入額が少額のとき

借入額が少額のときも任意整理が失敗に終わる可能性があります。一般的には、年収の3割以下の借入額の場合、任意整理の和解交渉が難航すると言われています。

自身で判断することが難しい場合は、債務整理に強い「渋谷法務総合事務所」が運営する無料診断ツールを利用して、減額の可能性を確認してみるといいでしょう。

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返済能力がないと判断されたとき

返済能力がないと判断されたときは、任意整理の和解交渉が失敗に終わる可能性が高いです。

返済能力がないと判断されるケースとしては、以下が挙げられます。

  • 収入が少ない
  • 収入が安定していない

任意整理は、3年~5年での完済を目指して交渉を進めます。収入が少なかったり、安定していなかったりすることで、返済能力がないと判断されて和解交渉が難航する可能性があります。

その場合は、個人再生や自己破産など、別の手段を検討する必要があります。

任意整理の弁護士・司法書士に依頼するといくらかかる?

ここでは、任意整理の費用の相場を簡単に紹介します。

項目 料金(弁護士の場合) 料金(司法書士の場合)
相談料 0〜5,000円(※事務所による) 0〜5,000円(※事務所による)
着手金 無料~55,000円/件程度 無料~3万円/件程度
成功報酬 無料~22,000円/件程度 無料~3万円/件程度
減額報酬 無料~減額に成功した料金の11%程度 無料~減額に成功した料金の11%程度
合計 数万円~12万円程度 数万円~10万円程度

上記のように、事務所や担当者によってかかる費用の項目や金額は異なります。

ただし、任意整理の場合は他の債務方法の手続きと異なり、弁護士と司法書士のどちらに依頼しても大きな金額差が出にくいです。

債務整理の費用の詳細や費用を削減するコツに関しては「債務整理の費用はいくら?」も参考にしてください。

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任意整理の流れ|任意整理にはどのくらいの時間がかかる?

任意整理にかかる期間は、それぞれの借金問題の状況により様々です。

整理を行う貸金業者数や金額によっても異なりますが、手続き自体に掛かる期間は3カ月から6カ月程度である場合が多いです。

以下で任意整理の簡単な流れを紹介します。

任意整理の手順

  1. 弁護士や司法書士に相談し、手続きについての説明を受ける
  2. 受任通知が発送され取り立てがストップする
  3. 借金の履歴について調査してもらう
  4. 和解交渉について説明を受けて方針を決める
  5. 和解契約を結び、返済を開始する

通常調査には数カ月の時間がかかります。

仮に過払い金が発生している場合、時効前に手続きを終わらせるためにも早めに手続きを開始する必要があります。

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任意整理をしなければよかったと後悔しないために、まずは相談から

任意整理には、デメリットやリスクがあります。

「任意整理をしなければよかった」と後悔しないために、まずは弁護士や司法書士に相談すると良いでしょう。

ここからは、無料相談できる任意整理に強い弁護士・司法書士事務所をご紹介します。

渋谷法務総合事務所

渋谷法務総合事務所出典:https://www.shibuya-houmu.com/

相談料 無料
着手金(任意整理)の場合) 公式サイトに記載なし
成功報酬(任意整理)の場合) 公式サイトに記載なし
減額報酬(任意整理の場合) 公式サイトに記載なし
所在地 東京都渋谷区東2丁目22-14 ロゼ氷川6階
対応エリア 全国対応
受付時間 24時間対応

渋谷法務総合事務所のメリット!

  • 任意整理含む債務整理の豊富な実績がある
  • 任意整理後の返済を1つにまとめられる
  • 任意整理に関する相談は何度でも無料

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※公式サイトに記載
※申し込み後、渋谷法務総合事務所から電話・メールが届きます。電話での回答後、相談に進みましょう◎

渋谷法務総合事務所は、任意整理に関する解決実績が豊富な法務事務所です。

実際に、月9万円の返済が半分以下の20,000円まで下げることができた事例(※)が公式サイトにて紹介されています。

(※2023年12月時点 公式サイトに記載)

任意整理の手続き後に、複数社の返済を渋谷法務総合事務所が取りまとめて行なってくれます。返済を1つにまとめることができるため、借金の管理と返済にかかる手続きが楽になりやすいです。

加えて、任意整理に関する相談が何度でも無料となっています。依頼前の費用を抑えられるだけでなく、実際に手続きの内容や費用感に納得がいった上で任意整理を依頼できます。

また、Webから無料かつ匿名の減額診断がいつでも受けられます。本当に任意整理で借金問題を解決できることを確認した上で、相談から始められます。

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※公式サイトに記載
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はたの法務事務所

はたの法務事務所 出典:https://hikari-hatano.com/

相談料 無料
着手金(任意整理の場合) 無料
成功報酬(任意整理の場合) 20,000円/件~
減額報酬(任意整理の場合) 10%
対応エリア 全国対応
受付時間 ・メール:24時間受付
・電話:8:30~21:30(平日)・8:30~21:00(土日祝)

はたの法務事務所のメリット!

  • 相談件数20万件超え・満足度95.2%の実績(※1)がある
  • 27年超え(※2)の司法書士歴を誇る
  • 任意整理は1社から対応してくれる
  • 分割払いに対応している

(※1,2 2023年12月時点 公式サイトに記載)

相談実績20万件以上・利用者満足度95.2%!(※)

※公式サイトに記載

はたの法務事務所は、相談料や着手金などが無料で任意整理の実績が豊富なことが特徴の司法書士事務所です。

はたの法務事務所のメリットとして、任意整理の相談件数や顧客満足度などの実績が豊富であることが挙げられます。

任意整理をはじめ、具体的な相談件数は20万件超え(※)で満足度も高水準なため、初めて任意整理をする方でも安心感を持って相談できるでしょう。

(※2023年12月時点 公式サイトに記載)

また、1社から任意整理に対応してくれることもメリットして挙げられます。最低3社からなどの条件を提示している事務所もあるため、依頼しやすいです。

相談実績20万件以上・利用者満足度95.2%!(※)

※公式サイトに記載

司法書士法人みどり法務事務所

司法書士法人みどり法務事務所 出典:https://www.o-shihoushoshi.com/

相談料 無料
着手金(任意整理)の場合) 無料
成功報酬(任意整理)の場合) 1社11,000円~
減額報酬(任意整理の場合) 0円
所在地 東京都千代田区九段南2-2-3 九段プラザビル8F
対応エリア 全国対応
受付時間 24時間対応

司法書士法人みどり法務事務所のメリット!

  • 任意整理に関する内容を事前に確認しやすい
  • 任意整理の際に掛かる初期費用が比較的安い

匿名OK!5分で借金が減らせそうかわかる!(※)

※公式サイトに記載

司法書士法人みどり法務事務所は、全国対応の任意整理を含む借金問題に対応している事務所です。

公式ページでは漫画形式で任意整理について解説されているため、事前にどのような手続きかをある程度把握しておきたい場合でも利用しやすいです。

また、相談料が無料となっているだけでなく、調査費用や着手金が無料なため、比較的初期費用を抑えて任意整理を始めることができます。

借金の返済が回っておらず、費用面に不安を抱えている方におすすめできる事務所です。

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任意整理に関するよくある質問

任意整理は司法書士と弁護士のどちらに依頼するのがおすすめ?

弁護士と司法書士の違い

140万円を超える債権は司法書士ではなく、弁護士に依頼することがおすすめです。

なぜなら司法書士は、140万円を超える債権に関して代理権を獲得できないと法律上定められているためです。

なお、140万円というラインは「債務額の合計金額」ではなく、1社あたりの債務額であることがポイントになります。

例えば、2社から150万円の借り入れを行っていても、A社から60万円、B社から90万円など1社あたりの債務額が140万円を超えなければ問題ありません

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任意整理以外にも債務整理をする方法はある?

任意整理以外にも債務整理をする方法として、自己破産と個人再生が挙げられます。

それぞれの概要を下表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

債務整理方法 概要
任意整理 債権者と債務者が利息などを交渉することにより、返済額の減額を行い、3年〜5年の期間で返済を行う
自己破産 財産がなく支払ができないことを裁判所に承認してもらい、法律上、借金の支払義務が免除してもらう
個人再生 債務の一部を免除してもらい、残りを原則3年間で分割払い等で返済を行う

なお、いずれの方法の場合でも弁護士・司法書士事務所のいずれかに相談することで、円滑に解決できる可能性が高いため、まずは専門家に相談すると良いでしょう。

任意整理するとやばい状況になる?

任意整理は決してやばいものではなく、借金減額の手段として有効なものです。

任意整理に関してやばいという声があるのは、任意整理後のデメリットを危惧した意見である場合が多いです。

例えば、任意整理を行うといわゆる「ブラックリスト」と呼ばれるものに登録されてしまうため、カードを発行したりローンを組んだりすることが難しくなるというデメリットがあります。

しかしこれらのデメリットは、事故情報が削除されるまでの5~10年が経過すればなくなり、元の生活に戻ることができます。

例えば、任意整理後ブラックリストに載っている期間中には、基本的にはローンを組めなくなりますが、解消後は手続き前のように組むことができます。

任意整理を行うことで、借金が減額されるというメリットの大きさと比較して検討することが大切です。

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任意整理をするとクレジットカードはどうなる?

任意整理をした場合に所持していたクレジットカードがどうなるかは、状況により2つのパターンがあります

状況 結果
任意整理の対象となったクレジットカード 即日解約扱いとなる
任意整理の対象としなかったクレジットカード 更新のタイミングなどで使えなくなる可能性がある

任意整理を行った際にブラックリストに載ってしまうために、新しくクレジットカードを発行することは難しくなります。

先述の通り、任意整理を行ってから一定期間後にはブラックリストから削除されるため、再びクレジットカードを持てる可能性はあります。

【2023年12月更新】任意整理の情報

※2023年12月11日更新

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参考文献

法テラス 債務整理 詳細

公益財団法人 日本クレジットカウンセリング協会 解決方法(債務整理)

関東財務局 多重債務者向け無料相談窓口

裁判所 債務整理の手続一覧

任意整理のイメージ

債務整理の方法についてのQ&A

第2回(公財)日本クレジットカウンセリング協会

金融庁 多重債務についての相談窓口

任意整理に関する公的機関の情報

消費者庁(CAA)

以下では、任意整理に関する情報として、消費者庁から公開されている動画を紹介していきます。



この記事の編集者

矢次裕一(編集者)

矢次裕一(編集者/ファクトチェック担当者)

債務整理ガイドの編集長。金融ジャンルの記事執筆・編集を経験。これまで延べ100記事以上の記事の作成・ファクトチェックを担当。
各弁護士事務所、司法書士事務所の公式サイト、法テラスなどの公的機関のサイトなどを参考にし、ファクトチェックを実施。
同時に、司法書士法人永田町事務所の代表司法書士である、加陽 麻里布などの監修者と連携し、情報の正しさを確認している。

この記事の監修者

飯田 道子

飯田 道子

ファイナンシャルプランナー

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プロフィール

金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。現在は各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。海外移住にも対応しており、特にカナダや韓国への移住相談や金融・保険情報を得意としている。趣味が高じてスキーやスキューバーダイビングのインストラクターも経験。現在は、数秘&カラーの上級トレーナーとしても活動している。

保有資格

ファイナンシャル・プランナー(CFP)

監修者の身元

https://paradisewave.jimdofree.com/

専門ジャンル

ライフプラン,ファイナンシャル・プランニング, 家計の見直し

この記事を書いた人

債務整理ガイド編集部

「債務整理ガイド」ライティング部門

これまでカードローンやキャッシングを利用し、その際に返済に苦しんだ経験あり。そのような経験と金融庁弁護士連合会司法書士連合会から調査した知識をもとに執筆を行う。

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